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四君子と李舜臣(イ・スンシン) 「久家の書」より

2015-07-31 | 韓国史劇・ドラマ・映画
久家の書のストーリーの中に大同契(テドンゲ)の一員である四君子(パク・ムソル&テソ親子、
コンダル先生、コン、春花館の主人、チョン・スリョン(蘭)とともにチェガンチが加わり、
敵を成敗していくところが面白かった。

歴史上で知らないことばかりだったが、ここで史実である大同契(テドンゲ)と
李舜臣(イ・スンシン)の関わりを知った。
四君子とチェ・ガンチはあくまでもノンフィクションで作られた役だったけれど、
史実とノンフクションが絡み合った内容が良かった。

日本では有名な豊臣秀吉による朝鮮侵略が韓国側からみればこうなるのだとも思った。

久家の書はその豊臣秀吉が朝鮮を侵略する前が舞台となっていた。
イ・スンシンはこのような状況の中、朝鮮と民を守るために着々と準備を進めていたのだ。


■大同契(テドンゲ)
壬申倭乱直前の朝鮮で混乱を極めた世に平和をもたらすべく “大同契(テドンゲ)”
という組織を結成する。
そんな折、秀吉の軍が朝鮮半島に上陸。大同契は恐れをなした 官軍に代わって倭軍
と戦うが、王は彼らを反逆軍だとして解散させてしまう。

■四君子
四君子(しくんし)とは、蘭、竹、菊、梅の4種を、草木の中の君子として称えた言葉。
また、それらを全て使った図柄、模様。 本来、君子は徳と学識、礼儀を備えた人を指し、
文人はみな君子になることを目指した。

■李舜臣(イ・スンシン)
文禄・慶長の役において朝鮮水軍を率いて日本軍と戦い活躍したとされる韓国では国民的英雄

文禄の役の前年である1591年に、柳成龍の推薦により全羅左道水軍節度使(略称:全羅左水使)
に大抜擢された。

ドラマでは「新任の全羅左水使」と言っていたので、この辺りから始まっていた。
朝鮮を外敵から守るために「亀甲船」を作ろうとしていたところを豪商である四君子(菊)
のパク・ムソルが資金面で協力していく。

ドラマの中で四君子は、金・情報・武芸でイ・スンシンをバックアップしていくことになっていった。
これに神獣であるチェ・ガンチが加わり、ますますドラマを面白くさせていた。

また、最終回では422年後の韓国で現代に生きるチェ・ガンチがこの四君子から授かったお印を
部屋に飾っていたところがまた興味深かった。

チェ・ガンチは四君子に弟子として認められたのだった。
そして、死に別れたヨウルに出会い、次のドラマを予感させ、続きが観たいなと思った。

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