一昨日に迎えたキャリコ琉金の美人姉妹には即日名前がつきました。
対して、迎えて既に2ヵ月半が経過したキャリコ蝶尾はいまだに名無しです。
便宜上、“新入り蝶尾”と言っていますが、美人姉妹の扱いに比べて、なんとも申し訳ない気がします。
biddersで競り落とした直後、パールちゃん(高頭パール)に松かさ病が発症してしまったのが大きな原因です。
気持ちが沈み、浮かれたことを考えにくくなってしまっていたのです。
機を逸してしまい、その後も名前はつかないままでした。
もちろん無理に名前を付ける必要はありません。
識別さえできれば、品種名で呼んでも十分なのです。
しかし、うちには既にメガネくん(メノウ蝶尾)がいるので、簡単に“蝶尾”と呼ぶのは避けたいのです。
(銀秋錦(?)のハゴロモがいるのに、シューキンと呼ばれる秋錦もいますけど)
少々長くて呼びづらいですが“キャリコ蝶尾”と呼ぶ手もあります。
でも、亡くしたミケコが同じくキャリコ蝶尾だったので、混乱するような名前はやっぱりいやなのです。
品種名での命名はなかなかできそうにありません。
となれば、見た目の特徴から名付けることになります。
わかりやすくて、(心の中で)呼び掛けやすくて、それでいて愛着が湧いて、なるべく気恥ずかしくない、そんな名前を付けてあげねばなりません。
新入り蝶尾のパッと見の印象は、ぼく的には『黒い』です。
“くろ”とか“くろすけ”とか“くろきち”とかそういう名前が思い浮かびます。
しかし、これらの名前は付けてあげられないのです。
昨年末に亡くしたウサギの名前が“くろ”だったせいです。
ウサギと金魚とは違いますが、もはや“くろ”の称号を新たに誰かに分けてあげることはできません。
我が家では永久欠番の扱いです。
そうなると・・・
次なる見た目の特徴はやっぱり尾びれです。
出目もありますがやっぱり立派な尾びれが新入り蝶尾の一番イカしたところです。
びっくりするほど前方に張り出した尾肩は、我が家の水槽内でも健在です。
付け根から端にまできれいに放射状に伸びる縞模様も相変わらず鮮やかです。
やはり、この尾びれにちなんだ名前を付けてあげることにします。
そう考えたら、すぐにいい名前を思い付きました。
わかりやすくて、(声に出しても支障がないくらい)呼び掛けやすくて、それでいて愛着が湧いて、まったく気恥ずかしくない、そんな素敵な名前です。
ズバリ、“尾びれくん”!
メガネくんとの釣り合いもとれていてなんだかとても気に入ってしまいました。
ずっと前からこの名前だったかのように、まるで違和感を感じません。
今日からこの子は、“新入り蝶尾”改め“尾びれくん”です!

・・・尾びれくんです

・・・どう見ても、“尾びれくん”って感じでしょう?

・・・名前をもらえてよかったね
■メイン水槽のお世話・・・水量130Lのプランターで14匹が生活中■
なにもせず・・・
■きゃり子・しる子のお世話・・・水量20Lのプランターで静養中■
ヒーターの設定温度をまた少し上げました(19℃→20.5℃)

・・・まだまだおとなしくしています(遮光してますしね)
面白すぎる!「尾びれくん」って…ないす。
うちには「オトシン丸のみ君」って子が居るけど
心の中で呼べませんものねー。
覘き始めてしばらくは『“猟奇”っていったいなんだ?』とか不思議に思っていましたよ。
ところで、水槽破損大変ですね。
この機会に是非ともプランターの導入を検討していただきたいと密かに期待しています。