家で宿題や自主勉強をして、理解できなかった箇所や一人では解けない
問題にしるしをつけて、塾へ持ってきて質問をしてくれる子がたくさん
いますね。
質問するパターンにも個人差があり、
① できなかった問題をそのまま持ってくる
② 答えを写しても理解できなくて持ってくる
③ 答えをもとに考えてみたが、やっぱり理解できないの持ってくる
④ ここまでは理解できたがこれ以上は理解できない、という状態で持っ
てくる
多いのは②と③の生徒です。
さすがに何も考えずそのまま質問を持ってくる、という失礼な生徒はいな
くなりました。最初は「何ができて何ができないのか、きちんと先生たち
にわかる状態で質問してね。」「まず答えをしっかり読んで考えてみなさ
い。」と伝えても、『先生たちがまったく教えてくれない。』『先生は成
績がよくない生徒は相手にしてくれない。』というふうに誤解をする生徒
もいたようですが、最近はみなさんが先生たちの言わんとすることをしっか
り理解してくれたようですね。
「この式の意味はわかったけど、ここから先がわからない。」
「どうしてここに線をひくのかわからない。」
・・・と、みなさんの質問が具体的になっていくのを聞くと、たいへん嬉
しく思います。
理想は④ですが、そもそもわからなくて解けない問題ですから、早く教え
てもらいたいというのが子どもの真理です。しっかり数をこなして「解け
る!」「できる!」問題がどんどん増えてくると、「自分で考えたい!!」
と様々な問題に挑戦する姿勢が備わってくると思いますよ。
そして、しっかり自覚してほしいことは、どんなにしっかり教えてもらって
も「教えられたこと」はそのままでは決して定着しておらず、教えてもらっ
たことを何度も何度も、その何倍もの演習をこなさないと「自分の力」には
ならない、ということです。
たくさん質問して勉強した気になっている生徒は要注意です。
そのとき勉強したのは質問に答えた先生で、みなさんにとってなんの力にも
なっていません。質問した時間の何倍も自分で勉強してくださいね。
本日の授業です。
□■ 小学2年生 ジュニアクラス
算 数:図をかいて文章問題をとこう!
宿題 P.24
水の無駄遣いだ、と思うことを10個書いてくる。
□■ 小学6年生 SCBAクラス
算 数:第10回 文章題(2)
宿題 予習シリーズ残り 実力完成
第11回のポイントチェック
国 語:第10回 発展問題 禅的幸福論
宿題 漢字とことばP.76~77 実力完成
次回もがんばろう!