オフコース解散から20年

ふと、思い出して書いているのですが…オフコースが解散して今日でちょうど２０年。

オフコース…小田和正、鈴木康博を中心にしたグループで、代表曲は『言葉にできない』『愛を止めないで』『さよなら』…こんな”ナイツ”みたいな説明は今さらいらんか(笑)。
元々、オフコースは高校の同級生で結成されたフォークグループで、時代とメンバーの変化を経て音楽形態も変わっていった。絶頂期だった1982年には武道館で１０日間コンサート。その翌年に結成当初のメンバーだった鈴木さんが抜けてスタイルが一変。残ったメンバーそれぞれの音楽の方向性の違いもあり、1988年に発表されたアルバム『Still A Long Way To Go』というアルバムのツアーを最後に解散を発表…２０年前の今日は東京ドームでラストライブ。当時の自分はまだ小学6年生…解散を知ったのは秋になり、小田さんがソロ活動を始めてから。

よくアンケートで『再結成して欲しいバンド』の上位にいつもランクインされるけど、どんなことがあっても今の小田さんが受けることはないんだろうな。小田さんは相変わらずクオリティの高い曲を書いているし、それぞれのメンバーも小田さんほど派手ではないけど、音楽活動を続けている。
小田さんはいつかのインタビューで「当時の自分たちを間違いなく超えられると言い切れるのなら、考えてもいい」って言ってたけど、それは今の自身の活動の充実感の表れにも聞こえるし…個人的にはあまり望まないけど。

話を東京ドームに…ライブは収録されているみたいだけど、残念ながら現在のところ発売されていない…色々事情を考えても、おそらくこの先も陽の目を見ることはないと思う。アンダーグラウンドでは存在するのであろう、一度だけ動画サイトで流出テープかと思われる、この日唄われた『こころは気紛れ』を見たことがある（1日で消えてしまったけど）。
ちなみにこのライブの１曲目は、今でもファンの間には人気の高い名曲『緑の日々』。昨年の小田さんの京セラドーム大阪でのライブでも終盤に歌われた。小田さんは昨年の東京ドーム公演、この曲をどんな気持ちで小田さんは唄ったんだろう？


とにかく、20年前の今日でオフコースは終わり。【伝説のバンド】とかも言われることがあるけど、あの頃たしかに、彼等はそこにいたのです。でも万が一再結成することがあったら…その時、その場所で僕等は何を思うだろう？