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Waltham Royal Canadian Air Force

2008-10-30 00:05:02 | 時計
Rcaf1

カナダでは大戦中の一般兵に人気だったのがROLEXのVICTORYSKYROCKETだったつーのはココで紹介したとおりですが,それは個人で購入する装備なわけで,官給品じゃありません。軍用時計ヲタ的には脇道にそれたコレクションになります。
んじゃあ本筋のカナダ軍の制式時計は?と疑問に思った方の一人や二人や三人ぐらいは存在してくれても良いはずで…。
こいつが1942年王立カナダ空軍のパイロットに支給された時計になります。
文字盤には誇らしげに"RCAF"10角形の裏蓋には"ブロードアロー"と"R.C.A.F."空軍コードの"6B/150"と"ナンバー/製造年"の刻印もあります。
Rcaf2

裏蓋はステンのスクリューバックでケース本体は真鍮製になりますが,防水性能はなくダストプルーフですね。ムーブメント保護のため防塵二重ケースになっとります。

「なんだこのA-11の出来損ないは?」などと云わずに,「英空軍のA-11」或いは「Mk.VIII」とよばれる時計を思い浮かべていただきたいものです。

Rcaf3

載ってるムーブも全く一緒のWalthamのPREMIER16石6/0の42なのですが,こっちはノンハック。故障なのかも知れませんがね(笑)。ま,白文字盤の軍用時計は稀少ですから大事にしましょう。


JaegerとかLeCoultreとかVXNとか

2008-10-07 00:17:01 | 時計
さて,ここにルクルトの時計があります。

Lecoultre_02

30~40年代のルクルトだとワタクシ思うわけですが,このルクルトつーのも,なかなか謎のメーカーだったりします。

今ではJaeger-LeCoultreとして有名ですが(と云っても時計好きだけの話か?)もともとはスイスのルクルト社とパリのジャガー社の合併で出来た会社のようです。
1976年までは,ヨーロッパではJaeger-LeCoultre(まれにJaeger)米国ではLeCoultre銘で販売していたようです。
(Jaeger銘は車載用の8日巻時計とかでは割と見かけますが,腕だとクロノしか見たことないです)

この時計は文字盤もムーブもケースもLeCoultre表記ですので,米国で売られたものと思われます。
背景に見える「Jaeger」はブルボンのキーホルダーで3年ほど前に紹介しています。

Lecoultre_01

あの時は「ルクルトの時計は買えないけど…」なんて書いてますが…買っちゃってますネ。

さて,ルクルト社ですが,基本エボーシュメーカーだったんでしょうか?バセロンやピゲやパテックといった超高級時計メーカーにムーブメントを供給しています。
そこいら辺のバセロンとの関係から(?),米国向けルクルトとジャガー・ルクルト製のバセロンのスイスコードイニシャルは共通で「VXN」となっていると思われます。ちなみにヨーロッパ向け自社品であるところのジャガー・ルクルト銘のコードは「LXJ」となります。
↓「Complete Price Guide to Watches」の2004年版より
Swisscodeinitials

一昔前,このスイスコードを間違えて解釈した方々がおりまして,VXN=バセロン製との情報が走り回りました。ルクルトの時計がこのスイスコードイニシャルのせいでバセロン製に化けてしまい,高額で売り買いされたことがあったようです。といっても,ルクルトムーブをバセロンと偽ったところで,どっちにしろ一般人には買えるわけもなく実害を被ったのは金持ちだけだったろうとは思いますがwww
ルクルト製のバセロンムーブなのであって,バセロン製のルクルトムーブなのではありませんから,賢明な皆さんは間違わないように。
また,このスイスコードですが,ムーブメントの製造メーカーを識別するものではなく,最終的に組み上げたメーカー(完成品のブランド銘)の刻印だと思われます。でなければ,商社である(はずの)米国ウィットナーのコードなんてあるわけがないです。

ってわけで,ムーブメント全景。

Lecoultre_03

ブリッジに「VXN」の刻印が見えますね。上で云ってることが正しいのであれば,このムーブメントが「Jaeger-LeCoultre」のケースに入っていてはいけないわけでして,その場合はニセモノ或いはガッチャマンってことになると思うのでありますよ。
んだけど,どーみても本物くさい,文字盤LeCoultreでムーブがJaeger-LeCoultreの軍用6B/159(白文字盤中三針)ってのもあるし,ホントの処はアタクシもワカリマセン。

まあ,そんなわけで,「バイメタル切りテンプチラねじ出車」とある意味サイキョーの上,よだれため息が出るほど美しいムーブメントなのですが,ジュネーブストライプが施されていないのが残念というか,アメリカ向けらしいと云うか…。

つーわけで,このムーブ
Lecoultre_04
CAL.450であります。
恐らくたぶん450の後にはaとかbとかcとか枝番が付くのでしょうが,ムーブメントそのものからは読み取れません。知ってる人は教えてね。


バラサブ(2)

2007-06-08 00:46:30 | 時計
えっと,早々と眠ったはずなのになぜかぽっかりと目を覚ましてしまいました。んなら更新でもするべえかと思ったんだけど,なんとなくネタがないかな?なんて。
そーやって(ウケる というか自分が書いてて面白い)ネタがないなあ。なんてやっちゃうと,アタシのお友達の皆さんのようにblogが開店休業ってことになっちゃうので,時計でいきましょ。

ジツはお気に入りのゼニスのウィームズ他3本が入院中です。ゼンマイ切れちゃったRolexのskyrocket,ジツはOVHしてないだろ?という騙され疑惑のあるOMEGAのW.W.W.,夜光の色合わせをお願いしたTUDORバラサブです。
こいつらの修理代がしめて150k¥という恐ろしいことになってしまって…。あーあ,夏のボーナスでPC買い換えるつもりだったけど冬までおあずけですわ。

んで,だ。せっかく修理を頼んだんだから,裏蓋を開けられなかったバラサブの裏蓋内側の刻印とムーブの写真をお店にお願いしてみました。
Tudor_sub_6
コレで安心ってほどじゃあないかも知れませんが,見た感じホンモノのCAL.390のようです。ちょっとだけですが,ほっとしました。
で裏蓋内側の刻印ですが。
Tudor_sub_7
こんなんです。
MONTRES TUDOR S.A.
GENEVA-SWITZERLAND
PATENTED
STAINLESS STEEL
7928
VI. 65

問題は最下段の「VI. 65」です。
アタクシの知識が正しいならば,最下段の刻印は「VI.=6th」「65=1965」ということになります。最初のローマ数字は慥か四半期を表していたはずなのですが…。第六四半期ってなんなのよ(笑)。これは,アタシの記憶違いで「ローマ数字=製造月」ってことなのかね??(あるいは考えたくないけどパチモンなのか??)

この子は針と文字盤の夜光の色合わせをお願いしています。サービスでインデックスの色に合わせて針の色を変えてくれるとか何とか。戻ってきたら紹介しますね。

おお,眠くなってきた。そろそろもう一度布団に潜るとしましょうか。


Thanks for visitors from MWR forum

2007-02-20 23:05:57 | 時計
Smiths_engrave
This picture is a present for you from MWR Forum.
Now I understand the meaning of "KA", Thanks!!!
Can you see the difference of carving depth between "KA 0290" and the others?
If you wanna give me a message, don't use "comment" or "trackback" link. Those links function properly only in Japanese language.

さて,そーゆーわけで,MWRフォーラムからなんだか外人さんがここに顔を出しているのである。
なんじゃろな?と思ったら,アタクシのSMITHSの時計が話題になっているのね。

超訳すると
「をい,藻前ら。スミスの軍用に"KA 00127"って刻印のがあるけどコレってなんじゃらほい?」
「そりは[K]enya[A]rmyの略で稀少品ぞなもし」
「何言ってやがる。んななぁパチモンじゃ」
「ノンノンノンノン。ナンバー違いのヤツ見たことあるぞ」
「嘘つけ。ボケ」
「ホントだっちゅーに」
「んなら見せてみろ」
「おーよ。これだ(オレ様のプログー)」
ぞろぞろぞろぞろぞろぞろ
つーことらしい。

にしても,まさかコレがケニヤ陸軍の時計だったとは知らなかったよ。
もしかしてそんなモノを買っちゃったからアフリカに行かされたのだろうか??
とか
この時計はケニヤの独立後のものなのか前のモノなのか?
とか
いろいろ考えちゃいます。


TUDOR SUBMARINER (small rose)

2006-10-10 04:30:48 | 時計
Tudor_sub_1
ロレが嫌いとか何とか云ってるくせに。と云われるのかもしれないのだけれど。
軍用時計好きとして避けては通れないものではあったりするのです。
米海軍と仏海軍が市販品をそのまま支給したと云われるいわゆるバラサブです。
フランス軍は英軍や米軍のように明確なミルスペックの規定が無く市販品を調達支給していたと云われていますので,スペックの刻印やブロードアローの刻印なんかはありません。見た目はフツーの市販品です。けど空軍のtype20とか21は,あれって思いっきりフランス空軍用のような気がするんですがね。
Tudor_sub_2
悔しいことに手持ちのオープナーでは歯が立たず(締め付けがきつすぎる)裏蓋の内側を見ることが出来ないので製造年は不明ですが,小バラのサークルラインのない文字盤ですので恐らく60年代後半のものと思われます。
TUDORがロレを離れて独り立ちするまで,裏蓋にはこのように「ケースはROLEX製ですぜ」って刻印がなされていました。
ROLEX製をうたっている割に,チュードルのサブマリーナはロレより先に200m防水を市販したとも云われていまして,なかなか面白い個体なのではないかなと。
Tudor_sub_3
リューズはドットも何もない王冠マークのみです。

チュードルのサブはこの後74年から83年まで再びフランス海軍に採用されます。この時その性能とコストパフォーマンスの高さが世間に認められていったのだと物の本には書かれています。70年代からは裏蓋に「MN」或いは「MNxx」という刻印がなされるようになります(xxは支給年の西暦下二桁)。
つーわけで一般的には盾マークのサブこそがいわゆるフランス海軍モデルになるのですが(イカ針ブルー文字盤なんか人気ありますね)軍装マニアではない軍用「時計」好きとしては盾マークのモデルに搭載されているETAムーブよりロレが調整したムーブを使っている薔薇モデルの方に軍配が上がります。ので,こっちを持っているワケなんです。裏蓋あかなくて実際におさまっているムーブメントを見てはいないのですがcal.390のはずです。そのうち加工精度の高いオープナーを入手して中身を確認したいと思っています。
ただ,やっぱり裏蓋の刻印は欲しいよなーと思ったりはしますけどね。米仏海軍バラサブはオリジナルも刻印なしですから,もしかしたら米軍や仏軍に納入された個体であるのかも知れません。と思い込むことにします(笑)。
Tudor_sub_4
針は交換されてるし,夜光の塗り直しは下手くそだし,まだもうちょっと整備にお金はかかっちゃうかもしれません。
嫁のヒトの小バラprincessと合わせられる時計これしか持ってないし,許してもらうことに…してくれないかなあ。

にしても時計に興味なんか無い現場の連中が「おっ!フナキさんロレックスですか?」とかいいやがるの。まーね,ウチの現場にも何人かロレックス君がいたりするんで(サブかシードかGMT…。恥ずかしいなあ)ある意味しょうがないなあと思ったりはするけれど。「いやいやオレはあんな恥ずかしいもの買いませんよ」と言っても見た目は一緒だしパチモンと思われてたりするんだろうなと思うと…笑っちゃうよね。
その昔ロレックスが自分の処の時計はスゴク良いのに数が売れなくて困っていて「よーし中身をちょっと安いの使って売り出してみるか~」ってイギリスで売り出したブランドがありましてイギリスのチューダー王家にあやかってブランド名をチューダーに…とか時計に興味のない人に説明してもしょーがないですもんね。現場的にはパチロレのフナキさんでイイやもう(笑)。