亢進症な生活

甲状腺機能亢進症(バセドウ病あらため甲状腺ホルモン不応症)と膠原病(SLE&シェーグレン)を併発した働き者。のんびりと♪

ザイザルはスーパージルテックと呼ばれる抗ヒスタミン剤♪

2012-03-08 | お薬のこと一般
そろそろ花粉の季節でしょうか。今年は飛散の量が少ないから大丈夫という人と、去年の量が多かったから発症する人が多いんじゃないかと言う人がいますが、どうなんでしょう。

膠原病の先生から、前回、教えてもらって試したドライアイのための目薬「ジクアス」。今回の外来で、どうだった?と聞かれて、「乾燥しているところに点すと沁みたけどよかったです♪」と報告したら、「評判いいんだよ」というお話でした。
わたしの場合、沁みたのは最初だけでした。激しくないし、長くもなかったです。わたしはサボって目が乾燥して、おそらく角膜が少し傷ついた状態で使ったのも影響があったかも? でも1日6回、点しなさいというのがちょっとめんどうでしょうか。しっとり感の持続がとっても気に入りました。

今回は、アレルギーのお薬、抗ヒスタミン剤を新しいものに。

そもそも、先生の一押しは「クラリチン」でした。1日1錠でいいし、「レディタブ錠」という水なしでも口でとろけるように飲める形もあるからです。
でも、クラリチンの添付文書では1日1錠までと定義されていて、ちょっと効き方が足りない…と言っても飲み足せません。血中濃度を確認したわけではないですが、わたしの場合、甲状腺ホルモン不応症の関係でふつうより代謝も早いんじゃないかと思うところもあって、薬が切れるのも早い気がするのです。
レディタブは、落雁のかけらのように、掴むとくずれるようなやわらかさで、指が振るえたり関節が痛いわたしが扱うのは難しすぎました。

そんなわけで、わたしは、これまで「ジルテック」をお願いしていました。眠くなるけれど、がつんと効いて、腎臓が元気なら一応2錠まで飲むこともできるので。

そのジルテックの後継にあたる「ザイザル」が出てきました。
ジルテックの成分のなかで、眠くなる副作用の原因を除いて、アレルギーを抑える部分のパワーを2倍にしたのがザイザルだという話でした。ザイザルの主成分「レボセチリジン」は、ジルテックの主成分「セチリジン」の半量で、同じ効果があるんだよ!と先生が説明してくれました。だからジルテックは10mg、ザイザルは5mgの錠剤が同じ強さなんだそうです。
商品名が決まる前は「スーパー・ジルテック」なんて呼ばれていたそうです。ザイザルの英語名はXYZAL。アルファベットの最後のXYZを並べて、「最後の最高の薬」という意味を込めてると聞きました。
海外では2001年のドイツでの認可から始まって、100ヶ国近い国で認可されているのですが、日本でも認可され、最近ようやく長期処方できるようになっています。

さっそく試してみましたよ! 確かにちゃんとがつんと効くけど、ジルテックで強く感じていた眠気は感じませんでした。これはかなりいいですね!花粉の季節には喜ばれるんじゃないかしら。
パッケージがちょっと不思議なまるいふくらみになっていて、シートが大きめなので、持ち歩くのには向かないかもしれませんが、1日1回飲めばいいお薬だから、基本的にはおうちにおいておけば問題ないかな。(震災後、心配性のわたしはどこで何があってもいいように3日分くらいの薬はいつも持ち歩いています~。)

ちなみに、薬価は、ザイザル錠が121.9円、ジルテック錠(10mg)が135.8円。少し安くなっています。ジルテックのジェネリック薬(後発薬)タイヨーなら43.8円なので、値段で選ぶお薬ではないですけれど。

使いやすいお薬が手に入るようになるのは、とってもうれしいです♪


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