「不可視の両刃」放射線に挑む~英国大学院博士課程留学~

英国に留学して放射線研究に取り組む日本人医師ブログ

Christmas Eve, Christmas, and Boxing Day

2018-12-26 | 雑記
12月24日、25日、26日は英国ではそれぞれChristmas Eve、Christmas、Boxing Dayと呼ばれる休日になります。26日は慣習的にお休みになっているようです。このまま来年1月2日までクリスマス・新年休暇を取得する人も多いです。私の所属する研究センターは21日午後から休暇体制になっています。つまり、2018年はもうおしまいです。

日本では、平成最後の年末と言うことで、30年間の平成という時代を偲ぶ時期かもしれません。英国ではBrexit(英国EU離脱)を前にした最後の年末であり、日本でも報道されているかもしれませんが、ここ最近は政情的にすこし不安定となっています。テリーザ・メイ Theresa May首相も、このままEU離脱合意を議会から取り付けることが出来なければ、英国は来年の3月29日には合意なき離脱という状況に追い込まれてしまいます。とくに北アイルランドは、アイルランド(こちらはEUのまま)との国境を直接接しているだけに、すこし不安を抱いたまま年越しを迎えています。
来年3月29日に、一体、この国はどうなるのでしょうか…

私も今年は個人的にはだいぶ苦しい年でした。
研究者としての命運を賭けた論文がなかなか思うようにはジャーナルに採択されなかったこと、帰国後の就職先についてかなり混迷したことなど、「こんなはずじゃなかったんだけどな~」と思うこともしばしばありました。
しかし、論文については現在も奮闘中ですが、就職先は最終的に思いがけない方向に進む可能性が出てきて、結局、「まあ、なんとかなりそうかな~」という感じに落ち着きました。クリスマスも、とくに特別なことがあったわけではありませんが、それなりに落ち着いた気持ちで迎えています。

来年は、英国大学院も修了し、また新しい挑戦が始まります。
まだ確定したわけではありませんが、おそらく来年の冬までには日本をまた離れて、再び私は欧州の地に居ることでしょう。どうしてこうなったのか、我ながらよく判りませんが、すこしワクワクしている自分がいます。私は日本ももちろん好きですが、海外に滞在することもそんなに苦ではありませんから。また新しい何かを見つけることが出来ればいいなと思っています。
はてさて、一体、どうなることやら…。

本年もこのブログをご覧になって頂き、誠にありがとうございました。
来年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。

それでは、どうか良いお年を。


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