スマートフォンの魅力の一つは、
快適にPCサイトを閲覧できる点にあるだろう。
ただし、ブラウジングを利用するには電波がつながっていないといけない。
そこで気になるのは「エリア」だ。
ひとくちに「エリア」といっても、
エリアの「広さ」「穴のなさ」「安定性」など色々な意味がある。
今回注目したのは「安定性」を表す「重大事故」発生状況である。
「重大事故」とは、
「通信サービスの提供の停止や品質を低下させた事故」のうち、
「事故の影響を受けた利用者が3万人以上」で、
「事故の影響時間が2時間以上」のものをいい、
発生した場合は総務省に報告しないといけない。(※1)
そんな重大事故の2008年度発生状況が総務省から発表されている。(※2)
栄えある(?)1位は、ソフトバンクモバイルの5件。
2位は、同件数でドコモとKDDIの2件。
1位のソフトバンクモバイルは、
2009年4月19日にも重大事故を起こしているので、ぶっちぎりと言える。
■ソフトバンクモバイル 5件
2008年4月9日(設備要因)
2008年5月6日(設備要因)
2008年10月15日(人為要因)
2009年1月20日(外的要因)
2009年2月9日(設備要因)
■ドコモ 2件
2008年4月11日(人為要因)
2008年8月26日(設備要因)
■KDDI(携帯関連のみ) 2件
2008年8月24日(設備要因)
2008年12月10日(設備要因)
これだけ「重大事故」が発生していても、
かつ、監督官庁である総務省からたびたび行政指導を受けても、(※3)
SoftBank社長の孫氏は09年度以降の「設備投資の抑制」をうたう。
ユーザはそんなソフトバンクから逃げているかと言うと、
純増No.1は毎月獲得し続けているので逃げているとも言えない。(※4)
よって、ソフトバンクユーザは「これでいい」という事であろうし、
経営者からみてもコストカットにより利益を増やす事ができ、いいことずくめだ。
このあたりの孫氏のバランス感覚はすごい。
SoftBankは、孫氏が09年3月期決算発表で言ったように、
まさに(既存顧客からの)「収穫期」に入ったのかもしれない。(※5)
(※1)電気通信事業法第28条
(※2)総務省報道資料 2009/5/21
(※3)総務省報道資料 2009/4/24
(※4)TCA
(※5)ケータイウォッチ 2009/4/30
快適にPCサイトを閲覧できる点にあるだろう。
ただし、ブラウジングを利用するには電波がつながっていないといけない。
そこで気になるのは「エリア」だ。
ひとくちに「エリア」といっても、
エリアの「広さ」「穴のなさ」「安定性」など色々な意味がある。
今回注目したのは「安定性」を表す「重大事故」発生状況である。
「重大事故」とは、
「通信サービスの提供の停止や品質を低下させた事故」のうち、
「事故の影響を受けた利用者が3万人以上」で、
「事故の影響時間が2時間以上」のものをいい、
発生した場合は総務省に報告しないといけない。(※1)
そんな重大事故の2008年度発生状況が総務省から発表されている。(※2)
栄えある(?)1位は、ソフトバンクモバイルの5件。
2位は、同件数でドコモとKDDIの2件。
1位のソフトバンクモバイルは、
2009年4月19日にも重大事故を起こしているので、ぶっちぎりと言える。
■ソフトバンクモバイル 5件
2008年4月9日(設備要因)
2008年5月6日(設備要因)
2008年10月15日(人為要因)
2009年1月20日(外的要因)
2009年2月9日(設備要因)
■ドコモ 2件
2008年4月11日(人為要因)
2008年8月26日(設備要因)
■KDDI(携帯関連のみ) 2件
2008年8月24日(設備要因)
2008年12月10日(設備要因)
これだけ「重大事故」が発生していても、
かつ、監督官庁である総務省からたびたび行政指導を受けても、(※3)
SoftBank社長の孫氏は09年度以降の「設備投資の抑制」をうたう。
ユーザはそんなソフトバンクから逃げているかと言うと、
純増No.1は毎月獲得し続けているので逃げているとも言えない。(※4)
よって、ソフトバンクユーザは「これでいい」という事であろうし、
経営者からみてもコストカットにより利益を増やす事ができ、いいことずくめだ。
このあたりの孫氏のバランス感覚はすごい。
SoftBankは、孫氏が09年3月期決算発表で言ったように、
まさに(既存顧客からの)「収穫期」に入ったのかもしれない。(※5)
(※1)電気通信事業法第28条
(※2)総務省報道資料 2009/5/21
(※3)総務省報道資料 2009/4/24
(※4)TCA
(※5)ケータイウォッチ 2009/4/30