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聖都『ヒヴァ』 当時の城壁が残り、そこに未だ暮らしが存在する古代の街とは一体!?

2012-09-17 11:26:10 | 中央アジア

よく町で歩いていると

「キタイ?(中国人)」

と聞かれます

その時

「no.ヤポーニャ!!(日本人)」

と答えると

あからさまに態度を変えるのは

やめて!!

てか、やめようよ!!

だって……

みんな同じ人間じゃないかぁ!!

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ヒヴァのご紹介!!

ヒヴァは、首都タシケントの西約750kmにある、アムダリヤ川下流のオアシスの町で、古代ペルシャ時代からカラクム砂漠へ出入り口として繁栄しました。
ではその町へと早速入っていきます
入るのはここ
『オタ・タルヴァザ門』

ここでチケットを買うことが出来ます。
しかし、なんとチケットは20000cym!!
しかも、なんと学割なし!!
高すぎだろ(笑)
なので、今回はチケットなしで回ります(というかなくても十分見て回れる)

すると、こんな町並みが急に広がります!!

17世紀の様子を残しつつ町が残っていて、
まるでタイムスリップしたかのよう!!

その昔四方を砂漠に囲まれながらアムダリヤ川のデルタ地帯であるホレズム地帯であるここに人間が住み始め、農業を始めたのは4000~5000年も前のこと。
ヒヴァの起源はもっとも古いでしょう。
しかし、当時はシルクロードからカスピ海、そしてヴォルガ川へと向かう脇道の小さな中継の町に過ぎなかったのです。それが17世紀ヒヴァに首都が移されてから、ホレイズムの政治、経済、宗教の中心地になって発展していきました。
その後ホレイズム随一のイスラームの聖地となり、町は外敵の侵入を防ぐために外壁と内壁の二重の城壁で守られ、中には20のモスク、20のメドレセ、6基のミナレットが建てられた。
「小さいながらも歴史ある貴重なシルクロードの古都」
それがここなのです
これもあり1990年にユネスコ世界遺産に登録されたのです。

さて、先ほどの写真を見ていただくと目の前に青の彩釉タイル模様で覆われたミナレットがあります。これは

『カルタ・ミナル』

下でのベスト・ショット

実はこれ、比較的新しいもので1852年に着工したものです。
それでも古いか(笑)
ムハンマド・アミン・ハーンが109m高くて立派なミナレットを建て、頂上から400km離れたブハラの町を見張ろうと考えていたそうだ
基礎部の直径は14.2mあるので、70から80mの高さにはなったかもしれないですね^^
しかし、1855年にペルシャとの戦いで死んだために中断したらしいので、26mのままで短い――つまり"カルタ"(短い)というミナルになったそうです。

それが見渡せるこの通りはメイン通りで東門まで続いています
お土産屋がたくさんありますね
  
ベストショット

近くにラクダもいたりします

地元の人もなんだこいつは的な目

こいつは『ジュマ・モスク』内のミナレット

このモスクは中央アジアで最も有名なモスクの一つで、多柱式建築で約3m間隔で213本の柱があるそうです。
まぁ私はチケットがないので入っていないのですが(笑)

そこ付近にあった
なぜか人形がおいてある椅子

まぁ色々とミスマッチ(笑)

そして、ついでなのでその近くにあるのが有名なラグマン屋

 

平麺で美味しいらしいのですが、売り切れてて食べれませんでした(泣
中はこんな感じで、綺麗なんですが
また少し歩くと
  

いくつものメドレセに出会います!!

『アラブハーン・メドレセ』

『エミール・トゥラ・メドレセ』

ここから見える絶景

近くの子供を撮って
また歩いて行きます

   

そして、これは

『クバイ・ヒッザ・メドレセ』

このように小さなメドレセがたくさんあり、
それがホテルだったりレストランだったりと
使用されているのが驚きです。

そして

『パフラヴァン・マフムド』

メインストリートから南に行ったところにある霊廟です。ここにはヒヴァの庇護者として尊敬されていたパフラヴァン・マフムドが眠っているそうです。
彼は毛皮職人あったが、同時に詩人でもあり、哲学者でもあったそうだ。そして、クラッシュ(ウズベキスタンの武道)の名手であったので、そこからパフラヴァン(強手)と名付けられたとのこと。

なんか凄いおっさんだったんだなぁ(笑)

  

ベストショット

この写真は祈りをささげている様子です

では
また歩いて行きます

しかし、いい町ですねヽ(^o^)丿

そしてここが東門の近くにある

『アラクリ・ハーン・メドレセ』

アラクリ・ハーンが1830~1840年にかけて、イチャンカラノ東門にメドレセ、その北にバザール、キャラバンサライをほとんど同時期に建てたらしい。現在このキャラバンサライは屋内バザールになっているそうで、中には民族衣装やウエディングドレスなども売られているそうです。
そしてユネスコが管理する
しかし、チケットがいると思っていた私は入らなかったので写真は撮れませんでした(^_^;)

ちょっと城壁の中ではないのですが
離れたところにある宮殿もご紹介します。
宿から北に歩いて突き当りを少し左に曲がり、さらに左に曲がったところにあります。

『ヌルッラバイ宮殿』

20世紀の初めに商人ヌルッラバイの敷地に建てられた宮殿です。
中には陶器のストーブやクリスタルのシャンデリアが中にあるみたいです。

ちなみに近くに美味しくてローカルプライスのラグマン屋があります!!

  

さて、こんな感じでヒヴァの町を紹介して
最後に一番高いミナレットから町の様子をお伝えする

ま・え・に☆

ちょっとせっかくなので
変わった観光の仕方
外周の城壁を無理やり散歩するご紹介!!

子供たちが登っていたので
そこから上へ

  

城壁をぐるっと一周、西から北へ

Mさんと一緒に回っていきます!!

  

しかし、全てここは外周が繋がっているわけではないので南門へ
無理やり降りたり、登ったり
だって登るとこがなかったりするので(笑)

  

一回門を降りるとおっちゃんが挨拶してきました^^

そこから上に登り見て回っていきます
足場が悪くて危ない

  

そしてベストショットを撮りつつ!!

いい眺めです!!
どうにか最終地点到着!!

疲労により髪と顔が凄まじい(笑)
2kmほど登ったり下りたりしながら歩くので
ちょっと疲れましたがこうやって城壁を歩きヒヴァの町を見渡すのも
町の様子を知り、自分が溶け込んでいく感じがするので
おすすめします^^

では、最後にヒヴァのご紹介するのは、
『イスラーム・ホジャ・メドレセとミナレット』

ヒヴァの最後のハーン、イスフェンディヤル・ハーンの大臣イスラーム・ホジャによって1990年に建立されたミナレットです。
イスラーム・ホジャは非常に優秀な大臣で、ロシアをたびたび訪れ、得た知識を自国の発展に役立てようとして、病院や郵便局なども開き、橋や道を造って近代化した。しかし、非常に人気が出たため、ハーンと聖職者たちの陰謀で殺害されたそうだ。
しかし、こんな発展の裏には活気のあった奴隷市場もあり、その残虐非道なヒヴァのハーンの仕業があったことも感じなければならないです。
報われないですね。
昔は活気のあった奴隷市場もあったそうで
その残虐非道なヒヴァのハーンの様子を感じることが出来ますね。

ここのミナレットは一番ヒヴァで高く45m。基底部の直径は9.5m。
しかし、色タイルの模様のつけ方により、実際より少し高く見えます。
118段の階段があり、登ることが出来て
  

その眺めがこちら!

ヒヴァの町ってやっぱタイムスリップしたような気分になる町ですね
全てが当時のままと言ってもいいほど
サマルカンドやブハラに比べると見劣りはするかもしれないですが
シルクロードを体感する際にはこの町を訪れるべきだと感じます。

では次は
ちょっとまじめな話
20世紀最大の環境破壊と云われ、地球温暖化の象徴とされるアラル海の様子をご紹介しようと思います。

次回!!

『消えゆくアラル海!!船の墓場とは一体!?』

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2 コメント

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Unknown (ほりばた)
2012-09-18 12:36:24
お久しぶり!
コメントはしてないけど、ブログはちょくちょく見てます。

写真を見てると、同じ地球上でも全然文化とか違うんだなぁって思う。
今回なんて日本じゃ確実に漫画の世界だよねww
街を歩いていると世界観が変わりそう。

これからも健康には気をつけて頑張って!
返信する
ほりばたさんへ (けんせー)
2012-09-19 16:06:59
久しぶり!!コメントありがとう!!
見てくれてるだけでも十分嬉しいよ!!

確かに日本じゃ漫画ぐらいでしか見たことないから、まるで映画の中に迷い込んだ気分になる(笑)

これからはヨーロッパに近くなっていくからさらに違った文化になっていくやろうけん、楽しみにしといてばい^^
返信する

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