必要な資材は揃いました。
砂利投入の準備を始めます。
今回はかなり力を入れています。
そもそもは、水槽の内壁の灰色が気に入らないから砂利を敷くというだけのことなんですが・・・
「砂利を入れるだけでは芸がない」
「(水質の変化などの)リスクの方が大きくてメリットが小さい」
ということで、思い切って“水作エイトニューフラワーDX(以下、水作)”を投入します。
かなり大きめの投げ込み式フィルターです。
砂利を濾材に見立てての底面ろ過っぽいことがかなり期待できる逸品です。
この機会に濾過能力の増強を図るわけです。
景気良く言ってはみたものの、砂利+水作の投入に伴う不安が次から次へ浮かんできます。
解決できそうなこともあれば、できそうにないこともあります。
そこまで考えることすらできないほどに全く見当もつかないこともあります。
例えば・・・
今までのようにちゃっちゃと毎日の水換えができるのか?
→ ストレーナー付きのホースを使うつもりではいるけれど、やってみなくちゃわからない・・・
今までと同じように粒の小さい沈むエサをあげても大丈夫なのか?
金魚はちゃんときれいに食べてくれるのか?
食べ残しがたくさん出て、あっという間に水が汚れてしまうのではないか?
→ 頻繁な砂利掃除と濾過能力のアップとでなんとかなったらいいなぁ・・・
毎日毎日ホースで砂利を引っ掻き回していてもバクテリアはちゃんと居付いてくれるのか?
→ わからない・・・
水作の投入で水流ができても金魚は大丈夫なのか?
→ 水作は砂利に埋めるつもりだから、吸い込む方の水の流れは問題ないはず・・・
→ 吐き出すほうの水の流れがきついと、メガネくんが溺れてしまうかも・・・
→ なんとかしなければ・・・
水作からゴボゴボと出てくる泡と水とで水面が揺れて金魚の姿が見えにくくなってしまうのではないか?
→ これは大問題・・・
→ メガネくんのこともあるし、なんとかいい作戦を考えなくては・・・
砂利のせいでpHとか硬度とかが変わってしまうのではないか?
→ うーむ・・・ さっぱりわからない・・・
まぁ、一番の心配はやっぱり“掃除がちゃんとできるのか(=ぼく的にいうと、水の透明度が維持できるのか)”ということなんですが、それにしても不安がいっぱいです。
とりあえず、砂利投入と同時にいきなり問題となることについて、手を打ちます。
いきなり問題となることとは、“水が濁る”ことです。
前回の砂利投入時は、水が透明になるまでにかなりの時間がかかりました。
それでは困るのです。
水が濁っているぐらいならば、灰色の内壁の方がまだマシです。
投入と同時に水が透明になってくれることを希望します。
で、早速、作業を開始です。
今回、購入したのは、白い砂利です。
1袋に1kg入りで200円ちょっと。
近所のホ-ムセンターで買い占めた3袋と通販で買い占めた13袋と前に買ったけど使わなかった1袋で、計17袋が手元に揃っています。

・・・コトブキの製品です

・・・粒の大きさはこれくらい
最初の問題は、「何袋使えばいいのかわからない・・・」ということです。
たくさん入れすぎては、水量が少なくなってしまいます。
ぼくがホースで引っ掻き回しても、金魚がほじくり返しても、底の灰色がかろうじて見えない程度の、必要最小限の量に抑えたいのです。
砂利の袋の説明書きには、「厚さ2cmで45cm水槽ならば4~5袋」とありました。
メイン水槽の底面積は45cm水槽のちょうど3倍ぐらいの大きさです。
厚さ2cmでいいのならば、12~15袋ということになります。
しかし、この厚さ2cmがどういう量なのかが判断つきません。
しかたないので、保留したまま作業を進めます。
1袋ずつ丁寧にザルとボウルでゆすいでいきます。
案の定、ゆすぐそばから水は白濁します。
この白い濁りがいったいなんなのかもわかりません。
汚れなのか?
気泡なのか?
砂利同士がこすられて削られた細かい破片なのか?
金魚に良くないものなのか?
沈殿してしまえばなんの不都合もないものなのか?
米を研ぐように掻き回していると、いつまでたっても白濁はおさまりません。
仕方ないので、ほどほどのところで見切りを付けます。
洗い終わった分から、20リットルちょっとのプランターに溜めていきます。
12袋の作業が終わったところで、なんとなくいい感じの量になってきました。
でも、念のためということでもう1袋加えます。
これで13袋。
クリスチャンではありませんが、なんだか“13”は縁起が悪いので、もう1袋加えてみます。
14袋も切りが悪いので、もう1袋・・・と思いましたが、とどまりました。
うちの金魚は14匹です。
なので、砂利も14kg。
1匹当たり1kg。
なんの意味もありませんが、これでなんだかスッキリです。
プランターに溜めた14kgの砂利を念のためにもう2度ほどゆすいで、作業は一段落というところです。

・・・14袋分(14kg)の山です
ここからが今回の準備作業のミソです。
“投入と同時に水を透明に!”という目標に向けて、砂利を“即戦力化”します。
ズバリ、『不純物の除去』と『バクテリアの定着』、そしてついでに『なんとなく水質にあんまり影響を与えない感じにしておくこと』です。
まずは、水作の準備です。

・・・水作エイトニューフラワーDXです
予めセットされている何の変哲もない川砂利は、そのまま玄関先に撒き散らします。
代わりに入れるのが“麦飯石”です。
効能は良くわかりませんが、なんとなくよさげな響きです。
“麦飯石溶液”は高価で手が出ませんが、ただの“麦飯石”は1kg入りで350円で買えました。
麦飯石にもいろんなグレードがあるんでしょうけど、麦飯石には変わりません。
きっとなにかいい効果があるはずです。
幸い元々の川砂利とサイズ的にも変わりません。

・・・普通の川砂利がセットされています

・・・川砂利は捨てました(もう後戻りできません)

・・・今回使う麦飯石です(1kgで350円)

・・・よくゆすいでからセット完了

・・・粒の大きさもいい感じです
ちなみに・・・

・・・水作エイトニューフラワーDXには短いチューブとジョイントを加えておいた方が掃除がしやすそうですよ
できあがった水作を砂利の中に埋めて、次に、メイン水槽の飼育水を注ぎ込みます。

・・・埋め中
メイン水槽の飼育水中のバクテリアさん達に新しい砂利と水作の中に移り住んでいただくわけです。
これが“即戦力化”です。
とりあえず15リットル注いだところで、20リットルのラインに到達しました。
(14kgの砂利の純体積はおよそ5リットルということがわかりました)
飼育水中に含まれるのはバクテリアだけではありません。
金魚の糞も一緒に入ります。
アンモニアの発生源、すなわちバクテリアの繁殖のためのエサです。
さらに、ろ過バクテリア液5mlを追加します。
バクテリア同士で喧嘩しないか心配ですが、おそらく親戚ぐらいの関係にあると思いますので大丈夫でしょう。
そして、咲ひかり金魚の色揚用と稚魚用とをひとつまみ放り込みます。
アンモニア発生源でもありますが、ひかり菌にも期待します。
“ひかり菌”がなんなのかはよくわからないままですが、バクテリアとの共生でより良い砂利にしてもらいたいものです。
とどめにヒーターまで投入します。
メイン水槽と同じ23度の設定です。
エサをもらい、親戚を迎え、友達まで仲間入りして、おまけに暖房まで。
まさに、VIP待遇。

・・・完成!
これで準備は完了です。
“不純物の除去”、“バクテリアの定着”、さらに、“なんとなくいい感じにメイン水槽の飼育水的なもので砂利がコーティングされる”ような気がします。
エアーを回して、しばらく置いておけば完全無欠な砂利の完成です。
来週末にはメイン水槽へ即戦力として投入する予定です。
ちなみに、これは、
『かんたんな金魚の飼い方』サイトでHinconさんが紹介してくださっている“フィッシュレスで水作り”を真似して勝手にアレンジしてみたものなんですが・・・
もはや原型を留めていませんね・・・
でも、これはこれで立派な“フィッシュレスで砂利作り!”ということで、期待しています。
『わざわざこんなことしなくても・・・』という疑念も湧いてきますけどね・・・
【メイン水槽のお世話・・・水量135Lのプランターで14匹が生活中】
水換15リットル