goo blog サービス終了のお知らせ 

金魚と暮らす365日

金魚に魅せられた初心者の飼育日記です。

テトライージーバランスを使ってみています

2007年01月06日 | 金魚のお世話

一昨日から水換用の水にテトライージーバランスを混ぜ始めました。
テトライージーバランスに期待しているのは飼育水中の硝酸塩・リン酸塩の減少です。
そして、それによる水換の必要性の減です。

もともと、ぼくにとってほぼ毎日の水換(糞掃除+砂利掃除+部分換水)はさほど苦になるものではありません。
どちらかというと楽しみの要素が強い作業です。
それでも、やっぱりその時間がつくれない日もあります。
そんな日が2日も続くと、水槽内の水が“きれいな水”ではなくなってくるのです。

ぼくにとっての“きれいな水”というのは、もちろん金魚にとっての“良い水”とは違います。
ぼくにとっての“きれいな水”とは、“ひたすらに透明な水”のことです。
こればっかりは譲れません。
たとえ金魚に迷惑がられていようとも、最優先の事項です。

フンが落ちているのは気になりません。
数日中にほぼ回収されることが確定しているものならば、気にはなりません。
内壁にコケが生えていても気にしません(生えてないけど)。
水槽の外側が汚れていても平気です。
ただ、水だけは透明でピカピカでキラキラであってほしいのです。

今の水槽(水量130リットル)に砂利を投入してからは、ぼくの1回の水換量はだいたい20リットルです。
水換用のバケツの容量が22リットルだからです。
20リットルだとカルキ抜き(エーハイム4in1)の添加量を計算しやすいという事情もあります。

これを“2日に1度”にしてみようか、と考えたりします。
でも、そのサイクルを続けていると、ごくうっすらと水が茶色っぽくなりはじめるのです。
金魚にとっては神経質に考えるようなレベルのことではないと思いますけど、ぼく的には鑑賞上の楽しみを大きく損なう現象です。

そんなことで、「水換を少々さぼっても透明でピカピカでキラキラの水を維持できる方法がないものか?」と模索していたのです。

今回、白羽の矢を立てられたテトライージーバランスの説明書きに謳われる効能はおおよそ以下の通りです。

① pH・KHを安定させる。
 → 安定してるに越したことは無さそうだ・・・

② リン酸塩を減らす
 → コケの栄養を奪うんだからアオコも発生しにくくなるよなぁ・・・(水槽内にリン酸塩が溜まるなんて知らなかったけど)

③ 硝酸塩を減らす
 → バクテリアさんでも分解しきれない硝酸塩を減らしてくれるなんてありがたいなぁ・・・  硝酸塩はコケの栄養になってもいるわけだし・・・

④ ビタミンB群・ミネラルを供給する
 → いまさら必要なのかどうかはわからないけど、まぁ、ありがたく受け取っておこう・・・

そして、本来の使い方はこんな感じです。
これが、ぼくにとってはちょっと厄介なのです。

① 飼育水10リットル当たりに2.5mlを添加してスタート。
② その後は1週間ごとに同じ量を追加。
③ 水換の必要性は小さくなるにしても、もちろんいずれかのタイミングで水換が必要なのは当たり前。

使用量的にはたいした量ではないので、ぼくの経済力でも何とかできる範囲なのですが・・・
基本的に「長期的に水質を安定させてセカセカした水換をさせない」という前提の製品なのです。
ぼくのように、セカセカと水換したがる人間にはあんまり向かない使用方法なのです。

うーむ・・・ 悩みどころです。

しかたないので、とりあえずは妥協策で様子見です。
水換用の水に、毎回、10リットル当たり2.5ml(本来の規定量)を添加してみることにします。
こんな邪道な使い方でもそれなりの良い効果を現してくれることを期待します。

ところで、テトライージーバランスの説明には少し気になることが2つ書かれています。

1つめは、“成分中のパール状の粒子(これが硝酸塩を減らす肝の物質らしい)は金魚が食べても害はない”ということ。
『金魚に害が無いのは当たり前にしても、肝心の粒子が水に沈んでしまうようでは、水換のたびに捨てちゃうことになるのかなぁ・・・?』と不安です。
でも、“粒子”の実物は、水に溶かしてしまえば肉眼では確認できない細かさです。
目に見えないことなので心配するのもやめておきます。

2つめは、“テトライージーバランスの添加によって、飼育水内の微生物が活発に活動し始めて、酸素消費量も増えるので、ちゃんとエアレーションしなくてはいけない”ということ。
『そんな大袈裟な・・・』と考えていたのですが・・・
どうも昨日今日と、金魚たちが水面付近にいるような気がします。

注意が必要です。

■メイン水槽のお世話・・・水量130Lのプランターで14匹が生活中■
水換20リットル
テトライージーバランス 5ml添加


・・・ヤナギさんらしいおっかない顔が撮れました

■パールちゃんのお世話・・・水量20Lのプランターにて松かさ病治療中■
水換7.5リットル(0.3%食塩水)


・・・元気はあるんですが ウロコは立ったまんまです

テトライージーバランス購入!

2007年01月03日 | 金魚のお世話

正月ということで、祖母の家に親戚が集まったのですが、たまたま近所に大型ペットショップがあるのです。
せっかくなので覘いてみました。

すると、ここ数日、想いを寄せていたテトライージーバランスが安く売られています。
500mlで1886円(税込)。
メーカー希望小売価格は3640円(税別)のものです。
特売でもなんでもないのに、ものすごい安さです。
導入を躊躇する大きな要因に価格の高さがあったのですが、この値段なら買いです。
とりあえず1本を購入です。

肝心の “どう使うべきか”、“何を期待すべきか” はまだ考えがまとまっていないのですが、猛烈にワクワクしています。


・・・テトライージーバランス!


・・・よくわかんないけど きっと優れものです

■メイン水槽のお世話・・・水量130Lのプランターで14匹が生活中■
なにもせず・・・

■パールちゃんのお世話・・・水量20Lのプランターにて松かさ病治療中■
水換7.5リットル(0.3%食塩水)
※まだ病状に変化なしです

水作エイト・ニューフラワーDX 初掃除

2006年12月30日 | 金魚のお世話

水作エイトニューフラワーDXを初めて掃除しました。
やってやれないことはありませんが・・・
正直、『掃除が簡単!』とは言えません。
ぼく的には非常に面倒臭い構造です。

現在の我が家の水槽内のフィルターは、パワーハウス・システムフィルター(0.50)3個と、このニューフラワーDXとで計4個です。
これらを1週間に1個ずつ掃除して、それぞれのフィルターが4週間に一度ずつ掃除されるというサイクルにするつもりです。

でも、フィルター掃除はやっぱり面倒臭い・・・

■メイン水槽のお世話・・・水量130Lのプランターで14匹が生活中■
水換40リットル
水作エイトニューフラワーDX掃除
底砂利もちょっと強めに掃除
ろ過バクテリア液(サイクル)10ml添加
※アヌビアス・ナナの鉢(3ヶ)撤去


・・・水草が無くなってしまいました

■パールちゃんのお世話・・・水量20Lのプランターにて松かさ病治療中■
水換7.5リットル(0.3%食塩水)
ストマイ液剤20(ストレプトマイシン)1.0ml添加(ある程度の濃さになっているつもりです)
※まだ病状に変化なし
※そろそろストレプトマイシンに見切りをつけます・・・

中和剤の謎

2006年09月29日 | 金魚のお世話

一昨日のことですが、中和剤のエーハイム4in1(500ml)を使い切りました。
なんにせよ最後まで使い切るのはなんだか気分がいいものです。

で、早速、おんなじものを開封したのですが、このままエーハイムの4in1を使い続けるべきなのか、ちょっとだけ考えました。
まあ、買い置きがあったので今さら考えるまでも無いのですが、ちょっとだけ。

実はいま少しだけ“麦飯石溶液”に憧れています。
なにやら優れもののようです。
塩素を中和するだけではなく、特別なセンサー機能でもって水道水内の良くないものを無害化し、さらにあった方がいいミネラル類を過不足無く供給してくれるらしいです。
如何せん値段が高いので手が出ませんが、憧れます。

でも、『そもそも“中和剤”ってなんなんだろう』とも思ったりします。
“塩素は金魚に有毒なので、中和することが必要”ということのは金魚を飼い始めた翌日には誰でも知っていることです。
塩素の中和は“チオ硫酸ナトリウム”という物質が担当していることも、簡単にわかります。
しかし、塩素が中和されて(チオ硫酸ナトリウムとくっ付いたり別れたりして)いったい何になるのかをちゃんとしっかり理解している人は意外と少ないんじゃないでしょうか?
もちろんぼくも知りません。
ほんとに無害なものなのか?
出来上がるのは固体なのか液体なのか気体なのか?

ぼくが愛用するエーハイム4in1には“水道水中の重金属を無害化する”という素晴らしい効能がプラスされています。
でも、どうやって無害化してるんだろう?
無害化するってどういうことなんだろう?
無害化された重金属は何になってどこに行くんだろう?
水中を漂うのか、底に沈むのか、それとも空気中に飛び出していくのか?

汲置水を使用するときはどうなんだろう?
汲み置きしておけば塩素はガスになって抜けていくらしいけど。
他の重金属なんかはどうなるんだろう?
中和剤を使うのよりもいいんだろうか?
上級者(あるいは専門家)が中和剤を使うよりも汲置水を使うことが多いような気がするのはなんでなんだろう?
(水温合わせのためなのか?)

いまだにわからないことだらけです。
でも、わからないこともわからないと承知していれば、気が楽です。
わからないなら多数派の意見を真似てみればいいだけですからね。
気は楽ですけど、いまいち気分はすっきりしないのが困りものですね。

【メイン水槽のお世話・・・水量100ℓのプランターで8匹が生活中】
水換10リットル

【キイロ・きんいろのお世話・・・水量20ℓのプランターでちびっ子が生活中】
水換5リットル

【シロのお世話・・・水量20ℓのプランターで松かさ病治療中】
水換7.5リットル(0.5%食塩水)
※腹水症状さらに微妙に悪化・・・(180%→185%)
※でも元気です!
※明日あたり回復してくれそうな予感!?







【ハゴロモ・丹頂・シューキンのお世話・・・水量45ℓのプランターで屋外静養中】
水換15リットル

呪縛からの解放・・・活性炭編

2006年09月08日 | 金魚のお世話

ある程度の分別がつくと、生き物を飼うのは案外おっかないものです。

うちの先代のウサギを飼い始めたのは十数年前のことです。
当時は今ほどウサギ飼育がポピュラーではなかった時代です。
あるべき飼育スタイルについての情報も不足していました。
さすがに、『ウサギに水を飲ませたら死ぬ』なんてのが嘘であることは世間に宣伝されていましたし、仮に知らなかったとしても、ちょっと考えれば間違いであることがわかる程度の見識はぼくも備えていました。
でも、間違った思い込みや刷り込みがたくさんあったなぁ・・・と思います。

例えば、とあるドラマの中の台詞で有名になった『ウサギは寂しいと死んじゃうんだよ』なんてのを結構信じていました。
遅く帰っても、『昼間は寂しい思いをさせてるんだから・・・』などと思うので、どうしても遊んであげなくてはいけない気がするのです。
遊んでやってればいつまでも遊んでもらおうとするので、なかなか切り上げどきが難しいのです。
だから毎日結構忙しかったのを覚えています。

でも、しばらくしてその情報が嘘であることがわかってきました。
ウサギ(しかもオス)という生き物の本来の生活習慣から考えれば、(いくら家畜化されているとはいえ)そんなはずがないのです。
徐々に妙な義務感から解放されていきました。
でも、その妙な義務感のおかげで初代のウサギとは相当に親密な関係が築けたのかもしれません。

今のウサギを飼うときには、逆に『ウサギは本来単独生活をする生き物なのだから、構いすぎてはストレスになる』という飼育本の情報を鵜呑みにしてしまいました。
で、なるべく素っ気無く接するように心掛けました。
おかげで、6歳になった今も妙に懐いてくれません・・・
性差(2代目はメス)も品種の違い(初代は普通のミニウサギ(体重2kg)、2代目はネザーランドドワーフ(体重800g))も関係するのでしょうが、飼育方針に反省すべき点があったと思います。

初代のウサギを飼うときにはもうひとつ間違った刷り込みがありました。
もともとウサギ(アナウサギ)は節水型の生き物で、少ない水分摂取量を無駄にしないように、濃縮したオシッコをするのです。
それでも飼育するには水を飲ませるのが当然です。
でも、ペットショップの店員にこう言われたのです。
『水分はもちろん摂らせなくてはいけないけれど、水と野菜をいっしょに与えると下痢をするからやめたほうがいいです。水か野菜のどちらかに決めてそれで水分を摂らせるようにした方がいいです』

ぼくはそれを忠実に守りました。
水か野菜のどちらかしかあげられないのなら、やっぱり野菜をあげたほうがいいような気がします。
野菜の方が美味しそうですから。
毎日毎日野菜を洗ってきれいに水分を拭って(これは本当に大事!)たっぷりあげました。
ウサギは特に不自由も不満もないようでしたが、こちらは結構大変です。
野菜がなくなればスーパーに買いに行き、旅行に行くときはお世話のマニュアル(野菜は絶対に拭いてからあげてくれ!)を渡してから誰かに預けていました。

当時はウサギ飼育に関する情報がほんとに不足していました。
今のようにインターネットが普及している時代でもありません。
今でこそ本屋に行けばウサギの飼育本が10冊ぐらいはすぐに見つかりますが、当時は2冊ぐらいしかなかったのです。
その2冊には『水と野菜をいっしょにあげてはダメ』なんてことは書かれていませんでしたが、ぼくはひたすらにペットショップの店員に刷り込まれたことを信じ続けました。

しばらくすると、なぜかちょっとしたウサギブームがやってきました。
ウサギ関連の本もたくさん出版されるようになりました。
見てみると、どの本にも『水と野菜をいっしょにあげてはダメ』なんてことは書かれていません。
ようやくにしてぼくも、ペットショップの店員に刷り込まれた情報が誤り(というか信憑性の薄い情報というか配慮すべき価値のない情報というか)であることに気付きました。

でもでも、一度刷り込まれた情報は、呪縛となってぼくを縛り続けるのです。
小さい時から野菜だけで水分を摂らせていたウサギにいまさら急に水を飲ませ始めても大丈夫なんだろうか、と心配になるわけです。
この呪縛から解放されるには相当の時間とエネルギーを要しました。
いかんせん自分とは違う生き物なので、身体のつくりや働きがどうなってるのか想像がつかないんですね。
だから、やたらと臆病になるのです。
水を飲ませてみれば実際どうってことはないのです。
でもでも、なんだか心配で最初の一歩が踏み出せなかったりするのです。

長々とウサギの話を書きましたが・・・
金魚飼育に関しても、似たような“呪縛”がいろいろとあります。
もっとも、この“呪縛”はほとんどぼくの思い込みによるもなんですが・・・

ぼくがぼくなりになんとか逃れ得たちょっとした呪縛にはこんなものがあります。
「中和剤は厳密に計量しないと危険!」
→ そんなに神経質にならずとも大丈夫
「水換時の水温はぴったり合わせないと金魚が弱る」
→ よっぽど弱った金魚でもいない限りは案外適当でも大丈夫
「食塩はとにかく金魚にいい!」
→ だからといってずっと入れっぱなしにしておくようなものでもない
どれもこれもちまちましたことですが、結構ぼくは囚われていたのです。

そして、最近大きな呪縛からまた解き放たれました。
活性炭です。

ぼくは、ほんとの意味での水質(pHとか硝酸塩濃度とか)を検査してみることがどうしても億劫でならないのです。
そんなことで頭を悩ますぐらいなら、ひたすら身体を動かして水換えしたほうが断然マシだと感じるのです。
でも水質に自信がないのでせめて目で見える範囲には気を付けようと思います。
目で見える範囲というのは、金魚の様子と水の色や透明度です。

うちでは、水槽を屋内に移した去年の秋から、ずっと水槽内に活性炭を使用していました。
おかげで水は(たいてい)ピカピカで透明な状態を維持していました。
でも、ぼくは“水が透明であるためには活性炭が必須”という呪縛に囚われてしまっていたようなのです。

活性炭の本来の用途を理解せぬままひたすらに定期的な交換を繰り返していました。
『活性炭が無かったら、水が濁りそう』
『水が濁ったら金魚の身体に悪そう』(ほんとはどうなのか知りませんけど)
『だから活性炭は外せない・・・』
そんな強迫観念のようなものに縛られていました。

でも、これを思い切って外したのが3週間前です。
活性炭よりも濾材の方が大事と考えて入れ替えたのです。
立て続けに金魚を亡くし、水質改善の必要に迫られていたのです。
ぼくの鑑賞のためには、水の透明度はものすごく優先される要素なのですが、この際、濾過バクテリアさんの定住・繁殖を優先してみようと決断したのでした。

で、3週間経ったいまですが、水はピカピカで透明な状態をちゃんと維持してくれています。
活性炭に頼らずとも水の透明度は維持できる、ということがようやく腹の底から納得できました。
ついに活性炭の呪縛から逃れることができたのです。
ぼくにとっては大きな前進です。
(もちろん、活性炭に様々なメリットがあるらしいことは知ってはいるつもりですけどね)

しかし、ぼくを縛る呪縛はまだまだたくさんあります。
これらから少しずつでも逃れる努力や勇気や決断が必要です。

例えば・・・
ろ過バクテリア液へのいまいち根拠の無い依存・・・
糞掃除をしないと糞が散らばってすぐに水が悪くなりそうだという不安・・・
とにかくこまめに水換えしないと心配になる小心さ・・・

うーむ・・・
まだまだ道は険しいぞ!


・・・ピカピカの水!


・・・我が家のウサギ(名前くろ ♀ 6歳) 懐いてくれません・・・

【本日のお世話】
水換え10リットル

【キイロ・きんいろのお世話】
水換5リットル

【シロのお世話】
水換5リットル(0.25%食塩水)
ろ過バクテリア液2ml添加

【シューキン・ハゴロモ・丹頂のお世話】
水換5リットル(0.25%食塩水)+5リットル追加(0.25%食塩水)
ろ過バクテリア液3ml添加
※水量5リットル増(40リットル→45リットル)

パワーハウス・システムフィルター初掃除

2006年05月25日 | 金魚のお世話

クリオンのパワーハウス・システムフィルター(0.50)を初めて掃除しました。
手前側と奥側の2個を一編にです。
濾過バクテリアがどうのなどとは言っていられません。
ただでさえキライな掃除をしなくてはいけないのに、これ以上頭を使うのは無理です。

使い始めてもうすぐ1ヶ月。
さて、その中身は?

うむ・・・見事に汚れている。
中にはゴミが一杯です。
まさかこんなに一生懸命に働いていてくれたとは・・・
少々甘く見過ぎていました。

エアー量減の原因は吸込み口のスポンジでした。
糞掃除のついでにいつも吸込み口のゴミも掃除してはいたので、表はきれいなままでしたが、裏(濾材側)がドロドロでした。
これでは、水を吸い込めなくなるのも当たり前。
エアーも送り込めず、出る量も減る。
全て納得できました。

自分の大きな思い違いにも気が付きました。
なんとなく外部式フィルターのように何ヶ月も掃除しなくても大丈夫のような気でいたのです。
でも外部式と投込式とでは事情が違うんですね。
外部式のように強制的に水を出し入れするだけのパワーは投込式にはないわけです。
当然、ある程度の間隔で掃除が必要になるわけです。

たまたま今回は砂利の設置などで水が汚れ気味だったこともありますが、うちの水槽では今後も1ヶ月に1度程度の掃除が基準になってきそうです。
次回からは2個のフィルターの掃除にもローテーションを考えていかなくてはいけません。
ま、これからはフィルターの汚れもちょっとは抑えられそうな気がしますので、少しは楽できそうな気もしてるのですが。

それにしても一番心配していた掃除の面倒臭さは意外にもたいしたことありませんでした。
むしろ水作エイトよりも楽なぐらいです。
これなら大丈夫です。
今の心配は、“濾材をいつ交換したらいいのか”ということ。
見てもわかんないんでどう判断するべきなのかもわかんないんですよねぇ・・・


・・・金魚もご機嫌?

【本日のお世話】
パワーハウス・システムフィルター(手前)掃除
同じく(奥)掃除
水換30リットル
濾過バクテリア液15ml添加

ろ過バクテリア サイクル(100ml)使い終わり
同じく(250ml)開封

食塩添加なんとなく中止

2006年05月23日 | 金魚のお世話

昨日で水換の際の食塩添加を終了しました。

封を開けていた食塩をたまたま昨日使い終えたわけです。
買い置きはあと2袋ありますが、なんだか封を切る気になりません。
正直、面倒くさい・・・ということです。

幸い水槽の調子もなんとなく好調ですし・・・
あんまり難しいことは考えずに、一旦終了することとしました。
水換もぐんと楽になりました。

一斉薬浴を終えると同時に食塩の添加を中止したのが4月23日。
しばらくしてフィルターの変更にあわせてまた食塩を混ぜ始めたのが4月29日。
ちょうど1ヶ月で二度の方針転換ということか・・・
またそのうち混ぜ始める可能性が高いな・・・


・・・またお世話になりそうな予感

【本日のお世話】
水換10リットル

バクテリア投入

2006年04月03日 | 金魚のお世話

昨日退院したハゴロモ(秋錦?)は元気にしています。
他の金魚に突っつかれたりすることもなく、穏やかに過ごしています。

さて、一昨日の土曜日に近所のホームセンターに行きましたが、そこでろ過バクテリア液を購入しました。
トリオコーポレーションの『ろ過バクテリア サイクル(100ml)』です。

ハゴロモの尾ぐされ病(?)で、自分の水質管理能力に限界を感じました。
金魚を健康に生活させるためには、やはりもうひと工夫必要なのではなかろうか、と。

でも、試薬を使って水質をチェックするようなことは苦手。
なんだか難しそう。
それに、検査で「水質悪化」なんて結果が出てしまったら混乱しそう。
そういう結果が出たら水換をすればいい、ということなんだろうけれど、うまくできるか自信がありません。
いっぺんにたくさんやり過ぎて却って金魚に負担を強いる、なんてことになりそうです。
完璧な数値を追い求めて、とんでもないことになりそうな気もします。
これはぼくには向いていない。
世の中にははっきりとわからないほうが良いこともあると思います。
30数年も生きていると、トラブル発生時に自分がどう対処するだろうかということをかなり正確に思い描くことができるようになります。

そうかといって、水つくりの王道ともいえる“ろ過バクテリアの繁殖”を目指すのもぼくには向いていなさそう。
ろ過の仕組み自体を化学的・生物学的にきちんと理解するようなことは大の苦手。
でもそれよりも、目に見えないバクテリアを信頼するということが、なによりぼくには向いていません。
いるのかいないのかわからない微生物の存在を前提に、何かを考えるというようなことはぼくには苦痛です。

やっぱり、ぼくには“ただひたすらに水換をする”的な手法が向いているのだと思います。
“継続する”あるいは“とりあえずなんかする”ということになんらかの安心感が生じるようです。
ただひたすらにやりつつ、足りない部分はよーく観察して補う(うまくいかないことも多々ありましたが・・・)、ということが向いているようです。

そんなぼくにも受け入れやすい水質改善策を見つけました。
それが、“ろ過バクテリア液の投入”です。
今まで真面目に検討したことはなかったのですが、説明書きを読んでみて、『これならいけるかも』と思いました。

使用方法を大雑把に書くと下のような感じです。
① 水槽立ち上げ時には、3.5リットルあたりに1ml
② その後は1週間ごとに、6リットルあたりに1mlを追加
③ 海水の場合は2倍
④ 入れすぎても問題なし
⑤ 0℃~10℃で保管

なんとなくぼく好みの“ただひたすらに(難しいことを考えずに)やるだけ”的な使用方法です。
これならぼくにもできそうです。
ほぼ毎日部分換水(糞掃除+差し水)をしている我が家の水槽では説明書きの使用量をそのまま当てはめることはできませんが。

問題は価格。
今回は100mlを1000円ぐらいで買いました。
でも、もっと大きいサイズをもっと安い店で買えば、単価は半分以下に落ち着きます。
最近、濾材の交換サイクルを延ばしている関係で、金魚関連の消耗品コストは大幅に下がっています。
うむ、いける!

ということで、使用開始です。
まずは手始めに10ml投入。
水量は100リットルですが、60リットル分ということです。
ついついケチってしまいます。
これは性癖ですな・・・



【本日のお世話】
水換10リットル(0.5%食塩水)
ろ過バクテリア液10ml投入!

金魚のお世話⑮(活性炭の詰替)

2006年03月23日 | 金魚のお世話

我が家の水作エイトM4個には全て活性炭カートリッジを装備しています。
でも、水作の活性炭カートリッジはなんでこんなに高いのでしょう?
近所のホームセンターでは1個260円ぐらいします。
交換濾材よりも高いのです。

毎回新品に交換する余裕はないので、うちでは上部フィルター用のネット入りの活性炭を小分けして詰め換えています。
多少(というか、かなり)面倒臭いのですが、我慢です。
ちゃんと計算したことはないのですが、これだと1回当たり20円~30円の材料費で済むことになります。

でも、なんで水作(メーカー)は詰替専用の活性炭を販売してくれないんだろう。
フタを外せば詰替が可能ということも教えてくれてはいません。
なぜ?
意地悪してるの?
おかげで何回か新品を購入し、使い捨ててしまいました。
今にして思えば痛い出費です。
カートリッジのケースだけでもとっておけばよかった、と後悔しています。

新品の水作を買うと、必ず活性炭のカートリッジはセットで付いてくるんですよね。
初めて活性炭を使ったときは、水の透明度にびっくりしました。
水が透明であることは、ぼくの金魚飼育における優先順位の中でもかなり高位にランクされている事項です。
以来、活性炭は欠かさず使用しています。
推奨されている2週間を目安にちゃんと詰め替えを行っています。

でも、水を透明にすること以外の活性炭の効能はよくわかっていません。
純正品の外箱に書かれている「白にごり、黄ばみを除去」、「嫌な臭いを強力脱臭」、というあたりまでは想像がつくのですが。
他のメーカーの活性炭の説明書きには、「有機物、細菌類、アンモニア等を強力に吸着・除去」と書かれています。
他にも「塩素(カルキ)、鉄分、アンモニア、不純有機物などを吸着し・・・」と書かれているものもあります。
すごい優れもののようです。
でも、どのぐらいすごいのかはよくわかりません。

その他にも、「1ヶ月に2~3回お取り替えください。(取り替え回数が多いほど効果的です。)」などとも書かれています。
でも、純正品の注意書きには、「濁りの除去後、微生物の繁殖を促すため効力期間の2週間を目安にカートリッジは必ず取り外してください。」などと書かれています。
うーむ、わからない。
活性炭の使用は濾過バクテリアの繁殖に悪影響があるということなのだろうか?

結局、深く探求するのは煩わしく、水は透明度を保ち続け、金魚も元気にしてくれているため、現在のペースを変えようとは思わないのですが、ちょっとだけ不安。
いっつも思うことなのですが、金魚に関連するものは、飼育本にしても製品の説明書きにしても、みんな「これこれだから、こうしなさい」の「これこれだから」の部分が書かれていないことが断然多いんですよね。
もちろん、書いてあったとしても理解できるとは限らないのですが、やっぱり責任ある人(本を書いたり製品を作ったりしてお金をもらっている人)の「これこれだから」という説明が聞きたいと思うのです。
そうでないと、自分の金魚のためにどう加減したら良いのかが判断できないのです。
自分でネットで調べるのもいいけど、やっぱり責任と権威のある人の言葉を聴きたいと思うのです。

やっぱり自分で考えなきゃダメなのか?
世の中、そんなに能力のある人ばかりじゃないぞ。
ケチケチせずに教えてくれ。


・・・水作の活性炭カートリッジ(純正品)と詰替用に使っているネット入り活性炭

【本日のお世話】
水換5リットル

濾材の掃除についての大発見(?)

2006年03月20日 | 金魚のお世話

昨日の記事にコメントをいただきました。
水作の濾材交換サイクルを3ヶ月くらいにして濾過がばっちり機能している、というコメントです。

ぼくは、水作のフィルターの寿命はてっきり1ヶ月程度と思い込んでいました。
そのぐらい経つと目詰まりでにっちもさっちもいかなくなるものなんだと。

でも、やりようによっては3ヶ月ももたせることができるということか・・・
3ヶ月もあればバクテリアもうまいこと繁殖してくれそうな気がする・・・
問題は、『ぼくにできるだろうか?』ということになるわけですが、ちょっと頑張ってみる気になっています。
3ヶ月は無理でも、ひとまず2ヶ月ぐらいを目指してみようかと。

実は、昨日フィルターの掃除をしていて、ひとつの発見があったのです。
これまで、濾材の掃除がうまくできずに困っていました。
どろどろが見事に濾材にへばりつき、飼育水の中でゆすいでも、ほとんどどろどろが落ちてくれなかったのです。
かといって歯ブラシでゴシゴシやると毛羽立っちゃってうまくないし(バクテリアさんも引越ししちゃいそうですし)。
これもあって、濾材の使い回しは4週間が限度と思っていました。

これをかなり解決する昨日の発見は次の通りです。
「飼育水の中でいくらゆすいでも濾材のどろどろはあんまり落ちてくれないけれど、水面のあたりでじゃばじゃばすると結構きれいに落ちる!」

どうでしょう?
ぼくにとっては大発見なんですが・・・

この裏技(?)を駆使して濾材の交換サイクルを2ヶ月程度まで延ばしていこうと考えています。
しかし、4個の水作をうまいことローテーションさせてゆくのは難しそうです。
ぼくにとっては最も苦手な数学的問題解決方法なのです・・・


・・・パールちゃん(高頭パール)が可愛く撮れました

【本日のお世話】
水換10リットル

金魚お世話⑭(フィルターの掃除2)

2006年03月19日 | 金魚のお世話

濾過といえばやっぱりバクテリア。
うちの水槽でバクテリアがいそうなところというと、水槽の内壁、水作内の砂利、水作の濾材、その他チューブやら水作の容器やら。
活性炭にも住み着いてるのかな?

この濾過バクテリアというやつは、いったいどのくらいの時間でフィルターに住み着いてくれるんだろう?
それから、物理的にどのくらいの刺激を与えた場合に、その住み家から流れ出してしまうんだろう?
それに、いったいどうやって住み着いてるの?
くっついてるの?
どうやって?
それともなんとなく近くに漂ってるだけ?
寿命は?

知らないことばかりです。

うちの水槽では濾過バクテリアによる濾過はあてにはしていません。
でも、やっぱり“あわよくば”という気持ちはあります。
自分に負担にならない程度に、いるかもしれないバクテリアを大事にしようとは思っています。

大事にしているとはいっても、フィルターの掃除の仕方と濾材の交換のサイクルに少しだけ気を使っているというだけです。
うちの水槽には水作エイトMが4個入っています。
ひとつの水作についてみると、下の通りのサイクルです。

①濾材を新品に交換する。砂利を飼育水ですすぐ。カートリッジ内の活性炭を詰め替える。
②2週間そのままにする。
③2週間経ったら、濾材を飼育水で洗う。砂利も飼育水ですすぐ。カートリッジ内の活性炭を詰め替える。
④また、2週間そのままにする。
⑤2週間経ったら、①に戻る。

これを4つの水作について、1週間ずつずらして行っています。
砂利は2週間ごとにすすぐ。
活性炭は2週間で交換する。
濾材は2週間で洗い、もう2週間(計4週間)で交換する。
ということです。

このぐらいのサイクルで、濾材や砂利の中にバクテリアがそれなりに住み着いてくれることを期待しています。
うーん、どうなんだろう?
効果はなんにも実感できていないんですよね。


・・・メガネくん 元気です

【本日のお世話】
水換20リットル
水作エイトM4号・・・掃除+濾材交換+カートリッジ内の活性炭の詰替
水作エイトM2号・・・掃除+カートリッジ内の活性炭の詰替

金魚のお世話⑬(フィルターの掃除1)

2006年03月09日 | 金魚のお世話

うちの水槽には投込式フィルター(水作エイトM)が4個入っています。
つい最近、2個から4個に増量したばかりです。

投込式は他のフィルターよりも頻繁に掃除や濾材の交換をしなくてはならないようです。
でも、他のフィルターに比べればメンテナンスの方法が単純そうなのでぼく好みです。
ぼくは複雑なものは嫌いで苦手です。
だから投込式のシンプルさが性に合っていると思います。
しかし掃除はやっぱり楽しくありません。

もともとぼくは、手が汚れるのが非常に嫌いなのです。
湿っていたり、べとべとしたりするものを触るのがいやなのです。
乾いたゴミなら、タバコの灰だろうとウサギの糞だろうと全く気にも苦にもならないのですが、汚れて濡れたものに触るのはものすごく苦手です。
洗い物なんてまずしませんし、庭いじりをするときもゴム手袋は欠かしません。
(そのかわり、ゴム手袋をしさえすれば毛虫でもネコの糞でもなんでも触れるんですけど)

だから、フィルターの掃除は非常にいやです。
さっさとやり終えて石鹸で手を洗えばそれで済むとわかってはいても、どうしても腰がひけます。
可愛い金魚たちの排泄物であっても、汚れて濡れた物に触るのは勘弁して欲しいと思わずにはいられません。

だから、フィルターの掃除を極力しないで済む方法を模索しました。
たどりついた方策は、ズバリ、「毎回、新品と交換する!」です。
そうすれば、ドロドロしたフィルターにほとんど触らなくて済むわけです。
うちの水槽ではバクテリアによる生物濾過は計算に入っていませんし。

現在、「週に1回、2個を掃除+活性炭の詰替、そのうちの1個は濾材も交換」というペースです。
材料コストで計算すると、「1週間に200円ちょっと」ということになると思います。
水作エイトMなら活性炭カートリッジ付きの新品が、安ければ600円たらずで買えます。
「週に1回、2個を新品に交換する」とすると、およそ1200円。
1ヶ月だとおよそ5000円。
うーむ、このぐらいなら出して出せないこともないかも・・・。

とはいっても、なかなかそんなことはできません。
出して出せないことはなくても、じゃあ出すか、となると別問題です。
それに、濾過バクテリアの繁殖を完全にあきらめたわけでもありませんし。

そんなことで、毎週、いやいやながらフィルターの掃除をし続けています。
でも、フィルターの掃除は本当に嫌いなんです。
それでも、上部フィルターや外部フィルターの複雑さや掃除の厄介さよりはマシかな、と思っているだけなのです。
実際どのくらい複雑で厄介なのかはよく知らないんですけど・・・


・・・褪色が進む黒オラン(左下) 赤がはっきりしてきました (うれしい!)

【本日のお世話】
水換5リットル

金魚のお世話⑫(水換8・・・食塩)

2006年03月04日 | 金魚のお世話

飼育水に食塩を混ぜるべきなんでしょうか?
うちの水槽でも以前は食塩を混ぜていましたが、止めてしまいました。
今は混ぜていません。

食塩を混ぜ始めるときにも多少の疑問はありました。
飼育本を見ると、“単なる塩化ナトリウムじゃダメ”、“自然塩を使わないと全く意味がない”、と書かれていました。
そこまで断言していない本もあるけど、どうなんだろう。

そもそも塩水浴の意義っていうのは、“金魚の体内の浸透圧に飼育水の濃度を整えてあげると、金魚が楽”、“金魚が楽ということは体力を余計な方に使わないですむから健康でいられる(可能性が高い)”、ということではないのだろうか。
“自然塩じゃないとダメ”っていうのはほんとなのかな?
自然塩のミネラルのせいで水が硬水に近くなったりしないのかな?
金魚は軟水を好むっていうし・・・
最初の疑問はこれでした。
でも、化学的な疑問については、考えてもわからないので深く考えないようにしました。
考えても間違っている可能性が極めて高いので。

でも、やっぱり問題が立ちはだかります。
『自然塩って高いんじゃないのか?』ということです。
化学的なことは度外視できても、現実的なことは度外視しきれません。
でも、身体にいいっていわれてるのなら、多少高くっても入れてあげなきゃ可愛そうだよなぁ・・・
そう自分を納得させて探して見たところ、100円ショップで1kg入りの自然塩が簡単に見つかりました。
なんだ、これなら大丈夫。
このぐらいなら一生でも買い続けられるぞ。

喜んで飼育水を徐々に0.5%弱程度の食塩水にしていきました。
金魚の調子も悪くありません。
どのくらいの量だとどのくらいの重さなのか、慣れてくると目分量で測れるようになってきました。

一見、順調に見えますが、ここで大きな疑問が沸いてきます。
飼育水に塩を混ぜるのはほんとうに良いことなんだろうか?
かなり根本的な疑問です。

塩水で金魚が健康になるといっても、それが本当の意味での健康なんだろうか?

まず、
過保護すぎるんじゃないだろうか?
体がラクに慣れきってしまうのは却って良くないんじゃないか?
いざ治療が必要となったときに、塩水浴の効き目がなくなっちゃうんじゃないだろうか?
やっぱりある程度はストレスにさらしておくことも必要なんじゃないだろうか?

そして、
病気になりにくいといっても、ただ単に病気の発症を遅らせているだけなんじゃないのか?
もちろん、病気の原因になる細菌やウィルスに塩水が苦手なやつらもいるらしいけど・・・
病気になるのは飼育環境やお世話の方法に問題があるわけなんだから、病気が発症しにくくなることよりも早めに気が付くことのほうが大事なんじゃないだろうか?
塩を使っていると、自分のお世話の仕方の間違いに気が付くのが遅れてしまうんじゃないか?
えらそうに言うならば、“塩を使うことは飼い主を甘やかすことになるんじゃないか?”ということです。

ぼく自身甘やかしてもらうのは大好きですし、考えてもよくわからないので、とりあえず飼育水には塩を混ぜ続けました。
でも、ある事情で塩を使うのはあっさりと終わりました。

うちでは、水槽から汲み出した古い水を、庭に置いてある大きなプランターに溜めています。
プランターは以前に飼育容器として使っていたものです。
この水を庭や植木鉢の植物に与えているのです。
うちの庭や植木鉢に植わっている植物たちは、社宅と思えないような、転勤族とは思えないような異常な数なのです。
ズバリ、水道代の節約のためです。
肥料(金魚の糞)も混じって好都合なのです。
これに0.5%弱とはいえ塩が混じるのはあまり嬉しいことではありません。
でも、このぐらいなら大丈夫だろうと思って気にしていなかったのです。

ところがある日、うちのネコがその水を飲んでいます。
家の中にも水の容器はありますし、庭にも真水を入れたネコ用のバケツがあるのですが、なぜか金魚水を飲んでいるのです。
プランターは背が高いのでわざわざ立ち上がって飲んでいます。
ネコは新鮮な水よりもやや汚れた水を好むことがあります。
その理由や汚れの許容範囲はわからないのですが、どうもお好みのようです。

これは困った。
植物も大事にしてはいますが、ネコの健康はその100万倍も大切です。
塩分の取りすぎはうちのネコの年頃には大敵なのです。
ネコの成人病予防のためには、見過ごすことができません。

そんなことで、金魚水槽への食塩投入はあっさりと中止されることとなりました。
食塩の是非について考えるのもやめました。
いずれまた向き合う問題なんでしょうけど・・・


・・・金魚水を飲むうちのネコ

【本日のお世話】
水換7.5リットル

金魚のお世話⑪(水換7・・・水質調整剤)

2006年03月02日 | 金魚のお世話

カルキ抜きとも兼用ですが、水換えの際には、“エーハイム4in1”を使っています。
以前にもご紹介しましたが、いろいろな効果が望める優れもののようです。
容器に書かれた効能を丸写ししますと、

【効果1】
水道水に含まれる魚に有害なカルキを中和
【効果2】
コロイド成分が魚のエラと粘膜を換水時のショックから保護
【効果3】
ポリマー成分が白にごりの原因物質を凝集除去
【効果4】
水道水に含まれる重金属を無害化
【プラスα】
魚を健康に育てるビタミンBを含有

ということです。

理解できていない効能もありますが、やっぱり素晴らしそうです。
こんな素晴らしいものが売られているなら、うちの水槽にも入れてあげなきゃ申し訳ないというものです。

4in1を使う前にも何種類か似たようなものを使ってみたことがあります。
“金魚が元気になる!”などと書かれているようなものです。
他にもいろいろな効能が謳われた液剤が売られています。
でも、なぜかカルキ抜きと一緒になってるものは4in1の他には見つかりません。
なんででしょう?(特許かなんかの関係なのか?)

結局、4in1が断然安いんですよね。
普通のカルキ抜きと他社の水質調整剤を併用しようとしたら、4in1の何倍もお金が掛かるわけです。
もはや4in1以外の選択肢は無いも同然です。
ぼくにとっては。

でも、なんでこんなに価格水準が違うんだろう?
これじゃあ4in1の一人勝ちになっちゃうじゃないか。
でも、やっぱりテトラ社などの製品を愛用している人も多いんですよね?
なんで?
4in1の方が安くつくのに・・・

うちのヨメがおばあちゃんに教えられた言葉があります。
『悩んだときは高い方を買いなさい』
高いものには高いなりの理由がある(ことが多い)のだから、あとから後悔しないように高い方を選びなさい、という意味です。
むー、やっぱり理由があるのか?
ぼくが知らないだけで、テトラ社のものはもっと素晴らしいのか?

でもね、ヨメのおばあちゃんが言うのは“悩んだとき”のことです。
ぼくは最初っから悩んでいないんで、4in1でいいんです。
ぼくは4in1を心の底から信頼しています。

これからもよろしく頼むよ!



【本日のお世話】
水換5リットル

金魚のお世話⑩(水換6・・・カルキ抜き)

2006年03月01日 | 金魚のお世話

カルキ抜きについてはよくわからないことばかりでした。
もちろん今でもわかっちゃあいないんですけど・・・

屋外で飼育していたときは、基本的に汲み置きした水を使っていました。
どうしても間に合わないときだけ、ハイポを使っていました。
“水道水の塩素は金魚にとっては猛毒”
飼育本を読めば当然そう思います。
だからカルキ抜きにはそれなりに神経を使っていました。

でも、その割にはハイポの一粒一粒の大きさって、てんでバラバラなんですよね。
使用量の目安についても、
「30cm水槽より小さいもの・・・・・1~3粒」
「45cm水槽・・・・・3~4粒」
なんて具合にしか書かれていません。

『なんだそりゃ!?』
『そんな適当で大丈夫なのか?』
『塩素が猛毒なら、その中和剤だって猛毒なんじゃないのか?』
と疑念が生じます。

「日本国内の標準的な残留塩素濃度の水道水○リットルに対して○グラム(本製品の平均的な粒の大きさに換算すると○粒)を使用すること」
なんで、こんな感じに書いてくれないんだろう?
こんな風に書いておいてくれさえすれば、あとは自分なりに加減したりお茶を濁したりしながら、適当に調節するのになあ・・・

これがいやだったので、屋内飼育に切り替えてからは、液体のカルキ抜きを使い始めました。
水換の度に水温調整をしなくてはならないので、当然、毎回カルキ抜きを使わなくてはなりません。
水換専用水槽を常設するなんてのは夢のまた夢です。
でも、1回の水換量が少ない(5~20リットル)ので、カルキ抜きの使用量にも誤差が生じやすそうです。
かなり神経質に使用量を測っていました。

それでも常に自分のカルキ抜きの使用量が適正かどうかの不安があります。
先日、カルキ抜きを使い切った機会に、これまでの水換量とそれに使ったカルキ抜の量とを大雑把に比べてみました。
結果は、全然合いません。
どう考えてもカルキ抜きを使いすぎている・・・

とりあえず、その原因はなんとなくわかりました。
ぼくはカルキ抜きを一旦フタにちょっと入れてから、注射器みたいなものを使って量を測っています。
フタの中に余ったカルキ抜きはもう一度容器に戻します。
それでもフタに多少の液体が残ります。
貧乏症というんでしょうか(それとも貧乏なのか)、それをバケツの中で振ってみなくては気が済みません。
振れば3、4滴ぐらいの液体が落ちます。
ぼくは、この水滴の量を0.1mlぐらい、と見積もっていたのです。
ところが、これは0.1mlよりも全然多かったみたいです。
で、最近はこの最後のおまけの量を0.3mlぐらいと見積もり直すようにしました。

カルキ抜きを使いすぎていたらしいことが判明したときは、少々がっくりしました。
『あんなに神経質にがんばってたのに・・・』
という気持ちと、
『大丈夫か? うちの金魚たち』
という気持ちです。
飼育本には“カルキ抜きも入れすぎると毒になるので気を付けましょう”と書かれています。
とほほ・・・

でも、うちの金魚は元気です。
そこで、ぼくはぼくなりにひとつの悟りを開きました。
「(うちの水槽では)カルキ抜きは適当でも大丈夫!」
そんなに神経質になる必要はない、ということです。

だって、ハイポの説明書きなんてほんとにいい加減です。
それに、水道水中の塩素なんて、日本中で結構バラバラのはずです。
時間が経てば塩素が自然に飛ぶのなら、入れすぎた中和剤だって自然に飛んでもおかしくないような気がしないでもありません(自信なし)。
うちの水換は毎日ちびちびなので、全体的にはそれほどの影響も出ませんし。
(これが一番大きいんでしょうけど)
常識的な範囲の誤差なら、きっと金魚もこらえられるはず(自信なし)。
金魚は案外丈夫なもんだ。

そう考えることですごく気が楽になりました。
「給湯機から出るお湯はやっぱり塩素がかなり薄くなってるのかな? だとしたらカルキ抜きはどれだけ使えばいいのかな?」
なんて心の声には耳を貸さないことにしました。

化学的な根拠は全くないたわ言ばかりですが、実際どうなんでしょう?


・・・ハイポ エーハイム4in1(現在使用中) 普通の液体カルキ抜き

【本日のお世話】
水換5リットル