ぷちたま日和

ぷちたまといっしょに過ごす日々。子育て修行中の一コマ。ひとこと日記も。

ありがとう、ここさん

2008-05-06 | ねこのお話
前回お話したおねこさま
ここさんが逝きました。

5月2日早朝だったそうです。

ここたまがその話を聞いたのはわけあって5月6日のこと。
今日は一日ぐじゅぐじゅ泣かせてもらいました。

5月2日
早朝病院の先生から連絡があったそうです。
体はまだあたたかかったそうで、なくなって間もない連絡だったようです。
いつもここさんの目覚める時間ぐらいでしたから
夢の中でそのまま別のところへいったと思いたいです。

いつも目を覚ますとおなかすいたの大合唱をするここさんだったので
倒れて10日ぐらい何も食べる力がなかったので
別の世界にご飯を食べにいったのでしょう。
いまごろはたんまり食べて満足しているはずです。

やっぱりここたまに会ったときは
気丈にふるまってくれてたのですね。
ありがたいことです。
最後までここたまよりも「お姐さん」あろうとしたお方でした。

ほんとに 
ほんとに
ありがと、ここさん、です。

ここたまの母が、ちいちゃくなったここさんをくれました。
ふわふわの毛も少し。

あんまり刈り取ると
せっかくの美人さんが台無しなので
少しだけもらいました。

へたれのここたま
これからもここさんに見守られてがんばりますね

それではまた。

気丈なおかた

2008-04-30 | ねこのお話
新幹線の中でもなんだかもやもやしつつ
必死こいてここたまの家に到着。


小さい箱の中で、ぺたーっと
弱弱しく座っておいでのおねこさま。

いつもの雰囲気とぜんぜんちがう。

が。

ここたまがきて頭なでてると分かったとたん
あれ?

なんだか?

しゃきーんとしだす。
おまけになでてると「ぶみゃー!!(どこなでてんのよ)」・・・って



ぜんぜん今までと変わんないではないですか。

本日も病院に行き点滴をうける。
猫の皮って筋肉と分かれてるんですね。
(以前ボタンホール事件で確認済み)

点滴もたらたらやるんでなくて、
その皮と筋肉の間にどどどどどーと入れ込んで
まるで

猫らくだ状態です

・・・ほんとに背中のとこが水分でこぶになっとりました。


病院から帰ったらさらに強がって見せて
自分からダンボールのはこに
ひょいととび移ってました。

昨日までは絶対そんなことできる状況ではなかったそうです。

相変わらず私のまえでは気丈に振るまうんやねえ・・・



安心したような
無理をさせってしまって切ないような
そしてこれが最後かもと思いながら


短い再会を果たしたのでした。

それではまた。

いきなり一人旅

2008-04-29 | ねこのお話
今からここたまのばあばの家に向かいます。
どうもうちの猫様、(あ、今回はホントに猫様です)寿命のようです


いつかはこんなときがくる

まだ会えるうちに行ってきます

たかが猫のために新幹線?
ご主人様に相談したらそう言われるか
心配でした


でもなんの疑問ももたず
行かせてもらいました


悔いの無いように
行ってきますね

それではまた

運命の出会い

2005-08-27 | ねこのお話
運命の出会いって言っても
ここたまが出会ったわけではありません。

今から10年以上前。

ここたまが家でのほほんとしていると
ここたま母から(舌かみそう)電話がありました。

「ネコいる?」

へい?なんですと?
ここたまの家はマンションでペット飼育禁止。
母は規則大好き人間。
ここたまがいくら飼いたいとごねても
母は絶対許してくれなかったのでした。

それがなんで?
よりによってなぜあなたから規則を破る

「とりあえず今ここで返事しないとだめだから
どうするのよ?」
どうするっていったって・・・状況が把握できない・・・
「お母さんがほしいのなら・・・」

「じゃあ決まりねガチャン」っておい

ここたまははてなマーク満載で
母の帰りを待ちました。

状況解説開始

母は結婚式場で働いていたのですが
そこにカップルがきました。
大きなボストンバックを持って。

色々説明していてふと足元を見ると
バックが動いている
ん?と思ったというか、何かを感じてとっさに
「中を見せてもらえますか?」と言ったという。
すると少しあけた口から

ひょこ
小さな小さなネコが顔を出した。
そのかわいいことったら。
「まだいるんです。」と中からまだ3匹出てきた。

産まれて間もない子猫なので
世話をするためにつれて歩いていたそうだ。
そして、みんな貰い手が見つかっている。

最初の子ネコ以外は。
血統書付らしいし、貰い手がきまっているだろうと
一目ぼれしたネコをみて母はおもったそうだ。
しかし、そのこだけまだで
一番最初に母と出会うなんて。

ここたまにもらう確認電話をする前に
「もう絶対この子は家にくるんだ」と確信したそうな。

二ヶ月後、トイレトレーニングなぞすべて完了後に
ここたま家におねこ様はやってまいりました。
その頃には
短かった毛足もすっかり伸びて
ふわっふわの毛糸球みたいになっていました。

きゃあかわいい。
ねえ、おかあさんよ。ん?

「この子、毛足伸びるのしらなかった
毛が舞い散るのどうしよう

母規則大好きの潔癖症。

このこと暮らすおかげで
それもずいぶんましになり
円い性格になりましたとさ。

めでたしめでたし。

ももすけさんの不思議な出会いのとことにトラックバックさせていただきました。



忍耐とは

2005-07-25 | ねこのお話
うちの実家は西日が差します。
夏に冷房をがんがんかけても
その部屋の昼から夕方は太陽の勝ち。
人には耐えられません。

が、
ねこさまは耐える。
ねこさまは前も書きましたがチンチラ。

生まれながらとはいえ、年がら年中 防寒対策はばっちりです。
そんなあなたがなぜ・・・

西日さす部屋の
カーテンの向こう側に行ったっきり!

苦行中ですか?
たま~にこちらに水のみにくるんですけど
こころなしか
もあ~っと水蒸気がわいてそうなかんじ。

本当にねことは
うちのねこさまとは不思議ないきものでございます。

ボタンホール

2005-07-22 | ねこのお話
うちの実家で飼っているねこはチンチラです。
毛足が長いからよく毛玉をつくるので
はさみで毛玉カットが必要です。

あるひいつものようにチョッキン。
「ぎゃああああああああ!」
逃げたねこ。

少ししてから様子をみると
ものすごくおびえた顔。

ん?だっこするとチョッキンしたとおぼしきところに
赤いものが・・・穴。皮切れてる。なかに筋肉が見える・・・

「うわあああああ、切っちゃったあ
そう。飼い主みずからやってもうたのです。
体中の血の気がひきました。幸い出血はないようです。

病院にすっとんでいきました。
お医者様いわく
「皮切ってるだけだから平気。」
と一言。へ?

ねこは敵にかまれたりして筋肉が傷つくと大変なので
皮は筋肉にひっついてはいないんですって。
そういえば、皮だけうごくなあ。
「傷口の化膿止めのくすりのんどいたらいいから。」
「え、傷口ぬわないんですか」
「いいよ。こんくらいなら。」

うちのおねこ様、穴のあいたまま帰宅
動物の力強さを感じた事件でした。

でもそれからというもの
わたしがはさみを持とうものなら
ぴゅーっと姿を消すようになったのは
言うまでもありません。

迷彩的日常風景さんのところにトラックバックさせてもらいました。