金魚と暮らす365日

金魚に魅せられた初心者の飼育日記です。

フィルターの交換についての見当違い

2006年01月31日 | 飼育日記
先週の土曜日(1月28日)に、水作エイトMのフィルター交換について書いたのですが、全く見当はずれに間違っていました!
ケチって2週目と3週目に突入させたフィルターは駄目でした。
細かいゴミを取ってくれず、水が汚れてきてしまったのです。
なので、慌てて1個交換しました。

どう間違っていたのかというと、

(誤)①ゆすって洗っただけのフィルターよりも歯ブラシでゴシゴシ洗ったフィルターの方が、とりあえずたくさんのゴミを中に溜めておくことができる。

というわけではなくて、

(正)①ゆすって洗っただけのフィルターは(うちの水槽では)3週目に突入すると、あんまりゴミを中に溜めておけないようだが、歯ブラシでゴシゴシ洗ったフィルターもそんなにたくさんのゴミを溜めておくことはできない。

②ゆすって洗っただけのフィルターはろ過バクテリアの面からは良いのかもしれないが、あんまりどろどろ過ぎるとゴミを捕らえる余力がなくなってしまう。

これは間違ってはいないようですが、

(誤)③歯ブラシでゴシゴシ洗ってもゴミ取り機能は気になるほどは衰えない。

というのは大きな間違いで、

(正)③歯ブラシでゴシゴシ洗ったフィルターは、表面が毛羽立ってなんとなくその中にたくさんゴミが入りそうな気がするが、どうやらそのゴミをがっちりキープする能力には欠けるようで、ゴミ取り機能はすごく衰えてしまう。

ということで、
『フィルターを歯ブラシでゴシゴシ洗っても、(うちの水槽では)ゴミ取り機能が衰えてしまってダメ』
というふうに極めて個人的でささやかな気付きを訂正することとしました。

もともと、水作エイトMの適応水量は35リットル以下。
これを2個で100リットルの水量を何とかしようというのが図々しかった。
もともと過重な負担を強いていたわけですから、フィルターの寿命が2週間でも決して文句を言う筋合いではない、ということで納得しました。
これからはあんまりケチらずに、“毎週1個を掃除、もう1個を交換”としようと思います。

でも、2週間となるとフィルター部分での生物ろ過機能はほぼ全く期待できないということになるんですよね。
ま、仕方ないのかな。



【本日のお世話】
水換15リットル(朝)+10リットル(夕方)
水作エイトM(奥)の掃除・濾材交換

エアストーンの交換

2006年01月30日 | 飼育環境
いぶきエアストーンの23mm径×150mmの調子がなかなか良くなりません。
“適正エアー量が高め”という事情はあるにせよ、エアーの出が良くない。
エアー量を多くしても、均一に出ない。
根元の接合部からばかりボコボコと大きい泡が出る。
そのうち機嫌を直すだろうと思っていましたが、なかなか直してくれないので交換することにしました。

交換するのは、やっぱり、いぶきエアストーンの18mm径×300mm。
こちらの方が適正エアー量が低めなのです。
実は、以前にも使っていたのですが、アクア工房のフィッシュレットと入れ替わりでお蔵入りさせていたものです。
(その後、フィッシュレットと入れ替わりに今の23mm径のエアストーンになったのですが)

接続を終えた細めのエアストーンの調子はまあまあ。
今までの太目のものよりはエアーの量が格段に増えました。
といっても、エアーがちゃんと出ているのは根元の半分だけ。
まあ、そのうち機嫌を直してくれるでしょう、ということで・・・

糞掃除がしやすいように、箸置き2個をかませ底から浮かした形で設置しました。


・・・エアーを止めて撮影しました

【本日のお世話】
水換15リットル(朝)+10リットル(夕方)

金魚の紹介⑩(茶金)

2006年01月29日 | 金魚の紹介
うちの9匹目の金魚は茶金です。

茶金を迎える前にうちでは大きな変化がありました。
水槽が大きくなったのです。
現在使っているものですが、水量が約100リットルになりました。
これまでの50数リットルから、ぐんと大きくなりました。

50数リットルの時には、自分なりに8匹を限度にしようと頑張っていました。
気に入った金魚がいても一生懸命に粗を探して購入をあきらめてきました。
でもこれで増やすことができます。

早速、立川の金魚屋さんへ茶金を買いに行きます。
3週間ほど前に入荷された茶金の当歳魚がまだ残っているはずです。
いました。
でも、だいぶ数が減っている。
うーむ、器量良したちは既に買われてしまったか・・・

しかし火の付いた購入欲は止め難い。
なんとか1匹をチョイスします。
これで、うちの水槽に茶色のカラーを加えられる。
うきうきで家に帰ります。

でもよくみて見ると、どこか変。
尾鰭が左右で角度が違う。
左の尾鰭が下がっている。
胸鰭もちょっとよれよれしている。
うーむ、またやってしまった・・・

『何が何でも今日連れて帰るんだ』
という妙な強迫観念にかられて、やってしまいました。
上見での確認もせずにやってしまった。
なんと進歩の無い・・・

で、なんか特徴が薄いんだよなあ。
うちの水槽の中では、大きさも食欲も泳力も普通。
そして人懐っこさはいまひとつ。
頭も微妙に肉瘤が乗っていてやけに中途半端。
良くても悪くてもいいから、なんか目立つところを持ってもらいたいんです。

尾鰭が治ることはなさそうだけど、茶色はきれいだし、尾鰭も長いし、病気もせずにがんばってくれています。
がんばれ、茶金。
もっと元気を出せ!





【本日のお世話】
水換15リットル

フィルターの掃除についてのささやかな気付き

2006年01月28日 | 飼育日記
投げ込み式フィルターの水作エイトMを2個使っていますが、フィルターの掃除と交換についていまだに悩んでいます。
どう掃除すればいいのか、
いつ交換すればいいのか、
これがどうもしっくりこないのです。

これまで、週1回掃除、2週間に1度で交換、としてきていました。

フィルターは水道水で洗っちゃいけない。
あんまりゴシゴシ洗ってもいけない。
で、1~2ヶ月で交換(投げ込み式の場合)。
うーむ、ほんとにそうなのか?

まあ、水道水で洗っちゃいけないのはわかる。
よいバクテリアが死んでしまうから。
でも、ゴシゴシ洗っちゃいけないというのはどうなのか?
どのくらいゴシゴシするとゴシゴシしたことになるのか?
それにうちでは1~2ヶ月ももたないぞ。
水量(100リットル)に対して水作の数が少ないのは認めるけど。

うちでは、1週間も経つと、どろどろに汚れが詰まります。
これを飼育水の中でゆすって洗っても、あんまりきれいにはなりません。
で、もう1週間使うと、完全にどろどろで見事に目詰まりしています。
これ以上使うことはできません。
明らかに水中の細かいゴミが増えてくるのです。

やむなく、2週間毎に新品と交換していたのですが、これはちょっと懐に痛い。
フィルターは安く買っても200円ぐらいはしますから。
それにどうも自分のやり方が正しいという気がしない。

そこで、思い切って先週の掃除のときに、歯ブラシでゴシゴシやってみました。
表面がかなりケバ立って、やばい感じ。
でも、汚れは随分落ちた。

うちでは、ろ過よりも水換えでの水質維持を目指しているので、水作にはゴミさえ取ってもらえれば満足。
一応、フィルター下部の砂利にはバクテリアがいるんだろうし。
ということで、セッティング。

そして、今日がフィルターの掃除の日。
さあ、どうかな?
水の中に細かいゴミは漂ってはいない。
では、ファイルターは?

新品から1週間経ったフィルターよりも、先週歯ブラシでゴシゴシやったフィルターの方が、きれいに見える。
きれいに見えるということは細かいゴミを捕らえきっていないということなのかもしれないけど。
でもこれまでの2週間経ったものよりも、たくさんのゴミを捕集しているようにも見える。
今までだったら2週間経過したフィルターは交換するのですが、今回はもう少し引っ張ってみる。
2個とも歯ブラシでゴシゴシ。
この調子で、毎週ゴシゴシ掃除、1ヶ月毎に交換、という形にもっていきたい。

①ゆすって洗っただけのフィルターよりも歯ブラシでゴシゴシ洗ったフィルターの方が、とりあえずたくさんのゴミを中に溜めておくことができる。
②ゆすって洗っただけのフィルターはろ過バクテリアの面からは良いのかもしれないが、あんまりどろどろ過ぎるとゴミを捕らえる余力がなくなってしまう。
③歯ブラシでゴシゴシ洗ってもゴミ取り機能は気になるほどは衰えない。
この3つの思い込みが正しいことを祈ります。
少しでもフィルター代を節約したいのです。

以上、『フィルターは歯ブラシでゴシゴシ洗ってもぼくの場合にはたぶん大丈夫』という極めて個人的でささやかな気付きでした。


・・・新品のフィルター

【本日のお世話】
水換20リットル
水作エイトM(奥)掃除・カートリッジ内の活性炭詰替
水作エイトM(手前)同じ

金魚の紹介⑨(パールちゃん・・・高頭パール)

2006年01月27日 | 金魚の紹介
パールちゃんは高頭パールです。
でも、頭部の肉瘤は2つに分かれていて水泡状です。
浜錦とどこが違うのかな?
体は更紗だけど頭は白い。
肉瘤も白い。
でも、肉瘤の真ん中にオレンジ色のワンポイントが愛くるしい。
ほんとに器量良しの可愛い金魚です。

パールちゃんは近所のホームセンターで売られていました。
可愛いなあ・・・
とは思いましたが、なかなか買う決断はできません。
どの飼育本を見てみても、「浜錦は難しい」と書いてある。
どう難しいのかはわからないけど。
浜錦が難しいのなら、この子も難しいということになりそうだ。
うーむ・・・
という訳です。

一旦は購入をあきらめましたが、1週間後もまだいます。
高頭パールは5匹ぐらいいたのですが、全然売れていないようです。
他の人もぼくと同じように躊躇していたのでしょうか?
それとも「変な金魚」と思われていただけかな?
結局、今回も決断はできませんでした。

この真ん丸いボディを見ると、愛らしさと同時に転覆の不安を感じざるを得ません。
なかなか決断できない。
でもすごく可愛い。

次の週の土曜日になってもまだ売れていません。
嬉しいような寂しいような。
『元気なうちにいい人に買われればいいのに・・・』
という気持ちと、
『やっぱりうちの金魚になる運命なのでは・・・』
という気持ちが交錯します。
結局、この日も決断できず、すごすごと帰りました。

でも、1日経って日曜日。
突如決断します。
なんの根拠もないくせに、『買うぞ』と。
幸いまだ売れていませんでした。
おかげでとうとううちの金魚になってくれました。

パールちゃんはほんとに愛らしい金魚です。
期待していた以上に可愛い。
丸い体のくせによく泳ぎます。
非常に活発。
パール鱗には特別な思い入れはないのですが、透明鱗がすごくきれい。
それまでうちの水槽にはなかった落ち着いたオレンジ色。
あーきれいだなー、とうっとりしました。
透明鱗だからこその黒目がちな瞳も可愛い。
いきなりうちの水槽の主役に躍り出ました。

そして、なんといっても、とにかく人懐っこい。
ぼくを見つけると真っ先に寄って来る。
エサがもらえるまでひたすら立ち泳ぎ。
写真を撮ろうとしても、ついついパールちゃんを追い掛けてしまいます。

どうなんだろう?
ほんとに飼育は難しいのかな?
問題は体型からくる転覆なのかな?
本にはガス病にもかかりやすいようなことが書いてあった。
まあ、大丈夫でしょう。

最近、おでこの肉瘤だけでなく、ほっぺたやあご周りにももこもこの肉が乗ってきました。
いやー可愛い。
こんな可愛い金魚がうちの子になってくれて、本当に幸せです。

可愛い顔してるくせにオスみたいなんですけどね。





【本日のお世話】
糞掃除のみ・・・

金魚の紹介⑧(シューキン・・・秋錦)

2006年01月26日 | 金魚の紹介
黒オランを迎えて6匹になったうちの水槽ですが、色のバランスがやや崩れた感じがしてきました。
金魚の色といえば、もちろん赤。
その赤の割合がが少なくなってきてしまった。

うちで赤い金魚といえば、琉金のシロ(赤勝ち更紗)とオランちゃん(素赤)。
丹頂もハゴロモも東錦のはなげも体の大部分は白。
黒オランはほぼ黒(当時は)。
赤い金魚が少ない。
こりゃいかんぞ。

そんなどうでも良い理由から、赤い金魚が欲しくなりました。
できれば、背鰭の無い金魚がいいなあ・・・
そうすれば琉金やオランダとかぶらない。

背鰭の無い金魚といっても、ランチュウは無理。
どう考えてもぼくには無理。
かといって、水泡眼や頂天眼も無理。
『みんな、この子は目が悪くて泳ぎも上手じゃないから、ぶつかったりしないように、エサも分けてあげるように、気を使ってあげてね』
そんなことを言ってもうちの金魚が聞いてくれるはずがない。

うーむ、となると秋錦か・・・
でも、近くの店で売ってるわけがないし・・・
と思っていたら、すぐに見つけました。
立川の金魚屋さんで。

わあ・・・
鰭の先まで真っ赤だ。
猩々ってやつだ。
尾鰭が長い、ひらひらだ。
ちゃんと秋錦って書いてある。
本に載ってる金魚みたいだ。
値段もそんなに高くない(2000円)。

おや・・・でも・・・
シューキンは低い位置にある大きな水槽に1匹だけで泳いでいました。
ぼくは上から見ています。
お腹の張り方が右と左で違う。
右だけぼっこりと膨らんでいる。

うーむ・・・
どうしよう・・・
ま、いいか。
買ってしまいました。

東錦のはなげにしても、黒オランにしても、ちょっとした欠点はすぐに気にならなくなる、という経験則がぼくにシューキンを買わせたのだと思います。

お腹の膨らみが左右で違ったってたいしたことないじゃん。
尾鰭はとにかく長くてひらひらだし。
鰭先まで真っ赤で、背中もすごくきれいだし。
おまけに、いかにも肉瘤があがってきそうな頭の形。
お腹なんてそのうち治るさ。
治らなくても気にならなくなるもんだ。

今にして思うと、ある意味その通りでした。
欠点よりも長所に目がいくものです。
肉瘤は豊かになってきたし、ひらひらの尾鰭にもうっとりです。
ついでにお腹も少し治ってきたみたい、な気がします。

でも、お腹のアンバランスについては最近ちょっと心配になってきました。
腎肥大症の症状がこれと同じ、と本に書いてありました。

頼むから元気でいてくれよ。
たぶんオスです。


・・・メチレンブルー浴後にできた目の周りの隈がまだ残っています
・・・いつもはもっと可愛い顔をしています
・・・尾鰭の真ん中が横方向にちょっと切れています
・・・これは治らないだろうなぁ



【本日のお世話】
水換7.5リットル

金魚の紹介⑦(黒オラン・・・羽衣オランダシシガシラ)

2006年01月25日 | 金魚の紹介
5匹目の金魚である“はなげ”(東錦)を買った後、うちの飼育環境には大きな変化がありました。
水槽が大きくなったのです。
20数リットルから50数リットルへ。

これまで20数リットルに5匹の金魚。
しかもメダカも同居。
だけど、みんな元気で病気知らず。
これが50数リットルになったのだから・・・

『金魚10匹でも楽勝だ!』
と思い込むのは当然の流れです。
10匹というのは大袈裟だとしても、気に入った金魚を見つけたら“買い”です。
黒オランはそんな状況下で見つけた羽衣オランダシシガシラです。

見つけたのは立川の金魚屋さん。
同じ水槽に2匹の黒いオランダシシガシラがいました。
“羽衣オランダ”の貼り紙があります。
確かにお腹の辺りが白い。

ちょうど青文魚を何件か探していたときでした。
黒でも青でも似たようなものでしょう。
だって羽衣だもん。
ということで、即、買いです。

褪色の進行が左右均等な方の1匹を選んで、家に帰りました。
でも、水槽に入れてみると、なんか他の金魚たちと違います。
妙に細長く見える。
尾鰭(四つ尾)の開きがほとんど無いのです。
水面でエサくれ状態のときは、きれいに尾鰭が開くのですが、ひゅんひゅん泳いでいるときはほとんど閉じています。

うむ、またやってしまった・・・
はなげを買ったと時と同じ失敗だ・・・
金魚屋さんでは、浮かれてしまい横から見ただけで選んだので、尾鰭の開き具合にまで気が回らなかったのです。

でも、飼ってみると愛着が湧くものです。
閉じた尾鰭も気にならなくなります。
うちの金魚たちはぼくの姿を見つけると、いつでも「エサくれ!」でホバーリング状態なので、黒オランもきれいに開いた尾鰭を見せてくれます。
黒と透明とが縞模様をなしていて、揚羽蝶のようです。
でも、当時は屋外の青水飼育だったので、黒い金魚は見つけにくくて困ったりもしました。

そんな黒オランも最近は急速に褪色が進みつつあります。
いったい何色になるんだろう?
できれば、ネット通販とかで「三色オランダ」「孔雀オランダ」「トリカラーオランダ」などという名前で見かける赤白黒の三色金魚になって欲しいと思っています。
ま、そううまくはいかないとも思うのですが。

性別はよくわかりません。
顔だけ見るとオスなんですが・・・





【本日のお世話】
水換7.5リットル

金魚の紹介⑥(はなげ・・・東錦)

2006年01月24日 | 金魚の紹介
“はなげ”は探して探して探してやっと見つけた東錦です。

更紗(シロ)、白地に赤のワンポイント(丹頂)、素赤(オランちゃん)、羽衣(ハゴロモ)と色が揃ってきたうちの水槽にどうしても“赤・白・黒・ちょっと青”のキャリコ柄の金魚を加えたかったのです。
でも、当時は琉金の転覆が心配で仕方なかった時期。
だからキャリコ琉金は対象外。
出目金もだめ。
視力が悪くて目が傷つきやすいと本に書いてあったから。
となると、やっぱり東錦でしょう。

だけど、なかなか好みの東錦は見つからない。
近所のお店でもたいてい東錦はいるのですが、どれもいまいち。
そもそも金魚の飼育本に載っているような、すごい東錦が基準として刷り込まれてしまっていたのが良くなかった。
どれもこれも、しょぼく見えてしまう。

といっても、その間違いには早い段階で気が付きました。
いわゆる“鈴木東”みたいな見事な東錦はホームセンターなんかでは売っていないということを。
ぼくの探すことにしたのはそういうすごい東錦ではありません。
三毛猫のような感じの東錦を探していました。
白が多くて、黒と赤が細か過ぎないぐらいに適度にまとまって散っている感じ。
一般的にはバランスの悪い配色なんだからすぐに見つかるだろう、と思っていたのです。
でも、ほんとになかなか見つかりません。

ずいぶん探してようやく立川の金魚屋さんで見つけました。
『これだ!』と思い、すぐに購入。
そしてわくわくで帰宅。

なのですが、駅まで歩く道すがら、「おや!?」と思いました。
ビニール袋を眺め回していると、なんかおかしい。
店で受けた印象となにか違う。
店では横からしか見ていなかったのですが、上から見るとなんか変。

どこが変なんだろう?
よーく見ると左の鼻の穴の蓋のふちが黒い。
上から見ると、やけに気になる。

鼻毛にしか見えない。

水槽に入れてみても、やっぱり鼻毛にしか見えない。
結局、“はなげ”という名前が定着してしまいました。

横から見るのと上から見るのとで、金魚の印象は変わる。
大事なことをはなげは教えてくれました。

でも、元気で可愛い金魚です。
鼻毛の生えた三毛猫柄の金魚だと思うことにしています。
最近、浅葱色がとてもきれいになってきました。
たぶんオスです。





【本日のお世話】
水換10リットル

金魚の紹介⑤(ハゴロモ・・・羽衣秋錦)

2006年01月23日 | 金魚の紹介
ハゴロモは近所のホームセンターで買いました。
水槽には『ハゴロモシューキン』と書いてありました。

同じ水槽に『赤黒シューキン』と書いた紙も貼ってありました。
中ではハゴロモよりも一回り大きいサビリュウの秋錦も泳いでいました。
こそ泥が頬かむりをしたような愛嬌のある顔をしています。

そのとき、ぼくはどうしても黒の入った金魚が欲しくて探していたのです。
で、一度に二匹も、黒の入ったかわいい金魚を見つけてしまった。
かといっていっぺんに2匹も増やす度胸は無い。
当時の水量は20数リットル。
1匹増えると4匹目。
酸欠の様子は見えないけれど、さすがに心配。

で、どちらか1匹を選ぶことに。
当時の水槽で威張っていたのは、丹頂。
やや劣勢だったのが琉金のシロ。
身体は大きめだったけど穏やかだったのが(2代目)オランちゃん。
こそ泥ちゃん(赤黒シューキンに勝手に名前を付けた)は丹頂よりもでかい。
ハゴロモはシロと同じくらい。
これ以上、シロを追い掛け回させるわけにはいかない。
大きな金魚は危険だ。
買うなら小さい方。

ということで、ハゴロモが我が家に来ることになりました。
ハゴロモも可愛かったけどこそ泥ちゃんも可愛かった。
こそ泥ちゃんをあきらめるのは非常に辛かった・・・

ハゴロモが来て我が家の水槽は、ちび軍団(琉金のシロとハゴロモ)対でか軍団(丹頂とオランちゃん)という構図になるはずでした。
が、なぜか水槽内の(一方的な)追い掛けっこは収まってしまいました。
やっぱり、金魚同士の関係があるのでしょう。

それにも関係すると思うのですが、ハゴロモは非常に度胸のある金魚です。
水槽内に新しいものが入った時に、真っ先に探索に出るのは決まってハゴロモです。
今ならしませんが、夏にぼくの血を吸おうとした蚊やカタツムリの小さいのを水槽に放り込んでみたことがありました。
『フナなんだから食うんだろ』
という乱暴な気持ちです。
他の金魚は見向きもしません。
必ずハゴロモがパクッとやってくれました。

ハゴロモシューキンとして売られていたハゴロモですが、どんどん褪色し、鰭先を残してほぼ真っ白い金魚になりました。
ほんとに秋錦なのかも怪しいものです。
体型は鰭がちょっとだけ長めのナンキンといった感じです。
頭の幅はあるのに肉瘤が膨らむ気配はありません。
つるんとした顔に黒目がちな目。
最近、ウーパールーパーに似ているな、と思い始めました。
非常に味のある男の子です。





【本日のお世話】
水換10リットル

人工水草撤去

2006年01月22日 | 飼育環境
昨日復帰したばかりのシューキンがまた怪我をしています。
尾鰭の真ん中(四つ尾の右側と左側が分かれているところ)が2mmぐらい切れている。

なんでだろう。
喧嘩で作る傷とは思えないし。
何に引っ掛けちゃったんだろう?

思い当たったのが、人工水草。
葉っぱは布でできているのですが、茎の部分は柔らかめのプラスチック。
この間を潜り抜けようとして引っ掛かったりでもしたのではないか。

良かれと思って入れていたんだけど、良くなかったのかも・・・
とりあえず、撤去。
なんだか責任を擦り付けてるようで、後ろ暗いのですが・・・


・・・シューキンの尾鰭(真ん中辺が切れて白くなっています)


・・・人工水草(悪者扱い すまん)

【本日のお世話】
水換10リットル
人工水草3ヶ撤去

シューキン復帰・・・でも・・・

2006年01月21日 | 病気や怪我

シューキンが1週間ぶりに水槽に復帰しました。
尾の骨の骨折らしき症状で別水槽で療養中だったのです。

でも、治っていない。
白くなっていた骨折部分(?)の色はそのまんまです。
よく見るのは久しぶりなのですが、変わっていません。

おかしいな・・・
治っているはずなんだけどな・・・

何がいけないのかな?
期間が短かったのか?
方法が悪かったのか?

さっぱりわかりません。
もともと勘で選んだ治療法でしたので。

22度ぐらいの水温で、
新陳代謝を活発にした状態で、
暗い中で活動を抑えて、
のんびりと休養させて、
ばっちり元通り。

となる予定だったのですが、うまく行きませんでした。

泳ぎに不都合はなさそうなので、とりあえず復帰させてしまいました。
でも、何がいけなかったのでしょう?
何が、というか、特に何が?

で、思い当たったのが、栄養が足りなかったのでは、ということ。
これも当てずっぽうですが。
普通に生活をさせる中で、他の金魚との競争や接触を抑えながら治療すべきだったのではないだろうか?
だとしたら、セパレーターで水槽を仕切るような方法が良かったのではないだろうか?

うーむ、もちろんわかりません。
よし、今回はここまで。
下手な考え休むに似たり、ということで・・・

でも、シューキンにも大きな変化はありました。

ひとつは、痩せたこと。
腹回りも、頭部の肉瘤も。
しぼんだなあ・・・

もうひとつは、
すごく人相が悪くなったこと。
メチレンブルー溶液での薬浴も行っていたので、多少青くなることは覚悟していたけど、これは多少じゃすまないぞ。

鼻から目の方に青黒い線が付いている。
やけに顔の彫が深くなったようにもやつれたようにも見える。
おまけに目の周りも青黒い。
隈ができている。
3日ぐらい徹夜したみたい。

ま、これはほんとにすぐ元に戻るだろうけど。

それにしても、鼻と目がつながっているってのは本当だったんだなあ・・・
などと、変なことに感心してしまいました。


・・・シューキン 復帰直前


・・・復帰!

【本日のお世話】
水換20リットル
水作エイトM(奥)掃除・カートリッジ内の活性炭詰替
水作エイトM(手前)同じ + 濾材交換

初サボり

2006年01月20日 | 飼育日記
今年になって初めて水換えをサボってしまいました。

いつもは、朝、会社に行く前に水換えしています。
でも、最近は寒くて起きられない。
起きられても水道管が凍っていて水が出なかったり・・・
給湯機の管が凍ってお湯が出せなかったり・・・

今日は寒くて眠くて起きられませんでした。

うちのネコが喧嘩の傷で自宅療養中なのです。
いつもは外出自由のところを部屋の中に閉じ込めているので、すごくうるさい。
だから寝不足なのです。
やっと静かになってくれた、と思うとぼくの布団の真ん中で寝てたりするのです。
起こすとまたうるさくするので、場所を譲ります。
布団をちょっとしか掛けずに寝ると寒いのです。
だから眠くて寒かったのです。

いつもの朝の水換え所要時間は約15分。
その15分がつくれなかった。

今年に入ってからは、ずっと上手いこといってたのに・・・
朝に水換えできなかったら、夕方早く帰って来たりとか、
夕方も早く帰ってこれないようなら、会社の昼休みにこっそり帰ってきたりとか(会社までは自転車で5分)。

でも、残念、今日は遅くなってしまった。
遅い時間の水換えはよろしくないらしい。
水質の急変が・・・
とかいうことよりも、寝てるもの、金魚たち。

うちの水槽は濾過装置に頼っていないので、水換えが頼り。
明日からがんばります。

一応、朝のフン掃除だけはしました。


・・・人懐こいパールちゃんです

【本日のお世話】
フン掃除のみ

金魚の紹介④(二代目オランちゃん・・・オランダシシガシラ)

2006年01月19日 | 金魚の紹介
(二代目)オランちゃんは器量良しのオランダシシガシラです。
素赤で鰭先が白くて、尾鰭もすらりときれいに開いた素敵な金魚です。
とても元気でどんどん大きくなっています。
なのに、ちょっとかわいそうな金魚でもあります。

(二代目)オランちゃんはどうしても一代目オランちゃんと比べられてしまうのです。
一代目がとにかく可愛かった。
ちょっとだけ白が混じる更紗でした。
ほっぺたの部分の肉瘤が白くて、すごく可愛い顔をしていました。
水面から出した顔がまるでぬいぐるみのよう。
テディベアカットにしたプードルのようでした。

その一代目を死なせてしまい、どうしてもオランダシシガシラがほしかったのです。
車で行ける範囲のホームセンターを何件も探し回りましたが、なかなか気に入ったのには出会えません。
高望みをしているわけではなくて、健康そうで尾鰭がまっすぐなオランダを探していただけなのに、なかなか見つからない。

ひと月近くかかってようやく見つけたのが、二代目でした。
肉瘤も豊かで立派なオランダシシガシラです。
頭の中では『オランちゃん』と呼びかけ始めています。

うーむ、でも、一代目とは違うんだよなぁ・・・
なんかたくましいんだよなぁ・・・
一代目は可憐な感じだったんだよなぁ・・・
違うのが当たり前なのに、ぼくの中ではいまだに一代目の残像が消えないのです。

二代目は、ダントツ一番の食欲と高頭パールのパールちゃんに次ぐ人懐っこさを兼ね備えたすばらしい金魚なのです。
大きな体をぐいぐいっとゆすって元気に水槽内を泳ぎ回ります。
けっこう美形ちゃん(たぶんメスです)だし・・・
わかってはいるんだけどなぁ・・・

ぼくの未練がなくなるまで、グレたりせずに健やかでいてほしいものです。





【本日のお世話】
水換10リットル

金魚の紹介③(丹頂)

2006年01月18日 | 金魚の紹介
丹頂は2005年の6月頃にやってきました。
今は亡き1代目オランちゃんと一緒に近所のホームセンターから。

ひと月前に来た2匹の琉金で金魚の魅力に目覚めてしまったので、増やす金魚をじっくりと検討しました。
でも、無闇には増やせません。
当時の鉢は小さかった(20数リットル)ので。
『これで最後』のつもりで選んだのが、丹頂とオランダシシガシラでした。
それからも、どんどん増えていったわけですが・・・

種類は丹頂。
なんとなく『ツルコ』とか『ツルオ』とかの名前をつける気でいました。
でも(自分の中で)定着せずに、そのまんま丹頂と呼ばれることになりました。
一緒に来たオランダシシガシラに、その愛くるしい容姿から“オランちゃん”の名前がすぐに定着したことと比べるとちょっと気の毒だったかもしれません。

でも、それには理由というか事情というかがあったように今は思います。
丹頂はとにかく生意気でした。
顔も、行動も。
最近はすっかり穏やかになり、むしろ目立たない感さえあるのですが、来た当初はなかなかの問題児でした。
自分よりも小さい琉金を追い掛け回します。
自分よりも泳ぎの下手くそな琉金を。
これが丹頂に特別な名前が付かなかった理由と思います。

結局、金魚たちのチームワークは徐々に改善されてゆくのですが、丹頂には金魚飼育の難しい一面を教わりました。
金魚にも金魚同士の関係があるんだ、ということを。

尾鰭も体もなかなかの美形です。
肉瘤はあまり大きくなる気配がありませんが、それはそれで可愛いものです。
丹頂もシロと同じくメスのようです。
このまま穏やかなおばあちゃんになってほしいと願っています。





【本日のお世話】
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金魚の紹介②(シロ・・・琉金)

2006年01月17日 | 金魚の紹介
琉金のシロは、うちに来た最初の金魚の1匹です。
もう1匹のアカ(琉金)は、夏に死なせてしまいました。

シロは更紗でアカは鰭先に黒が残る金魚でした。
二匹とも琉金なので、区別するためにも名前が必要。
琉金1号、琉金2号というわけにもいかないし。

アカは鰭先が黒いのでクロとしたいところでしたが、うちのウサギの名前が“くろ”なので、ダブらせるわけにもいきません。
で、白い部分があるほうをシロ、ないほうをアカと決めました。

一応、シロという名前になった琉金ですが、いまやもっと白い金魚がいます。
ほとんど褪色の終わった羽衣秋錦のハゴロモのほうがぜんぜん“シロ”っぽい。
ま、ハゴロモにしても、黒オラン(羽衣オランダ)の方がぜんぜん“ハゴロモ”っぽいけど。

シロとアカのおかげで2つの重大なことに気付きました。

ひとつ目は、金魚の尾鰭がものすごくきれいなこと。
ペットショップの金魚は横から見ています。
うちの最初の水槽は睡蓮鉢だったので、上から見ることになりました。
初めて上から見る開き尾の美しさはうっとりするほどでした。
お尻を振り振り泳ぐ愛らしさにもうっとり。
こんなきれいな生き物がいたんだ・・・
と夢中になりました。

ふたつ目は、金魚がひとに慣れること。
メダカが暮らす鉢に琉金を入れたのですが、メダカとはぜんぜん違う。
ひとに気が付き、寄って来る。
エサをあげるのも、覗き込むのも、すごく楽しい。
金魚ってペットなんだ・・・
と感動しました。

そんな大恩あるシロですが、よく見ると尾鰭が内側にカールしています。
これを、まくれというのかな?
でも全く問題なし。

一時期、転覆病のことばかり心配し、
琉金は飼うべきじゃなかった・・・
おれの技術では荷が思い・・・
などと後悔していた時期もあったりするのですが、お構い無しに、どんどん大きくなっているようです。
お腹が太くなったシルエットは、他のオランダシシガシラなどとはずいぶんと別物です。
なるほど、このお腹が琉金の大きな魅力なのだな・・・
うむ、かわいい・・・
とすっかり満足の今日この頃です。

最近ようやく、メスであることがわかってきました。





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