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冬至草/石黒達昌

2006-08-01 00:11:01 | 本と雑誌
Touji_sou
いやはや。お美事。
希望ホヤ
冬至草
デ・ムーア事件
が良かったなあ。

くだらん解説もないしね。
オレはハルキ文庫版「新化」の荻野アンナとか吐かすバカの解説を許せないからね。
作品が好き好きスーなのは分かるけど,原書の魅力をまったく理解していないクソ馬鹿なラブコールは書かれた方も迷惑千万であろうと思う。

なんつったら良いんだろうか。mixiのようなみんな仲良し
どうわたしこんなこと考えちゃったのよ~いいねいいね○○さんそのおはなしすてきようそういうかんがえかたもあるよねあっていいよね
てな傷つけられたくないから誰も傷つけないなあなあでイイじゃない。ってお前ら真剣勝負しろよ。 みんな平等共産主義ですかそうですか。

ああ,書いちゃった。
ま,反発されても良いんだけど,そんな生ぬるいエセ幸せに浸っていたくはない。自分に自信がないからひとに優しくしてもらいたいんじゃないのかね。明確に"癒されたいから"ってひとならソレで良いとは思うけどね。
五代くんだって桜子さんだって辛い涙をながすからみんなに優しくできたんだ。みんなの幸せのためにタタカウことができたんだ。ひとのために泣けないヤツがひとのための仕事なんてできっこないわな。

自分のためのことしかできないヤツをプロフェッショナルとは言わないのだよ。

空気嫁。

ってわけで何がステキだったかというとやっぱり表題作だよね。架空(架空じゃないと真面目に主張したくはあるんだけど)生物ってステキやん。「新化」も「人喰い病」も良かったじゃないの。で「冬至草」ではなんとあの「鼻行類」をリスペクトしてるのだ。ハイアイアイ群島のオニハナアルキって植物にしちゃってるし(笑)。でもね,こういうのが美しいリスペクトなんだよね。

鼻行類が好きなのは分かるけど,もう消滅してしまったのに「ハイアイアイ群島からレポートしてます」とかね,もうバカとしか言いようがない。原著で消滅してるのにお前らタイムマシン使ってるのかよ?やるんなら失われた原稿を発見しましたとか,あるはずのないどう見ても偽物の剥製なんだけど調べてみたら本物でしたなぜ本物と断定できるかと言えばこれこれこうでして(生物学的にどうとかこうとか剥製作りの手法とか何とか)しかも出所はこうこうなのですよ-みたいな作品作れよアホ共が。
「もう確かめられないんですよ」ってのが前提なんだよ。そのルールに則って楽しむことが出来ないのかね?出来ないんだろうけど。余韻を残したルールそのものを身勝手に改変しちゃだめよ。誰も読まない同人誌でも書いてろっての。
「コレが好きな私ってステキ」わかるわかる。けどね胸の内にしまっとけ。頼むから。


女信長/佐藤賢一

2006-07-30 23:55:43 | 本と雑誌
Onna_nobunaga
ようやく生活のスタイルが落ち着いてきたというか,リズムが整ってきたというか,結果も出せないのに会社から帰らないのは会社にとって損失だと大声で言えるようになったとか(笑)いろいろあるけど,とりあえず何とか心のバランス取りながら働いてます。
で,先週アマゾンから届いた「女信長」です。本日読了しました。
いやねえ,佐藤賢一さんの大ファンではあるんですけどね(山形県人を褒める自分が悔しい)こうまで「女性」というものを佐藤賢一視点で解体して(というか男というものを分解して内蔵をさらけ出し),自らの性癖までをも公開しなくても良いではないか。あんた,フェミニストに刺されても誰も同情しないがな…。つうか国分町でどんなマニアックな店に通っていたのか(爆)。「犯す」ことでしか自分の(男の)優位を確認できないかわいそうな人なのかもしれないな。性処理だけが魂の安らぎじゃないし,心のふれあいでも無かろうに。

で,まあ内容なんだけど,ジツに見事に信長の事跡を「彼が女だったから」というパズルの中に押し込んではいると思う。さすがに上手いし読ませるとは思う。けど,アタシは明石散人センセイのファンだから,信長が天才だったとは思っていないし(天災ではあったかもしれない)義輝を悪く書くのも許せない(宮本昌孝のファンだし)。
まあエピローグが「ピエール」のエピローグのようになんだかほんわりと優しい感じだったから許すけどね。


君のツノは小洒落ているかっ!

2006-07-30 23:19:25 | 本と雑誌
Origin_13
先週末は本屋に行ってマンガとか小説とか買いました。
でベストは?と聞かれたら,上の写真のとおりでございましょ。
「あの小洒落たツノっ!!」
「あの 他人より目立とうという意図が丸見えの赤い色っ!!」
ガンダムの歴史に残る名台詞となることを請け負いますわ,マジで(笑)。
つーかおまいらも「見た目が大事」だろうに…。

仕事の方は飼い殺しの割に(笑)けっこう忙しいです。
週末は中国組と一悶着あったりしたりして。というか国内のアホウ共とこそ悶着を起こしてしまいたかったりはするのだけれど,プラッチッチがどーしょーもないので喧嘩にもならねえのな。


昔の本とか

2006-07-17 22:00:09 | 本と雑誌
Kazenokamisama
なんか分かんないけど無性に昔の名作(とオレサマが思う本)が読みたくて読みたくて。
「ナウシカ」をあさってみたり「邪馬台国はどこですか?」「新化」「大正野郎」「玄奘西域記」と隣の部屋から発掘したりなんかして。まーねー,一年もたっていながら隣の物置が本に埋もれたまま整理も整頓も出来ていないってのはオレ的にとても心苦しいのである。さっさと綺麗にして古いマンガやレコードや大好きな小説群を堪能したいではないか。
でもね,あまりに暑くて作業できる時間は30分が限度だったりするのな。
今更(ホントに今更なんだが)カシとpecoのアリガタメーワクな手伝いなんか拒否して自分で引っ越ししておけばこんなことには…。
つーわけで(←?)今週中にはあぽーに電話して修理を依頼する予定。


厭魅の如き憑くもの/三津田信三

2006-07-17 21:53:06 | 本と雑誌
Kakasisama
やああっと読了しました。
何だか最近は本とアナログレコードを消化できない。困ったことである。
三津田さんは「蛇棺葬」「百蛇堂」で惚れ込んだホラー作家さんなのだけど,「百蛇堂」でホラーよりも謎解き側に大きく傾いてしまっているのが心配される作家さんなのである。
まあミステリー好きにはコレで良いのかもしれないけれど,この方のホラー的表現能力に触れてしまえば,ミステリなんかにうつつを抜かさず全力でホラーを描いていて欲しいのだなあ。ホントにこの人の恐いシーンは恐いのだよ。いい歳こいて便所に行くのが嫌になるぐらいだし,背中が気になって気になって…。
ホラーは一瞬のとてつもない恐怖をどこまでリアルに描けるかが勝負だと思う。筋が通っていないのはどってことない。ホントに恐いことに出会ったら辻褄なんて合わないのだから。辻褄の合う理屈の通った話なんてアタマで考えた偽物の怪談であることが多いんだし。本物の怖さって説明できないからなんじゃないのか??
そーゆー意味で,このひとの描写は凄い。けど,百蛇堂のように理屈をつけようとして怖さを1/10減にしてしまったのが悲しい。売れなくてもイイから日本一恐い話を書いて欲しいなー。