スマートフォンブログ 『2012年に10%』

スマートフォンの未来を探るべくGALAXY Tabを使ってみる。
Twitter:@pyon2012

スマートフォンのFlash対応

2010-01-31 10:33:37 | サービス
『ケータイ白書2010』では、
モバイル向けFlashの現状と今後も紹介されている。

Flashはアドビシステムズ社(以下Adobe社)が提供する、
画像の拡大縮小や変形などのアニメーションを可能にする規格だ。

コンシューマ向けの企業サイトでは、
利用していない企業はないのではないかというくらいよく目に入る。
また、YouTubeなどの動画もFlashが使われている。

ケータイサイトでもその隆盛ぶりは同様で、
軽量版のFlash Liteがドコモの505シリーズで初めて搭載され、
次第にFlashを活用したサイトが増加している。
iモードのトップページやiチャネルもFlashで作られている。

スマートフォンでもT-01AやNexusOne(日本未発売)などでは
FlashLiteが搭載されており、容量やバージョンの制限はあるものの、
ある程度Flashが使われているサイトが閲覧できる。

今、期待されているのは軽量版のFlashLiteではなく、
フルバージョンのFlashのスマートフォンへの搭載である。
その期待に応えるFlash10.1が、いよいよ2010年に登場するようだ。
Android、BlackBerry、Symbian、webOS、Windows Mobileといった、
iPhone以外の主要なスマートフォンで利用可能になる見込み。

では、iPhoneは?

Apple社は自社のビジネスを鑑みて、
Adobe社推進のFlashオープン化プロジェクト、
「Open Screen Project」に参加していない。

iPadもFlash非対応であり、Adobe社が公式ブログで非難までしている。(※)
Adobe社がiPhone用に開発中のFlash CS5が登場しても、
iPhoneの売れ行きが「Flash非対応」のために下落しない限り、
iPhoneOS搭載の端末ではFlashは利用できない可能性もある?

 
 2008/5/1 Adobe社が「Open Screen Project」の立ち上げを発表
        (1)Flashファイル形式のSWFとLV/F4Vの仕様利用制限撤廃
        (2)Flash Playerの機器移植レイヤーAPIを公開
        (3)Flash CastプロトコルとAMFプロトコルを公開
        (4)Flash PlayerとAIRのライセンス料無料化(次期Ver.から)

(※)Adobe社公式ブログ 2010/1/27

ケータイ白書 2010

インプレスR&D

このアイテムの詳細を見る


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。