亢進症な生活

甲状腺機能亢進症(バセドウ病あらため甲状腺ホルモン不応症)と膠原病(SLE&シェーグレン)を併発した働き者。のんびりと♪

甲状腺の検査

2006-04-04 | 甲状腺機能亢進症/バセドウ・不応症
甲状腺の検査をしました。
甲状腺シンチ(シンチグラフティ)といって、ヨード造影剤(放射性医薬品)を使って、甲状腺の大きさ(腫れ具合)を見ることと、通常状態とヨードを投入したあとのヨード摂取率を測定して、比較するものだそうです。

「あなたのために薬を用意して、それは他の人には使えないものだから、遅刻したり、急に来ないというのは貴重な薬をムダにしてしまうから、止めてくださいね。」と念を押されました。
そして、正しくヨードの吸収率を確認するために、前の1週間とか10日とか2週間とか、ヨード抜きの生活をしてください、と言われるんです。

ヨードって、どんなものに含まれるかご存じですか?
主に、海のものに多く含まれます。

・魚貝、海の塩、だし
・海草(かんてん、ところてん、昆布、わかめ)
・内臓系のお肉(レバー、ホルモン)
・ほうれん草
・いちご
・牛乳(容器の消毒にヨードを使用しているため)
・ポカリスエット、十六茶(こぶ出汁が入っているんです!)
・インスタント食品
・赤い着色料

おみそ汁が飲めない、出汁もきかせられない、というのは、日本人には辛い味です。文字通り味気ない2週間を耐え抜きました。つ、つらかったぁ。

芋、食パン、ご飯、肉類、きのこ、卵は、OK。
病院の近くで、ふかし芋を売っていたときは、思わず飛びついてしまいました。

というわけで、オフィスでも、蜂蜜だけ塗った食パン、ブイヨンで味付けしたリゾットや岩塩で味付けしたステーキを食べたりしてました。
「食事制限で・・・」と言っているわりに、周りからはぜんぜんヘルシーに見えないご飯なのでした。

禅寺の精進料理で2週間という方が、ずっとラクだと思う。
試験が終わった途端、おいしい昆布だしのおすましと牡蠣フライを作ったのでした。
ヨードだらけのご飯でした。

post a comment

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。