防犯ボランティアグループ PRO-ACTIVE SECURITY 活動日記

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救出メール、緊迫性なし判断=友人あてで「顔文字」-女性監禁傷害・大阪府警

2006年08月07日 | 子供の防犯


救出メール、緊迫性なし判断=友人あてで「顔文字」-女性監禁傷害・大阪府警 


大阪府茨木市のマンションで、女性会社員(24)が5カ月間監禁された事件で、
女性の両親の捜索願を受けた府警堺東署が、女性が監禁直後に救出を求めたメ
ールが友人あての上、文面に若者が好んで使う「顔文字」が使われていたため、
緊迫性がないと判断していたことが6日、分かった。

ヤフーニュース
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被害女性からの監禁直後の「救出依頼メール」が家族宛てでなく、絵文字が
使ってあれば本当に緊急性がないのでしょうか?

特に「家出人」であれば、親に緊急事態を知らせることに抵抗がある人もいる
でしょうし、そのような場合、当然、家出人は友人や知人、交際者などに緊急
事態を知らせる事は十分有り得ます。

また、絵文字は自分の心理状態などをより性格に相手に伝えるために使われま
す。このような場合は、メールの受信者やメールに絵文字が使われているか
どうかではなく、メールの書かれた状況(本人の状況)をきちんと理解しなければ
危険性の評価は出来ないと思います。

この被害女性の友人の元には「会社や料理教室に行かせてくれない」とのメール
が届いていたようです。既にかなり危険な状態です。この後に外部との連絡遮断
や食事を与えなかったりといった行動がでてきます。このような段階までくると
被害者は自分自身で正常な判断が出来なくなってきます。

それでは、これらの事を子供の防犯に関連した内容に当てはめて考えてみましょ
う。例として、以下のメールを読んでみて下さい。


○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○


ユカちゃん、こんにちは・・・・(*^_^*)

こないだはユカちゃんと一緒に楽しい時間を過ごせて
はっぴーでした。

初めて君と会ったのは、公園の噴水のところでしたね。

君が噴水の中に入り、友達と無邪気に遊ぶ姿に僕は胸が
ドキドキしました。君に何か運命的なものを感じました。

まわりのみんなは反対するかもしれないけど、僕は君が
世界一大好きです。(#^.^#)

今度、もし良かったら、今度の土曜日に海に行きませんか?
素敵な海辺のホテルを予約しました(絶対に水着も忘れずに)。
土曜日の6時半に荷物を持っていつもの公園に来て下さい。

また会えること楽しみにしています。それでは・・・(^_^)/~


○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○


如何でしょうか?
普通のラブメールのように見えますよね?
顔文字も入っていて2人はある程度、親密な関係にあるような
印象を持ちます。

しかし・・・・・、これがもし40歳代の男性から、小学校
2年生の女児に対して送られたメールだったらどうでしょう。

メールの文中に脅迫めいた言葉やわいせつな言葉などはないですが、
「状況」が明らかにおかしい、異常である事がご理解頂けると思います。


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