リタイヤおじさんの日々

日常のほっとする風景を描いています

里山で薪割り

2010-10-12 05:53:35 | 里山
 薪割り(携帯カメラ)

 昼飯はカレーうどん(携帯カメラ)


里山の冬支度の一つ、
 楽しみの薪割りをしに行った。事前には友人を何人か誘って「体験・薪割りツアー」もいいかなぁ~と、
頭をかすめたが、「仕事」をするのだ。と、割り切ってカミサンと二人だけで行った。

 現役のころは時間的制限で一束、数百円の「薪」を購入していた。厳冬期には一日に7~8束を消費して
バカにできない燃料費だった。
よくハイキングなどで山地に放置された丸太をみるが「ほしいなぁ」と言ってみたところ運搬手段がない。
又、木ならなんでもいいというわけでもないで通り過ぎた。(薪ストーブには固い材質の落葉樹がベスト。)

 リタイヤしてから、薪作りは大変だが楽しみの一つになっている。最終工程の薪割りは雑念を払い
集中しなければ
できない。危険も、失敗も伴う。石工は割筋を見定めて一挙にノミを入れる。と言う。

 我がイメージはちょっとオーバーだが宮本武蔵かイチローの真剣勝負時の心境である。
呼吸を整え、フワッとした体勢から薪の筋目を狙い斧を打ちおろす。丸太は二つに割れ飛び、
斧は軽く台座にささる。
この形が理想であり、目指す。

・・・・・わかりやすく言うなら一時、流行ったボーリングでストライクを出す時の心境かな~。

 これを午前中と午後休憩をはさみながら一人で黙々とやる。そして軒下に並べ終わる。
この「一連の労働(特に運搬はきつい)」は雪に覆われた里山で薪ストーブにくべ、中で燃える炎を
みていると気持ちが癒される。
これがすべてだ。

もっとも、誰でも火遊びは好きで心が癒されると言うから「一連の労働」はともかく、
炎は不思議なものだ。

 まもなく木枯らしが来て、速足できます里山の薪ストーブの季節が、、、。


付記)
・我々の年代ではガキの頃に風呂の薪作り・薪割りをやらされた人間が結構いる。
その経験が今、ものを言う。
・立木をチェーンソーで切って自然乾燥、枯らした丸太(3~5年近く)を薪割り材に使う。
・地元で知り合った友人たちが切り倒した木を使ってやと言うが運搬手段の軽トラがほしい。
(レンタルを考える)





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