昨日、東京工業大学名誉教授の末松安晴先生の話を聞く機会があった。先生は「動的単一モードレーザー」 の研究で文化功労者を受賞された。日本人ノーベル賞候補の一人でもある。
専門的な話は理解できなかったが最後におっしゃった話は強く印象に残っている。つまり日本の大学等高等教育への支出はGDP比で先進国中最低であるとのこと。アメリカやドイツの約半分。しかも国立大学の独立行政法人化以来一貫して減り続けている。そして義務教育費の国の支出も小泉内閣以来減り続けている。
小泉さんは首相就任早々「米百俵」の話をした。賊軍として苦境にあった長岡藩家老小林虎三郎が友藩から贈られた米百俵を消費することなく学校建設(後の長岡中学)に充てた故事である。
この故事の教訓は「たとえ財政的に苦しくとも教育費を惜しんではならない」ということのはず。ところが小泉さんのやったことはその反対であった。その小泉さんに国民は前回選挙で圧倒的支持を与えた。これぞ私がしばしば云うところの衆愚政治である。
尚、この小林虎三郎は佐久間象山門下の逸材で同門の吉田寅次郎(松陰)とともに両虎(寅)と称えられた人。
専門的な話は理解できなかったが最後におっしゃった話は強く印象に残っている。つまり日本の大学等高等教育への支出はGDP比で先進国中最低であるとのこと。アメリカやドイツの約半分。しかも国立大学の独立行政法人化以来一貫して減り続けている。そして義務教育費の国の支出も小泉内閣以来減り続けている。
小泉さんは首相就任早々「米百俵」の話をした。賊軍として苦境にあった長岡藩家老小林虎三郎が友藩から贈られた米百俵を消費することなく学校建設(後の長岡中学)に充てた故事である。
この故事の教訓は「たとえ財政的に苦しくとも教育費を惜しんではならない」ということのはず。ところが小泉さんのやったことはその反対であった。その小泉さんに国民は前回選挙で圧倒的支持を与えた。これぞ私がしばしば云うところの衆愚政治である。
尚、この小林虎三郎は佐久間象山門下の逸材で同門の吉田寅次郎(松陰)とともに両虎(寅)と称えられた人。