一昨日から水換用の水にテトライージーバランスを混ぜ始めました。
テトライージーバランスに期待しているのは飼育水中の硝酸塩・リン酸塩の減少です。
そして、それによる水換の必要性の減です。
もともと、ぼくにとってほぼ毎日の水換(糞掃除+砂利掃除+部分換水)はさほど苦になるものではありません。
どちらかというと楽しみの要素が強い作業です。
それでも、やっぱりその時間がつくれない日もあります。
そんな日が2日も続くと、水槽内の水が“きれいな水”ではなくなってくるのです。
ぼくにとっての“きれいな水”というのは、もちろん金魚にとっての“良い水”とは違います。
ぼくにとっての“きれいな水”とは、“ひたすらに透明な水”のことです。
こればっかりは譲れません。
たとえ金魚に迷惑がられていようとも、最優先の事項です。
フンが落ちているのは気になりません。
数日中にほぼ回収されることが確定しているものならば、気にはなりません。
内壁にコケが生えていても気にしません(生えてないけど)。
水槽の外側が汚れていても平気です。
ただ、水だけは透明でピカピカでキラキラであってほしいのです。
今の水槽(水量130リットル)に砂利を投入してからは、ぼくの1回の水換量はだいたい20リットルです。
水換用のバケツの容量が22リットルだからです。
20リットルだとカルキ抜き(エーハイム4in1)の添加量を計算しやすいという事情もあります。
これを“2日に1度”にしてみようか、と考えたりします。
でも、そのサイクルを続けていると、ごくうっすらと水が茶色っぽくなりはじめるのです。
金魚にとっては神経質に考えるようなレベルのことではないと思いますけど、ぼく的には鑑賞上の楽しみを大きく損なう現象です。
そんなことで、「水換を少々さぼっても透明でピカピカでキラキラの水を維持できる方法がないものか?」と模索していたのです。
今回、白羽の矢を立てられたテトライージーバランスの説明書きに謳われる効能はおおよそ以下の通りです。
① pH・KHを安定させる。
→ 安定してるに越したことは無さそうだ・・・
② リン酸塩を減らす
→ コケの栄養を奪うんだからアオコも発生しにくくなるよなぁ・・・(水槽内にリン酸塩が溜まるなんて知らなかったけど)
③ 硝酸塩を減らす
→ バクテリアさんでも分解しきれない硝酸塩を減らしてくれるなんてありがたいなぁ・・・ 硝酸塩はコケの栄養になってもいるわけだし・・・
④ ビタミンB群・ミネラルを供給する
→ いまさら必要なのかどうかはわからないけど、まぁ、ありがたく受け取っておこう・・・
そして、本来の使い方はこんな感じです。
これが、ぼくにとってはちょっと厄介なのです。
① 飼育水10リットル当たりに2.5mlを添加してスタート。
② その後は1週間ごとに同じ量を追加。
③ 水換の必要性は小さくなるにしても、もちろんいずれかのタイミングで水換が必要なのは当たり前。
使用量的にはたいした量ではないので、ぼくの経済力でも何とかできる範囲なのですが・・・
基本的に「長期的に水質を安定させてセカセカした水換をさせない」という前提の製品なのです。
ぼくのように、セカセカと水換したがる人間にはあんまり向かない使用方法なのです。
うーむ・・・ 悩みどころです。
しかたないので、とりあえずは妥協策で様子見です。
水換用の水に、毎回、10リットル当たり2.5ml(本来の規定量)を添加してみることにします。
こんな邪道な使い方でもそれなりの良い効果を現してくれることを期待します。
ところで、テトライージーバランスの説明には少し気になることが2つ書かれています。
1つめは、“成分中のパール状の粒子(これが硝酸塩を減らす肝の物質らしい)は金魚が食べても害はない”ということ。
『金魚に害が無いのは当たり前にしても、肝心の粒子が水に沈んでしまうようでは、水換のたびに捨てちゃうことになるのかなぁ・・・?』と不安です。
でも、“粒子”の実物は、水に溶かしてしまえば肉眼では確認できない細かさです。
目に見えないことなので心配するのもやめておきます。
2つめは、“テトライージーバランスの添加によって、飼育水内の微生物が活発に活動し始めて、酸素消費量も増えるので、ちゃんとエアレーションしなくてはいけない”ということ。
『そんな大袈裟な・・・』と考えていたのですが・・・
どうも昨日今日と、金魚たちが水面付近にいるような気がします。
注意が必要です。
■メイン水槽のお世話・・・水量130Lのプランターで14匹が生活中■
水換20リットル
テトライージーバランス 5ml添加

・・・ヤナギさんらしいおっかない顔が撮れました
■パールちゃんのお世話・・・水量20Lのプランターにて松かさ病治療中■
水換7.5リットル(0.3%食塩水)

・・・元気はあるんですが ウロコは立ったまんまです