リタイヤおじさんの日々

日常のほっとする風景を描いています

単行本「司馬遼太郎が考えたこと」

2011-06-23 10:13:24 | 日記
それぞれ五百頁ぐらいで二冊、昔買ったのを読み返ししている。今朝曇り空早朝トレーニングを終えたあと、お茶しながら読み終わった。

司馬遼太郎1996年急逝(72歳)。
亡くなって暫くして発行されたいわゆるエッセイー集で、司馬小説のきっかけとか裏話とか諸々の想いを収録した二冊の単行本である。

司馬遼太郎は私が現役のころやたらに買い求め読んでいた。
今も時折、読み返している。(司馬以外の本は買って読んで処分が多い)

1980~90年代、現役真っ盛り忙しかったが“司馬作品をよく電車の中で読んでいた記憶がある。
表記単行本、
昭和38,9年頃(1960年代)のエッセイーが多いが今でも参考になり、新鮮さがある。
さすがだと思う。
ところどころに自分の鉛筆・ペンでアンダーラインが引いてある。そのライン部を読み返していると当時の気持ちがよみがえってくる。

流用などは恐れ多いが、(40歳前後の司馬がいう)、一つだけ記す。
・・・・・モームは想像力というものは、訓練によって成長するものだと信じているそうだ。若いころより晩年のほうがよりたくましい、といっている。
はやく齢を取らないか、と私は思う。
(司馬遼太郎「私の小説作法」 より・流用)
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