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防犯ボランティアグループ PRO-ACTIVE SECURITY 活動日記

ストーカー被害者の支援,体験型親子向け防犯セミナー,護身術セミナーなどを開催している長崎県の防犯ボランティアグループです

シュレッダー幼児指切断事故

2006年08月24日 | 子供の防犯


<シュレッダー>「子供を想定せず」アイリスオーヤマ社長

 静岡市の女児(2)が今年3月、業務用シュレッダーで両手の指9本を
切断した事故で、同機を製造・販売した大手生活用品会社「アイリスオー
ヤマ」(仙台市)の大山健太郎社長は23日、記者会見。「2歳の子供が
いる環境(での使用)を想定していなかった。業務用シュレッダーと家庭
用の垣根は低くなっており、深く反省している」と陳謝した。

 事故が起きたシュレッダーは、一度に裁断できる枚数を増やすため、紙
投入口の幅を同社の従来の製品の約4ミリから業界最大クラスの約8ミリ
とした。安全対策は、取扱説明書と紙投入口横の注意事項を記した警告シ
ールで十分と認識していた、という。

 同社は3月13日に女児の親から連絡を受けた後も、同機の出荷を今月9
日まで続けていた。約5カ月以上公表しなかった理由について大山社長は、
「7月に経済産業省から、他社製品で同じような事故が起きたと知らされる
まで、非常にまれなケースと考えていた。また、紙投入口の部品改良と無償
交換用の在庫備蓄に時間を要した」と釈明。「メーカーとして広報に認識の
甘さがあった」と述べた。

 ◇「明確な安全基準業界で作成必要」
 シュレッダーメーカー最大手の「明光商会」(東京都千代田区、藤島暢夫社
長)は、家庭用のものは投入口の幅が最小で3.2ミリ、カッターまでの距離
は47ミリあり、子どもの指が入らない構造。機種によって投入口からカッタ
ーを離したり、安全装置をつけるなどしている。これまでに同社の製品で事故
は起きていない。藤島社長は「業界に明確な安全基準を作るべきだ。最近は中
国製のものが輸入されており、安全をチェックする体制も必要」と話している。

 文具・紙製品大手の「ナカバヤシ」(大阪市中央区)では、0~3歳の幼児
の指に見立てた金属棒(直径5.6ミリ、長さ44ミリ)を紙の投入口に置き
テストしている。これまでに事故の報告もないという。

※上記画像は事故のあったシュレッダーの同型機

ヤフーニュース

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私も自宅と職場で現在、シュレッダーを使用しています。
しかし、自宅には小さな子供がいるので自宅のシュレッダーは使用時
以外はコンセントを抜き、箱に入れて保管するように徹底しています。
シュレッダー使用中に席を外す場合も短時間でも「電源は抜いてから」
移動します。

それはシュレッダー購入当初に夫婦でシュレッダーを実際に使ってみて、
サメの歯のような尖った金属製の刃の部分を実際に触ってみて、その恐ろ
しさを理解できたので、上記のルールが自然発生的に出来上がりました。
面倒ですが「子供を守る」ためには必要な措置だと思います。

当然、この記事のように製造メーカーが事故防止対策として、子供の指が
入らないように投入口の幅を狭くしたり、安全装置を設けたり、歯の部分
を奥に設置したりと色々な対策は取られるべきとは思いますが、親として
の注意義務が足りなかった事も原因としてはあったと思います。

私に言わせてみれば、シュレッダーは刃物と同じです。「そのような危険
な物が自宅内にあるんだ」という意識を親やメーカーが持つだけでも事故が
起こる危険性はかなり削減されます。女児の流水プール事故と同じです。

このようにメーカーの改善と親の意識が合わさる事で、子供の安全な環境は
出来てゆくものだと思います。



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