韓国ドラマ「サムバディ」

■韓国ドラマ「サムバディ」　予告

2022年の韓国ドラマ
ソーシャルコネクティングマッチングアプリ「サムバディ」を媒介に殺人事件が発生し、
開発者ソムとその周辺の友人たちが、謎の人物ユノ翻弄されていくサスペンススリラー。

昨今は“韓国ノワール”と呼ぶべき社会の裏側や闇を描く作品が増え始めている印象があり、
誰しもが持つ“恋心”をコードとして忍ばせた斬新すぎる韓国ノワール作品。

食事制限と運動を行い、短期間で22kgの減量をしたキム・ヨングァンが演じる謎の人物ユノは
劇中で重要なカギを握る人物。
衝撃的な犯行シーンから過激なシーンまで、彼の役者魂が存分に発揮された。
一度見始めたら、その不気味で強烈な世界観に圧倒されるはず。
（Webより抜粋）

■韓国ドラマ「サムバディ」

この作品を最後まで観た人はどれだけいるのだろう？っと思ってしまったドラマでした。
とにかく、不気味でエロティックでサイコパス的なソムとユノの関係が
理解しがたいドラマでした。

キム・ヨングァンさんとカン・へリムさんの演技にはとにかく驚きです。
これまでに観た「ピノキオ」「番人～もう一度、キミを守る」「僕らのイケメン青果店」
などからは想像もできないキャラクターで、
カン・へリムさんのあどけない表情に何を考えているのか分からない無機質な表情、
キム・ヨングァンさんの今まで観たことが無いような怪演には絶句しました。
巫女役のキム・ヨンジさんがこれまた不気味さを増していましたが、
霊媒師として事件を手助けしていくシーンがとても奇妙で名演技でした。



一般的な考えには及ばないサイコな世界観が気持ち悪くて、
それなのに観てしまう、って感じのドラマでした。

 

■STORY
アスペルガー症候群があり、他人にはあまり興味がなく、
コミュニケーションを図るのが苦手だが、優れた才能を持つソム（カン・へリム）は
少女の頃にその才能を見出され、出会い系アプリ「サムバディ」を開発する。

ある日、この出会い系アプリ「サムバディ」を媒介して殺人事件が起こり、
開発者のソムが真犯人を探し出そうとしたところ、謎の男ソン・ユノが現れる。



ユノは建築デザイナーで、溢れる魅力で誰からも好感を持たれる一方で
実際はねじまがった欲望にまみれ、内心を隠して「サムバディ」の開発者ソムと出会い、
次第に隠していた本当の姿を現わし始め、不可解な事件に巻き込まれていく。

不思議なオーラを持つ巫女モクウォン（キム・ヨンジ）は、
家族のようなソムとサイバー捜査隊警察のギウン（キム・スヨン）の友人として
事件の真犯人を探す手助けをするが・・・。