頼々軒厨房に入る:鯛の煮付け～すぐに腹を立てる人々を考える～

先週末2週間ぶりに台所に立ちました。今回は真鯛の煮付けです。子供が食べる事も考えて私にしては甘い味付けにしました。写真は妻の分、私はカマの部分で、子供達は最も食べやすい切り身の部分です。子供達の分は皮を剥いで、骨を取ってから出しますが、当然骨が残ってしまう場合もあります。骨が残っていると以前は「骨があったよ～」と文句を言っておりましたが、親の答えとしては「魚には骨があるの。自分で取って食べなさい」です。今では骨があっても文句は言わず、自分で口から骨を出せるようになりました。

さて、普段スマホやらパソコンやらで色々調べ物をしていると、様々な「食レポ」が目に入ります。中には何でこんな事で腹を立てるの？、それは文句を言うことか？と首をかしげる事もしばしばです。気分を害すると当然味も悪く感じるもので、結局美味しく食べられない事になる。終いには自身のSNSやら食⚪︎ログやらに投稿して他人の気分まで害することになります。

どっちが正しいとか悪いとかの問題はさておき、結局腹を立てて「料理が不味くなって」損をするのは腹を立てる側なのだから、些細な事で腹を立てるのはおやめなさいと言いたい。そしてそのような人に限って、飯を不味くしているのが自分自身だという事に気が付いていない。

まあ、本当に美味しくない場合は仕方ありませんが。私の作った鯛の煮付けは完食していただきましたが。

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