ようやく、「黄色い涙」。

昨夏購入して以来ほったらかしにしていた
「黄色い涙」（犬童一心監督）のDVDをようやく見た。
パッケージに書かれているあらすじから
「こりゃ…眠くなるな」
と、なかなか食指が動かなかった作品。

予想は見事に裏切られた。
何ということもない話なのだが、好きだなあ…。
嵐さんの作品の中で、というより
今まで見た映画の中で、かなり好きな作品。

しかし、どういう作品かと訊かれても説明に困る。
腹を空かして…少しでも金ができたら酒を飲んで…
夢をでっかく描いて…質屋に行って…横山ホットブラザーズ。
これといって何かが起こる訳ではない。
ただ、少しずつ何かが移り変わっていく。
夏が過ぎゆく感覚に近いかな。
明るいようでもあり、かなしいようでもあり。

中村義洋監督の「ジャージの二人」が好きな人は、是非。
あの作品もねえ…何も起きないのに、面白いんだよなあ。

逆に、アイドル映画であることを期待して見ると
拍子抜けするかもしれない。
特に松潤ファンは、出番の少なさに絶句するのではなかろうか。


松潤といえば。

再放送で「スマイル」を初めて見た。
こういう演技もする人だったのか、と驚いている。
今までの出演作をさほど見てきた訳ではないけれど、
恋愛ドラマよりヒューマンドラマの松潤の方が好きだなあ。
でも、松潤がヒューマンドラマ担当になってしまうと、
嵐さんの中に恋愛ドラマ担当がいなくなるような気も…。


閑話休題。
「より道のススメ」というナビゲートDVDを本編の後に見た。
それぞれが「黄色い涙」について語っているけれど…、
翔さん、若いなー。
見た目ではなく…言葉の選び方というか。
つい、クスクス笑ってしまった。
（他のメンバーはあまり変わっていないと思う。）
最近は、大人だなー、素敵すぎるだろー、と思うことが多くて。
いや、いいんだけど。
ファン心理とは複雑なものですな…って私が屈折しているだけか（＾＾；