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金魚と暮らす365日

金魚に魅せられた初心者の飼育日記です。

久しぶりに・・・

2007年04月02日 | 飼育日記

3日ほど更新が止まっていました。
地元自治会のお祭りで忙しかったこともあるんですが・・・
ネコが帰ってこなかったんです。
3晩も・・・
とても更新どころではなかったわけです。

そんな間に、“尾びれボロボロ病”+“ボンヤリ病”で静養中だったハゴロモ(秋錦?)はメイン水槽へ復帰しました。
相変わらず尾びれはボロボロのままですが・・・
とりあえず元気そうです。

■メイン水槽のお世話・・・水量130リットルのプランターで14匹が生活中■
水換20リットル
テトライージーバランス4ml添加


・・・みんな元気にしています


・・・ハゴロモもそれなりに元気です

■ちび・ウリ水槽のお世話・・・水量17.5リットルの半透明ケースで生活中■
水換5リットル

ちび 成長中

2007年03月28日 | 飼育日記

最近のぼくの関心はウリ(ミスジドロガメ)に集中しがちです。
ウリは金魚のタンクメイトとなるべく迎えられたわけですが・・・
ちび(和金)はウリのタンクメイトとして迎えられたような格好です。
いわば、タンクメイトのタンクメイトということです。
なんだかすごく扱いが低いような気がしないでもないですが、実際にはそうでもないんです。

ちびは我が家では相当に優遇されています。
とにかくたくさんエサをもらっています。
それ故の頻繁な水換えにしても全てはちびのためです。

やはりドロガメと和金とでは運動能力に差があり過ぎます。
どうしてもウリがエサにあり付けなくなりがちなのです。

ウリのために咲ひかり金魚を落としてあげても沈む途中でちびがかっさらっていきます。
テトラディスカスを落としてあげても同じです。
一度に10粒ぐらい落としてみても、器用に全てを口に収めてみせたりします。

浮上性のカメのエサもほとんどちびに食べられてしまいます。
ザリガニのエサまで食べられてしまいます。
ザリガニのエサは少し粒が大きめでかなり固いのです。
ウリはしばらく待ってある程度ふやけてからでなくては食べられません。
しかし、ちびは沈みかけのザリガニのエサを3粒ぐらい一度にほおばって食べてしまうのです。

ウリのために流木の上の方にエサを置いておくことがあります。
しかし、ちびはこれも食べようとするのです。
流木にお腹をこすり付けそうになりながら、かなり深追いしていきます。
海岸で日光浴中のアザラシの群れに突っ込んで行くシャチの映像を思い浮かべてしまいます。

こんなちびの食欲とエサの捕集能力とに対抗すべく、ちびウリ水槽に投下するエサの量はかなり多めになっています。
しかも、ウリの素早い食い付きを促すために冷凍赤虫や冷凍ブラインシュリンプのような高タンパクのエサの割合が高めになっています。
そうでもしないとまだまだ臆病なウリにはエサが回らないのです。

そのおかげでちびはすごい勢いで成長しています。
ずいぶん太くなり、ずいぶん長くなりました。
迎えた時よりもひと回りもふた回りも大きくなっていることがはっきりわかります。
我が家の水槽で金魚の成長をこんなにはっきり感じるのは初めてです。

「成長期の金魚に高タンパクのエサをガンガン与えればあっという間にでかくなる、というのは本当だったんだなぁ」
などと今さらながら実感しているところです。

でも、その割にはいつまでたってもあんまり人馴れしてはくれません。
“臆病なわけではない”、“警戒心が強いというのともちょっと違う”というのが最近ようやくわかってきました。
どうやら、自分の能力に随分と自信を持っているようです。
『別に人間に愛想を振りまかなくたって、好きなだけエサにはありつけるぜ』
そんなエラそうなことを考えているように思えてなりません、


・・・流木のスロープを登っていきそうな勢いのちび


・・・ずいぶんデカくなりました


・・・なかなか写真を撮らせてくれません

■メイン水槽のお世話・・・水量130リットルのプランターで13匹が生活中■
水換15リットル
テトライージーバランス3ml添加

■ハゴロモのお世話・・・水量20リットルのプランターで静養中■
水換5リットル(0.25%食塩水)

■ちび・ウリ水槽のお世話・・・水量17.5リットルの半透明ケースで生活中■
水換7.5リットル

やけに平和ではありますが・・・

2007年03月15日 | 飼育日記

シューキン(秋錦)を死なせたことを忘れたわけではないですが・・・
ハゴロモ(秋錦?)の尾びれが相変わらずボロボロなのが目に入らぬわけでもないですが・・・
我が家の水槽はやけに平和です。
メガネくん(メノウ蝶尾)がいなくなってしまったせいです。

朝起きて水槽のフタを外すときも、会社から帰って水槽を覗き込むときも、メガネくんの無事な姿を捜さなくてよいのです。
すごく気楽です。
エサをあげるときにも、メガネくんの状態を見て量やら種類やらを決める必要がないのです。
頭を悩ませることがありません。

金魚飼育にまつわるハラハラやヒヤヒヤやドキドキが一気に10分の1ぐらいになってしまったような気がします。
決してハラハラヒヤヒヤドキドキしたいわけではないのですが・・・
とにかく寂しい今日この頃です。

■メイン水槽のお世話・・・水量130リットルのプランターで14匹が生活中■
水換20リットル
テトライージーバランス 4ml添加


・・・キイロ(左)もきんいろ(右)も元気です 手間のかからぬ良い金魚です

■ちび・ウリ水槽のお世話・・・水量11リットルのトロ舟で生活中■
水換5リットル

シューキンを死なせてしまいました

2007年03月12日 | 飼育日記

シューキン(秋錦)が死んでしまいました。
一昨日の薬浴(エルバージュエース)後、昨日の朝に危篤状態なのを発見し、隔離入院させていましたが・・・
今朝には死んでしまっていました。

正直なところ、薬浴後に急変するなどとは思っていませんでした。
急変した後も、そのまま死んでしまうなどとは思っていませんでした。
もちろん、可能性としてはそれぞれ想定してはいましたが、『大丈夫!』という変な思い込みがありました。
可哀想なことをしました。

シューキンを迎えたのは一昨年の秋でした。
ヒレ先まで全身真っ赤の猩々というやつで、見事な尾びれをしていました。
モコモコの肉瘤にくりくりの目元が愛らしく、全身ピカピカの金魚でした。

しかし、その後のシューキンは受難続きでした。
尾びれにしょっちゅう怪我をするようになりました。
尾びれの張りもどんどんなくなってきてしまいました。
体表の輝きもなくなってきました。
肉瘤のつやもなくなりました。
目元がやけに腫れぼったくなりました。

後になって、『いわゆる“ガス病(気泡病)”の症状が、尾びれだけでなく全身に発症してるのかも・・・?』と考えるようになりましたが、さて、どうだったのでしょう?

ガス病を疑う前も、ガス病を疑ってからも、症状の好転を期待して、シューキンにはいろんなことを試しました。
普通の食塩水浴、濃い目の食塩水浴、屋外青水飼育、メチレンブルー、ニューグリーンFゴールド顆粒、パラザンD・・・
どれもこれも明瞭な効果は見られず、そのくせ何もしないでいるうちにいつの間にか症状が良くなっていたりとか・・・
結局、なにがいろいろな症状の“元”となっていたのかはわからないままです。

シューキンにしても、丹頂にしてもハゴロモ(秋錦?)にしても、調子は悪くても、『まだまだ大丈夫』、『体力は十二分に残っているはず』、と思い込んでいました。
ところが、病気的なものが進行したのか、見当外れの治療行為が苦しめたのか、いつの間にやらシューキンは弱っていたようです。
で、最後のエルバージュエース浴で止めを刺してしまいました。

結果的には何もしないのが一番だったということなのかもしれません。
仮になんらかの手を打つとしても、もっと無難なやり方があったのかもしれません。

でも、悔やまれるのは別のことです。

もっと大事にしてあげればよかった。
もっと可愛がってあげればよかった。

死んじゃうなんて思っていなかったんです。








■メイン水槽のお世話・・・水量130リットルのプランターで14匹が生活中■
水換20リットル
テトライージーバランス 4ml添加

■ちび・ウリ水槽のお世話・・・水量11リットルのトロ舟で生活中■
水換5リットル

※ちびは猛烈に元気です エサを探して泳ぎまくっています
※ウリもぼちぼち元気です ときどき流木の下を出てウロウロするようになりました

メガネくん さようなら

2007年03月08日 | 飼育日記

今朝、入院先のプランターのフタを開けると、メガネくん(メノウ蝶尾)は動かなくなっていました。
昨日までかすかに動いていたエラぶたもピクリともしません。
死んでしまいました。

こうなる予感はありました。
4日前の様子を見た時には既に確信していたようにも思います。
いつもヨロヨロしていたメガネくんでしたが、今回の衰弱ぶりはまるで次元の違うものでした。

行き先のわからない列車が停まっています
メガネくんはフラフラとその列車に乗り込んでしまいました
さっさと降りればいいものを、よっぽど疲れているのかそのままぼーっとしています
意外と乗り心地のいい列車だったのかもしれません
ドアが閉まり、列車は動き始めてしまいました
動き始めた列車はもう誰にも止めることはできません
停車駅などありません
閉まったドアが開くこともありません
列車はメガネくんをどんどん遠くへ運んでいきます
どこか遠くの決められた場所にメガネくんを連れ去ってしまうのです
・・・そんな情景を頭に思い浮かべていました

シロ(琉金)やパールちゃん(高頭パール)を松かさ病で亡くしたときは全く違う気持ちでした。
『特効薬にたどりつけさえしたならば・・・』
『体の中の何かのスイッチがカチッと入ってくれさえすれば・・・』
『体力さえ続いてくれたら、もしかして・・・』
あの時はそんな奇跡を願う気持ちでした。
奇跡を祈れただけ気が楽だったのかもしれません。

メガネくんの場合は違います。
直接の原因が感染症だったのか内臓疾患だったのかあるいは別のことだったのかはわかりませんが、もはや体力の限界だったのだと思います。
小さくて弱々しくて頼りなくて調子を崩してばかりのメガネくんなので、いつかはその限界を迎えるのだと覚悟はしていたような気がします。
でも、こんなに早く迎えさせてしまうとは思っていませんでした。
生活環境にしてもエサの与え方にしても、もっとこのときが来るのを先に延ばす方法はあったのだと思います。

金魚のことで、ぼくが一番に願うのは、メガネくんに長生きしてもらうことでした。
一番うれしいのは、メガネくんが元気でいてくれることでした。
いつだってそればかり思っていたはずなのに・・・
思うようにはなりませんでした。

一番かわいいメガネくんがいなくなってしまいました。
残念です。









■メイン水槽のお世話・・・水量130リットルのプランターで15匹が生活中■
水換20リットル
テトライージーバランス 4ml添加

■ちびのお世話・・・水量20リットルで静養中■
水換10リットル(0.5%食塩水)
ヒコサンZ 10リットル分の規定量添加
※まだオドオドしています

■ウリの様子・・・プラケースで静養中■
※少しだけなれてきたみたいです

土佐姫・・・優れもの?

2007年02月28日 | 飼育日記

メガネくんの調子がここ1ヶ月ほどではなかったほどに良いです。
常にヨタヨタしてはいるんですが・・・
『なんとかココアを使わずに行けるところまで行ってみよう』
そんな気持ちでぐっとこらえて見守っています。

ここ数日はどじょう養殖研究所の土佐姫当歳魚用だけを与えています。
巷(の一部)で“転覆対策に効果(がある場合が)あり!?”と評されている優れものです。
普通の土佐姫と当歳魚用の土佐姫があるんです。
成分は同じような感じ(自信なし)なので、粒が大きくて沈下性と思われる普通の土佐姫ではなくて、顆粒状で多少は水面に留まってくれそうな当歳魚用を選んだのです。
(メガネくんは沈んだエサのところまで潜れないので)

「ビタミン・ミネラルの豊富な海藻を多量に使用!」
「消化吸収の難しい小麦粉を排除!」
「魚が生きていくために非常に重要な働きをする生理活性物質を作り出す EPA・DHA の配合に成功!」
「人工的な粘結剤は一切使用しておりません!」

正直、『なんのこっちゃ?』と思っていたのですが・・・
3日連続でココアのお世話にならなかったここまでの実績は立派なものかもしれません。
もう少しこのまま様子を見ます。
(それでもヨロヨロヨタヨタしてるんですけどね)

■メイン水槽のお世話・・・水量130リットルのプランターで16匹が生活中■
水換20リットル
テトライージーバランス 4ml添加


・・・こういう光景を“芋を洗う”というんでしょうね
・・・でも・・・うっとり

■メガネくんの様子■
朝・・・メイン水槽内でヨロヨロ度30% → そのまま土佐姫当歳魚用を少し
夜・・・ヨロヨロ度40% → そのまま土佐姫当歳魚用を少し
消灯時・・・ヨロヨロ度35% → そのまま就寝

エサを買い込みました

2007年02月22日 | 飼育日記

某大手ネット通販店からいろんなエサが届きました。



まずは、憧れの熱帯魚フード『テトラミンスーパー(52g)』!
これでうちの金魚たちに贅沢させます。
(テトラフィンも使いますけどね)

そして、テトラミンよりもさらに高級な『テトラ ディスカス(30g)』!
熱帯魚の王様用のエサです。
なんだかいいことありそうです。

さらに、『テトラプランクトン(45g)』!
ほんとにプランクトンが主原料なのかよくわかりませんが・・・
スピルリナがたっぷりだそうで・・・
なんだかおいしそうな気がします。



そして、どじょう養殖研究所の『土佐姫 当歳魚用(120g)』!
巷では転覆対策・転覆予防の効果が噂されています。
信じます、



さらに。左が、メーカー不詳の『スピルリナ(20ml)』!
いまや色揚げ成分としてよりも転覆予防がらみで有名なスピルリナです。
ちなみに値段は200円。

右は、これもメーカー不詳ながら『クロレラ(20g)』!
毎日楽しみにしている某ブログにて、やはり転覆予防がらみで紹介されていたクロレラです。
こちらは320円。

いろいろ買い込んでみましたが、どれもこれも結局期待しているのは転覆の改善です。
目指すのは、現在のココア頼み状態からの脱却です。
ココアによる“強制排便”の他に、ひとつでもふたつでも頼りになるものが欲しいのです。

期待しています。

■メイン水槽のお世話・・・水量130リットルのプランターで16匹が生活中■
水換20リットル
テトライージーバランス4ml添加

※スピルリナ(20ml)開封
※クロレラ(20g)開封


・・・ザルから解放されてもまだヨロヨロしているメガネくんです

きゃり子としる子が合流しました

2007年02月17日 | 飼育日記

足掛け6日の静養を終え(たことにし)て、キャリコ琉金の“きゃり子”と“しる子”をメイン水槽に合流させました。
早速、内壁のコケや底砂利を突っつき始めてくれました。
明日から控えめにエサをあげ始めますが、とりあえずひと安心です。

でも、合流させた2匹を眺めていると意外なことに気が付きました。

きゃり子が三つ尾なのに初めて気が付いたのです。
ぼく的には、三つ尾も四つ尾もサクラ尾も、全く優劣はつけていません。
なので、全然構わないことなのですが、かなり執心しているはずの尾びれの形状に目がいっていなかった事実にはちょっとビックリです。

そして、しる子は四つ尾だったのですが・・・
分かれた尾びれの中心の長さが、左右で違うのです。

金魚屋さんでプラケースに掬ったときに、『あ、舵ビレが1枚だ(2匹とも)』ってところまでは気付いていたんですが・・・

冷静に選んで選んで選びまくったつもりだったのですが・・・
身体の色柄と顔の愛らしさに心を奪われていたんですねぇ・・・
ちっとも冷静ではなかったというわけです。

『しょせん、オレの審美眼なんてこんなもんなんだ・・・』
『三つ尾か四つ尾かにさえ注意が向かない・・・』
『尾びれが左右対称かどうかにさえ気付かない・・・』

でも、この事実を受け入れて、裏返して考えれば・・・
どこかにとりえがあれば、どんな金魚も愛らしいということですね。
“いまいちのところ”には目がいかないもんだということです。
この錯覚(?)は今後も積極的に利用していきたいと思います。

まぁ、なんにせよ・・・
余計なことに気が付かなくて・・・
ラッキー! 得した! バンザイ!


・・・合流!


・・・きゃり子です


・・・しる子です(あまりにかわいくてひいきしてしまいそうです)

■メイン水槽のお世話・・・水量130Lのプランターで16匹が生活中■
パワーハウス・システムフィルター(手前)掃除
水換40リットル(0.5%食塩水)
テトライージーバランス4ml添加
ろ過バクテリア液10ml添加

※きゃり子・しる子 合流!

新入り蝶尾に名前を付けてあげました

2007年02月14日 | 飼育日記

一昨日に迎えたキャリコ琉金の美人姉妹には即日名前がつきました。
対して、迎えて既に2ヵ月半が経過したキャリコ蝶尾はいまだに名無しです。
便宜上、“新入り蝶尾”と言っていますが、美人姉妹の扱いに比べて、なんとも申し訳ない気がします。

biddersで競り落とした直後、パールちゃん(高頭パール)に松かさ病が発症してしまったのが大きな原因です。
気持ちが沈み、浮かれたことを考えにくくなってしまっていたのです。
機を逸してしまい、その後も名前はつかないままでした。

もちろん無理に名前を付ける必要はありません。
識別さえできれば、品種名で呼んでも十分なのです。

しかし、うちには既にメガネくん(メノウ蝶尾)がいるので、簡単に“蝶尾”と呼ぶのは避けたいのです。
(銀秋錦(?)のハゴロモがいるのに、シューキンと呼ばれる秋錦もいますけど)

少々長くて呼びづらいですが“キャリコ蝶尾”と呼ぶ手もあります。
でも、亡くしたミケコが同じくキャリコ蝶尾だったので、混乱するような名前はやっぱりいやなのです。

品種名での命名はなかなかできそうにありません。
となれば、見た目の特徴から名付けることになります。
わかりやすくて、(心の中で)呼び掛けやすくて、それでいて愛着が湧いて、なるべく気恥ずかしくない、そんな名前を付けてあげねばなりません。

新入り蝶尾のパッと見の印象は、ぼく的には『黒い』です。
“くろ”とか“くろすけ”とか“くろきち”とかそういう名前が思い浮かびます。
しかし、これらの名前は付けてあげられないのです。
昨年末に亡くしたウサギの名前が“くろ”だったせいです。
ウサギと金魚とは違いますが、もはや“くろ”の称号を新たに誰かに分けてあげることはできません。
我が家では永久欠番の扱いです。

そうなると・・・
次なる見た目の特徴はやっぱり尾びれです。
出目もありますがやっぱり立派な尾びれが新入り蝶尾の一番イカしたところです。
びっくりするほど前方に張り出した尾肩は、我が家の水槽内でも健在です。
付け根から端にまできれいに放射状に伸びる縞模様も相変わらず鮮やかです。
やはり、この尾びれにちなんだ名前を付けてあげることにします。

そう考えたら、すぐにいい名前を思い付きました。
わかりやすくて、(声に出しても支障がないくらい)呼び掛けやすくて、それでいて愛着が湧いて、まったく気恥ずかしくない、そんな素敵な名前です。

ズバリ、“尾びれくん”!

メガネくんとの釣り合いもとれていてなんだかとても気に入ってしまいました。
ずっと前からこの名前だったかのように、まるで違和感を感じません。
今日からこの子は、“新入り蝶尾”改め“尾びれくん”です!


・・・尾びれくんです


・・・どう見ても、“尾びれくん”って感じでしょう?


・・・名前をもらえてよかったね

■メイン水槽のお世話・・・水量130Lのプランターで14匹が生活中■
なにもせず・・・

■きゃり子・しる子のお世話・・・水量20Lのプランターで静養中■
ヒーターの設定温度をまた少し上げました(19℃→20.5℃)


・・・まだまだおとなしくしています(遮光してますしね)

欲望の整理

2007年02月11日 | 飼育日記

“欲しい金魚を積極的に探すべきか?”
“それともジタバタせずに待ちの姿勢で行くべきか?”
頭の中での結論は出ないままですが・・・
昨日も、出掛けたついでに小さい金魚屋を覘いてしまいました。

普段はよく見もしない水泡眼(@630円)の水槽を見ていたら・・・
可愛い子がいたりするんですねぇ・・・
困ったことに・・・

1匹だけ透明鱗の更紗の子がいたのです。
“桜水泡眼”ということですね。
顔も可愛くて、水泡も小ぶりでバランスが良くて・・・
身体は丸っこくて、背中もきれいで・・・
尾びれに黒が入っているのがすごくぼく好みで・・・
でも、その尾びれがスボケていたので助かりました。
ようやく目に付いた粗(アラ)を足掛かりに、なんとか冷静さを取り戻すことができました。

数日前に決断した規制緩和後も水泡眼は自粛の対象なのです。
理由もはっきりしています。
「あの体型ではさすがにうちのゴチャ混ぜ水槽に合流させることはできそうにない・・・」
「水泡になにかトラブルが起きたときにどうしていいのかわからない・・・」
大きく分ければこの2つです。

しかし・・・
小さな金魚屋で、しかも規制対象となっているはずの水泡眼に、こんなに可愛い金魚がいてしまうのでは、迂闊に出歩くこともできません。
尾びれがきれいに開いていたら間違いなく買ってしまっていたでしょう。
こんなことではいけません。
自分の欲望を整理して、慎重な金魚選びを徹底する必要があります。
なにしろ水量には限界があるのです。
(130リットルに既に14匹も入っていたりするわけですが・・・)

ぼくが欲しい金魚はまだまだたくさんいるのです。
ぼくなりの基準は色と柄です。
うちの水槽に加わって欲しい色と柄があと5種類いるのです。
もちろん“一度に全部”などとは思っていませんが、こんな感じの5種類が欲しいのです。

① “シルク○○”と呼ばれるような金魚で、真っ白(黄色じゃなくて)の全透明鱗でえらぶたがピンクに染まっていて両目がブドウ目(っていうのかな? 目の周りまで黒い目)の金魚

② ほぼ全透明鱗のキャリコ柄で、朱色と黒と白と浅葱色がバランスよく配された金魚

③ 同じくほぼ全透明鱗のキャリコ柄で、白地に濃い赤(オレンジや朱色じゃなくて)と黒が乗っかっていて浅葱色がほとんどなくて、尾びれにも黒が入っている金魚

④ 普通のモザイク透明鱗のキャリコ柄で明るめでバランスの良い色柄の金魚

⑤ 普通鱗の更紗で赤が濃くて尾びれ(できれば胸びれにも)に赤が入っている金魚

こんな感じです。

①は、つい先日biddersで不戦敗を喫したサクラ地金みたいな感じです。
もうちょっと前にもbiddersですごく可愛らしいシルク東錦を見かけたのですが、その時は今ほど気持ちが盛り上がっていなかったのです。
惜しいことをしました。

②は、迎えてすぐに死なせてしまったミケコ(キャリコ蝶尾)のイメージです。
ずぅーっと探していますが、なかなか出逢えません。
仮に見つけられても、ミケコとどうしても比べてしまうと思うので、実現は相当難しいと半ばあきらめています。

③も、今年の正月に祖母の家の近くでたまたま覘いた金魚屋の250円の東錦の中に超好みの子がいたのですが・・・
パールちゃん(高頭パール)の闘病中でそんな気分にならなかったのでした。

④は、探せば見つかるとは思うのですが・・・
もしかしたらもしかすると、新入り蝶尾(キャリコ蝶尾)の黒が抜けてきたらこんな感じになるかもしれないので早まらないようにしようと思っています。

⑤は、松かさ病で亡くしたシロ(琉金)のパワーアップ版ということになります。
これもすごく可愛い子をちょっと前にbiddersで見かけたのですが、③と同様にそんな気分にならなかったのでした。

書き並べてみると、我ながら随分と欲が深いものです。
でも、整理してみたら意外とすっきりしました。
せめてこれ以上は欲張らないようにがんばります。

■メイン水槽のお世話・・・水量130Lのプランターで14匹が生活中■
パワーハウス・システムフィルター(中央)掃除
同じく(奥)(手前)の吸込み口スポンジのみ掃除
水換30リットル
テトライージーバランス4ml添加
ろ過バクテリア液10ml添加
食塩250g追加(これで0.5%のつもりです)


※シューキン(左)も丹頂(中央)も尾びれの調子が目に見えて良くなってきました

戦いを終えて・・・

2007年02月09日 | 飼育日記

思い定めた金魚を2回も続けて手に入れ損ねたわけですが・・・

そのガッカリのおかげで、新しい金魚を迎えたい欲望はすっかり萎んできてしまいました。
不思議なもんです。

「パールちゃん(高頭パール)を亡くした反動だ・・・」
「ここは自分の衝動に身を委ねる他にない・・・」
などとそれなりに自分を正当化してあげていたのですが・・・
そういうことでもなかったようです。

ただ単に、目の前に好みの金魚が立て続けに現れたことによる一時的なブームだったみたいです。
今は非常に淡々とした気分です。

しかし、せっかく火の付いたブームです。
ここで消してしまうのももったいない気がします。
ブーム再燃を狙って、金魚探索の旅に出るべきか、悩み始めたところです。
悩み始めると、これがまた楽しいんですね。
ほんと不思議。

■メイン水槽のお世話・・・水量130Lのプランターで14匹が生活中■
水換20リットル
テトライージーバランス4ml添加
食塩260g投入

※尾びれの調子が悪いシューキン・ハゴロモ・丹頂を明日あたりから塩水浴させようかと思っていたのですが、みんままとめて塩水浴に方針変更です(どうにも面倒臭くて・・・)


・・・東錦の“はなげ”です  意外と可愛いでしょう?

憧れの金魚

2007年02月05日 | 飼育日記

ネット上には金魚関係のホームページやブログがいろいろあります。
そこで紹介されている金魚たちはそれぞれに可愛く、飼い主さんとの関係を想像するとほんわかした気分にさせてもらえることも多いものです。

そんなネット上の金魚の中に、ぼく的に特別な金魚がいます。
一応、うちの金魚は別にしてですが・・・
どの金魚よりも可愛いと思っている金魚がいます。

その金魚は、『金魚飼育日記 ~金魚すくいでもらった金魚~』さんのところの桜ロクリンの“ペンギン”さんです。

変わった名前(娘さんが名付け親だそうです)の金魚ですが、とにかく可憐なのです。
透明鱗の白いボディがたまらなく清楚な感じなのです。
で、頭頂部と尾びれの付け根に、オレンジ色というかレモン色というか鮮やかでさわやかな色合いのポイントが控えめに入っているのがなんともお洒落なのです。
そして黒目勝ちの目がこれまたとにかく愛らしいのです。

オスなのかメスなのかはわかりませんが、まさに“深窓の美少女”といった感じです。
勝手に“高原のサナトリウムで療養している身体の弱い美少女”のイメージを重ねてしまったりします。
ぼくの憧れの金魚なのです。

実は・・・
この“ペンギン”さんとイメージの重なる金魚をbiddersで見つけてしまったのです。
ここ数日、その金魚のことばかり考えています。
既に名前も決まっています。
“ペンギン”さんに対抗して(?)、“スナメリ”です。

あぁ・・・ どうしよう・・・

■メイン水槽のお世話・・・水量130Lのプランターで14匹が生活中■
水換20リットル
テトライージーバランス4ml添加


・・・江戸錦の松坂くんです 相変わらずきれいで長くて元気です

金魚の大きさについて思うこと

2007年02月02日 | 飼育日記

金魚の大きさについて、最近、考え方が変わってきました。

少し前までは、『金魚をなるべく立派に大きく育てたい』と思っていました。
もちろんジャンボオランダ並に大きくなられては手に負えなくなってしまいます。
それでも、『いざとなったら水槽を増設してもいい』と思う程度に立派な金魚への憧れを持っていました。

しかし、我が家の金魚はそうそうデカくはなりません。

体長や全長で金魚の大きさを把握する習慣はぼくにありません。
ぼくなりの把握の仕方はこんな感じです。
一応大きい順に並べてみます。

オランちゃん(オランダシシガシラ)が鶏卵のLサイズよりちょっと大きいぐらいで、
次が、ヤナギさん(桜柳出目金)でオランちゃんよりいくぶん小さいぐらい、
その次のはなげ(東錦)はだいぶ差が開いて鶏卵のSサイズぐらいで、
それに続く茶金・丹頂・ハゴロモ(秋錦?)・黒オラン(元羽衣オランダシシガシラ、現更紗オランダシシガシラ)・シューキン(秋錦)・青琉金はピータンよりも少し小さいぐらい、
松坂くん(江戸錦)はもう少し小さくて、
メガネくん(メノウ蝶尾)・キイロ(アルビノ東錦)でウズラの卵ぐらい、
きんいろ(アルビノ琉金)・新入り蝶尾(三色蝶尾)はもう少し小さい。

やっぱり我が家の金魚たちはそんなに大きくはならないのです。
やけに大きく感じるオランちゃんでさえ、しょせんは鶏卵サイズです。
もちろん、“ソフトボール”とか“ダチョウの卵”みたいなサイズを夢見ていたわけではありません。
なんとなく『パソコンの(一般的な)マウスぐらいの大きさに育ってくれたらきれいだろうなぁ』と思っていたのです。

でも、ぼくが実現できる飼育環境では、“それは無理”ということがようやくわかってきました。
しかし、「それでいいや」と思い始めたが最近の心境の変化です。

大きくなったらなったで、身体にいろんな負担がかかってきそうな気がします。
メガネくんが今の体質のままでオランちゃんサイズにまで成長してしまったら困ったことになりそうです。
今なら“浮かんだらザル隔離”といった対策が簡単に打てますが、これもオランちゃんではそう簡単にはいきません。

それに、同じ水量そして同じ飼育技術ならば、小さい金魚の方がたくさん飼えます(多分)。
ひとつの水槽の中をいろんな色の金魚が泳ぎ回る景色が大好きなぼくにとっては、“金魚をたくさん飼える”ということは非常に優先順位の高い事項です。
我が家の14匹の金魚が軒並みオランちゃんサイズに成長したらと思うと恐ろしいことです。
水槽をいくつに分けたらいいのやら・・・

そんなわけで、金魚を大きくすることにはあんまり魅力を感じなくなりました。
(多少の負け惜しみの気持ちも混じっていますが・・・)
もちろん意図的にエサを控えめにして金魚にひもじい思いをさせようというつもりはさらさらありません。
好き好んで過密飼育をして成長を阻害させるのもいいこととは思いません。
でも、できればあんまり大きくならずにいてくれることを希望します。

もちろん小さすぎるのも寂しいです。
ちょうどいいのはピータンの大きさです。
これからぼくはピータンを目指します。


・・・あんまりデカくなり過ぎるなよ!

■メイン水槽のお世話・・・水量130Lのプランターで14匹が生活中■
水換20リットル
テトライージーバランス 4ml添加

妙にのんきな気分です

2007年02月01日 | 飼育日記

パールちゃん(高頭パール)を亡くし、妙にぽっかりとした気分です。
なにがなんでもやらねばいけないと思うことや、なにがなんでも見逃してはいけないと思うことがなくなってしまいました。
まぁ、思うだけで実際にはいろいろ抜けていたのですが、それでも変に張り詰めていたものが急に無くなってしまいました。

パールちゃんの松かさ病発症は、やはり松かさ病でシロ(琉金)を亡くしてからすぐのことでした。
シロの闘病がおよそ5ヶ月、パールちゃんはおよそ2ヶ月でした。
その間に1ヶ月弱の平穏な時期もあるにはありましたが、その時は水槽の大型化を目指していたり、新しい金魚を迎えたりで結構バタバタしていました。
ぼんやりのんびりした気分を満喫した記憶はありません。
こんなにのん気な気分は8ヶ月ぶりのような感じです。

冷静に考えてみれば、現在も不安を抱える金魚がたくさんいます。
メガネくん(メノウ蝶尾)の浮かびっぷりは目が離せないし・・・
ハゴロモ(秋錦?)や丹頂の尾びれも油断ならないし・・・
ハゴロモには浮かび気味の問題もあるし・・・
シューキン(秋錦)のガス病(?)もはっきりしないまんまだし・・・
オランちゃんの転覆もいつ再発するかわからないし・・・

でも、松かさ病による落ち込み具合に比べたら、どれもたいしたことではありません、多分。
(幸いみんな落ち着いてくれていますし)

ほんとに久しぶりにのん気な気分です。
この寂しいながらも妙に安穏な気分の隙を突くように、“新しい金魚を迎えたい欲”が膨らんできています。
この際、この欲望というか誘惑というか心の揺らぎに身を委ねてみようかと思い始めています。

■メイン水槽のお世話・・・水量130Lのプランターで14匹が生活中■
水換20リットル
テトライージーバランス 4ml添加


・・・そういえば、新入り蝶尾はいまだに名無しです

とりあえず・・・

2007年01月31日 | 飼育日記

パールちゃん(高頭パール)を亡くしてすっかり気が抜けてしまいました。

とは言うものの、抜けてばかりもいられません。
「そういえば・・・、そろそろ古いエサを処分しなくちゃいけない頃のはず・・・」
ということで、作業に取り掛かります。

一応、我が家の自主規制では、『開封して半年が経過したエサは捨てる!』ということになっています。
しかし、どのエサをいつ開封したのかがわかりません。

実は、こんなときにブログでの飼育日誌が効果を発揮してくれます。
“メディゴールド”でブログ内を検索すれば、比較的簡単にメディゴールドを開封した日の記事に辿り付けるのです。
まぁ、容器のどこかに開封日をメモっておけばそれで事足りるわけですけどね。

で、結局、今回処分することになったのは・・・

コメット 赤ちゃんのエサ(10g)・・・4g廃棄
日本動物薬品 メディゴールド(100g)・・・49g廃棄
日本動物薬品 メディスーパーゴールド(100g)・・・22g廃棄
コメット メダカ川魚の主食(50g)・・・40g廃棄
キョーリン 乾燥イトミミズ(15g)・・・2g廃棄
キョーリン 咲ひかり金魚 稚魚用(100g)・・・58g廃棄

結構、たくさんありました。

■メイン水槽のお世話・・・水量130Lのプランターで14匹が生活中■
水換20リットル
テトライージーバランス 4ml添加


・・・メガネくん 調子がいいです!