リタイヤおじさんの日々

日常のほっとする風景を描いています

老いの一現象・徘徊するご主人

2015-07-02 08:35:53 | 日記
徘徊するご主人。---80代ご夫婦二人暮らし---
ご近所のご主人。昨日、朝出かけ夕方になっても帰ってこないと言う。奥さんは警察に写真等を持って相談に行った。奥さんが出かける前、電話が入りその事実を知った。
ご主人、以前からよく散歩をしていた。昨今、ふっとした合間に散歩に出かけつい遠出してバスか電車で帰宅するつもりが、自分が何処に居るかわからなくなってしまうらしい。---奥さんから昨年あたりから何回か警察の厄介になった。気をつけていると聞いていた。---
奥さんは常に注意して、「独りで出かけないでね」と言ってもご主人ふっとした時、散歩に出てしまうらしい。(GPSを持っていてねと言っても忘れてしまうらしい)
ご主人80代いまだ足腰弱っても健全な肉体の持ち主、現役時代子会社に社長として出向していた。私、数年前ほど煩雑ではないが今も宅にお邪魔して茶飲み食事など共にしている。いつも笑顔で穏やかな方ですが、唯昔の話が出ると延々と話しだす。奥さんがその話しは前にしましたよ。で止めるまで話す。
そのご主人、昨年あたりから急に老いてきた感じがしている。奥さんも気の使い方は神経質になっている。---それでも私は以前と同じ様に出入りしている。(お二人が歓迎しているのがわかる)
徘徊。事実は残酷だ。ご主人老い、老いがきたのだ。私にもがわかる。--私にも来る(来ている??)。--
でも人間の尊厳は変わらない。ご近所で事があれば---例えば今回のようなこと---。 息子さんは2~3時間の処居る現役、ちょこちょこ出向いては来られないらしいが気が重いだろう。現役・若者たち(4~50代)の間で親の介護などで人様に言えない苦労があることをいくつも知っている。
昨夜遅くアル警察署から奥さんと帰ってきた徘徊をしたご主人。お宅に出向きご近所として何かあれば手伝いすると奥さんに再度言いながら駄菓子を差し入れし御苦労さま。とねぎらった。
高齢化社会なのだ。

今朝のブログ、内容が“重く”なった。
せっかく入れた熱いコーヒー、キーボードを叩いていて気がついたら冷えていた。
私も老いた。か。老いた。よ。な。だ。----なにせ70代に入ったからな。
そうかな。。。抵抗もある、、、、がな。

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