「不可視の両刃」放射線に挑む~英国大学院博士課程留学~

英国に留学して放射線研究に取り組む日本人医師ブログ

泣き面に蜂

2018-12-06 | 雑記
引き続き、悪い知らせが飛び込んで来ます。泣き面に蜂というやつでしょうか。
明日を描こうともがきながら、なんとか頑張っているつもりなのですが…。

どうやら、私は研究を継続することは難しくなりそうです。
もちろん、私の力不足が主な原因なのでしょうが、現在、放射線研究が必要とされていないという状況もあるのでしょう。この分野のポジションも、研究費も、ほとんどありませんから。広島、長崎、そして福島。放射線禍によって辛い体験をされた方々は少ないと思うのですが、残念ながら、放射線研究の必要性はあまり顧みられていないようです。科学の営みは人間社会に立脚しており、社会に必要とされない研究は、当然ですが、この世界には居場所がないということです。

無念です。

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