記憶は人によって異なるというお話の多くは正しいようだ。
よりおおくの証言が過去を鮮明にしてくれる。
‘Romario and I were among the deadliest duos in World Cup history’
収納された膨大な映像と相性のよいゴールがワールドカップでは毎回のように生まれる。
1年に1度はお目にかかれる華麗なパネンカよりも
そういったゴールに人は重きをかたむけ、価値を感じるのだろう。
レニェンド・ロマーリオ、レニェンド・ベベトそしてレニェンド・マジーニョ
セルタにもそういった選手が多く所属し、プレーしている。
伝説のような選手が集まる中で勝つことは難しく、
同様に出場することはとても困難で同時にとてつもない名誉だ。
代表監督をはじめとするスタッフの練りに練った計画よりも、
ひいきのクラブに所属する選手を優先する。
そうして記憶は変わってゆく。
ホルヘ・サンパオリ監督は最低の監督だったという
ゆがんだものが出来上がるおそれもある。
ひいきの選手を出してくれないというだけで、
大きな期待を背負う代表監督に
ストローで水を吹きかけるのはよさないといけない。