映画日本100選・フーテンの寅さん

山田洋二が選ぶ”映画日本100選”。
2年間に渡りBSで放映され昨日が最後の一本「第一話・フーテンの寅さん」だった。昨晩(5日)放映され、つい最後までみた。

終わって、
ガイドに出演していた山田洋二のコメントも良かったが、渥美清の若かかりしころの演技が、そして”さくら・おいちゃん・おばちゃん”たち共演者も個性豊かで良かった。-----今は”寅”を含め何人かは亡くなっている---

映画日本100選、
それぞれの映画に出ていた俳優さんの映像がカットで映し出されたが、よき時代の俳優さんの演技の素晴らしさがよみがえってきた。

今は多くの俳優さんが亡くなったが映画、演じる方と見る方、それぞれが心ハッピーだった時代があった。
それを感じた。
山田洋二はそれをよく知っている。そんな”映画日本100選”だった。

我々のガキの頃は一部の方を除いてみんなが貧しかったが、当時の俳優さんたちは映画という世界で我々に、ほんのひと時を励まし、楽しませてくれた。

貧乏だったが心まで貧しくは無かった時代があったのだ。