「六龍が飛ぶ」を観終わりました。

「六龍が飛ぶ」は、久しぶりにハマりにハマったドラマでした。
「六龍」はもちろんのこと、登場人物すべてが良かった。


■南誾（ナム・ウン）
武人政治家
高麗の腐敗政治に嫌気がさし、チョン・ドジョンと共に李成桂派の中心人物として
易姓革命の活動をするようになる。
第一次王子の乱で、チョン・ドジョンと共に李芳遠に殺されてしまう。



ドラマでは、巡軍府の副万戸。
生真面目な性格で、あだ名は石頭のナム。チョン・ドジョンの革命同志。



■イ・シンジョク
成均館の儒学生。チョン・ドジョンが流刑から戻るまで孟子講読会を守ろうと努力する。
ドラマでは李芳遠側に間者として忍び込み、チョン・ドジョン亡き後も「密本（ミルボン）」
として次の機会を狙っている。
ドラマ「根の深い木」でも登場し、ストーリーが続いていくところが面白かった。




ひとり二役を演じた吉太味（キル・テミ）もユニークなキャラクターでした。


最終回では、イ・バンジVS谷山剣法の伝承者　チョク・サグァン、ムヒュルVS吉善味（キル・ソンミ）の対決と
最後までアクションシーンには釘づけでした。
チョン・ヨンギュがチョク・サグァンに殺されてしまったので、ムヒュルはチョク・サグァンと戦わなければならなかったのです。
チョク・サグァンが亡くなるシーンはジンとしました。
ムヒュルは身近な人たちが次々と殺されていくことに耐えられず、李芳遠の側を離れていくのですが、
そのシーンのセリフにもジンとしました。



そして、ドラマ「根の深い木」へ続くシーンがいくつもありました。
イ・ド（後の世宗）の考え方がチョン・ドジョンやプニの言葉と重なり李芳遠は戸惑います。
李芳遠がムヒュルを護衛武士として任命するために会いに行きます。
故郷で暮らすムヒュルが子供たちに自慢話をするシーンは相変わらず面白かったです。

このドラマも何度も繰り返して観てしまいそうです