昨日のことですが、会社が創立記念日の振替で休みだったので、ちょっと買い物に出掛けました。
青梅街道沿いの熱帯魚中心の大きめのペットショップにも寄りました。
もはや増やせる余地などないのですが、とりあえず金魚を見ます。
ざっと水槽を見て回りましたが、幸いにして(?)心惹かれる金魚には出会いませんでした。
でも改めて気付いたことがあります。
ぼくの心は、全透明鱗の雑色の金魚を求めているようです。
出目金の水槽を見ると特に念入りに金魚をチェックしてしまうのはそのせいです。
三色出目金の中にぼくの探す金魚がいないかと思うようです。
東錦の水槽でもそうです。
東錦の水槽に稀に桜東らしき金魚が混じっていることがあります。
でもそれを探しているわけじゃないんです。
ぼくがついつい捜し求めてしまうのは、黒も浅葱色もしっかり乗って、なおかつ全透明鱗の金魚なのです。
つまるところ、亡くしたミケコ(キャリコ蝶尾)の面影を探しているわけです。
もしも出会うことがあれば、自主規制も何もほっぽりだしてきっと買ってしまうんだろうなぁ、と思います。
昨日は結局ミケコ柄の金魚には出会えませんでした。
で、普段はめったに見ることも無いのですが、エサ用の小赤の水槽を覗いてみました。
『小赤と上等な和金とでどこが違うのか研究してみよう』
なんとなくそんな気分になったのでした。
確かにあんまり器量の良くない和金も混じっています。
でも、ほとんどの小赤はぼくの目には立派な器量良しの金魚に見えました。
多少気の毒に思い始めたぼくの目に変わった金魚が映りました。
全透明鱗の和金です。
雑色もいればほぼ白もいれば真っ白もいます。
目の縁は透明鱗の金魚独特の黒っぽい色で、エラブタはこれまたきれいなピンク色をしています。
よく見るとそんな金魚が何個もあるエサ金の水槽に何匹かずつ混ざっています。
「一匹20円(ぐらい)、選びたいなら一匹80円」の水槽にです。
なぜか素赤や更紗の全透明鱗はいません。
そういう個体は“桜和金”として出荷されているからなのか、既に誰かが見つけて連れて帰ったからなのかはわかりません。
でも、雑色やほぼ白や真っ白の透明鱗金魚たちもものすごく魅力的です。
とても80円の金魚には見えません。
“○○氏ブリード”なんて売り文句で専門店に並べたら、相当な値段で売れそうです。
たまたまぼくは開き尾の金魚しか飼うつもりが無く、もともと飼える環境も無いので、すぐにあきらめましたが、とても魅力的な金魚たちでした。
他の小赤たちのことを考えると少々申し訳ないですが、『あの子達だけでも誰か和金好きの人に育ててもらえたらなぁ・・・』などと思ってしまいました。
この後、このお店のすぐ近くの巨大ホームセンターに向かいました。
ここでも金魚が売られています。
状態はいつも相当に酷いのですが、寄れば必ず金魚売場は覘きます。
昨日は9000円の浜錦が売られていました。
9000円もするんですから、きっと由緒正しく血統の優れた浜錦なのでしょうが、肉瘤も尾びれもウロコの並びもどれもこれも魅力的ではありません。
金魚の本に載っている浜錦の写真とはレベルが違います。
浜錦という特別な品種で、その品種の特徴を見事に表現するということはものすごく貴重で稀なことなんでしょうけど、それでも『この金魚に9000円って値段はどうなの?』と思わざるを得ません。
ついさっき別れたばかりの魅力的な小赤たちのことも思いながら、金魚の世界の不条理を改めて感じるのでした。
まあ、すべて仕方ないんでしょうけど・・・
わかっちゃあいるつもりなんですけどね・・・
・・・パールちゃん(高頭パール)の愛らしさはそんじょそこらの浜錦には負けませんよ
【メイン水槽のお世話・・・水量100ℓのプランターで8匹が生活中】
水換20リットル
パワーハウス・システムフィルター(中央)掃除
同じく(手前)と(奥)の吸込口のスポンジのみ掃除
ろ過バクテリア液5ml添加
【キイロ・きんいろのお世話・・・水量20ℓのプランターでちびっ子が生活中】
糞掃除+水換ちょっと(メイン水槽より)
【シロのお世話・・・水量20ℓのプランターで松かさ病治療中】
水換7.5リットル(0.5%食塩水)
※腹水症状変わらず(185%のまま・・・)
※回復の予感外れるも明日に期待!
【ハゴロモ・丹頂・シューキンのお世話・・・水量45ℓのプランターで屋外静養中】
水換15リットル