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ラッセ・ハルストレム監督作品を中心とした映画批評&スウェーデンを中心とした北欧文化・家具を愛でるサイトです(嘘)

Inopinada

2009-04-29 | Weblog

UEFA Champions Leagueの入場曲は
(ハイネケン!やイムノのあとに足早に流れるあの曲だ)
Coronation Anthemsに収録されている
Zadok the priestという曲を元に作成されている。
限られた時間内で最大限の高揚感を煽るため、
「早送りからのサビ出し」あるいは
「ミハイロヴィッチがボーン、ヴィエリがドーン」
のような構成になっているこの曲は
さながら固形燃料のような輝きでピッチ上に光をともす。
牧を組んでキャンプファイヤーをやっている時間もないので
(ミラノでの決勝戦では立派なキャンプファイヤーをやっていたが
試合は凡庸たるものだった気がする)
試合前の曲としては優れたものなのだろう。

先日、2002年FIFAワールドカップのあの残念な
楽曲についてすこし調べなおしてみようということになったが、
作者ヴァンゲリスの国籍を勘違いしていた。

おそらく先に述べたCLテーマ曲の作者がドイツ人ということもあって、
ヴァンゲリス氏のことをずっと
「ドイツ人かオランダ人のヴァン・ゲリス」
だと思い込んでいたのだろう。
Vangelisとつづる、ジャンナコブロスやセイタリディスと
同じギリシャ人だったらしい。
「炎のランナー」や「ブレイドランナー」のテーマ曲を
作ったのがギリシャ人だったことに新鮮な驚きを覚えた。
さすがに劇詩や戯曲の古豪、奥が深い。



including the choir’s performance of the coronation anthem Zadok the Priest
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