防犯ボランティアグループ PRO-ACTIVE SECURITY 活動日記

ストーカー被害者の支援,体験型親子向け防犯セミナー,護身術セミナーなどを開催している長崎県の防犯ボランティアグループです

伊藤一長前市長襲撃事件から2年・・・

2009年04月20日 | 子供の防犯



伊藤一長前市長襲撃事件から2年・・・


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本日は「子どもの防犯」とは直接関係がない記事になります
のでご了承下さい。

17日で伊藤一長前市長が銃撃事件から丸2年になりました。
実際、私自身としては当時のテレビニュースの印象があまりに
強すぎて「もうそんなに経つのか」というのが正直な感想です。
昨日、ご遺族の方がマスコミ各社にコメントを公表されました。

私達としてもこの事件以前から、防犯セミナー等の中で銃器
を使用された場合の対処方法などを指導しており、事件以降
もハリウッド俳優や世界的ミュージシャン、世界的に有名な
プロサッカー選手などの警護実績を持つ国内有数のプロボディ
ガードの方を長崎にお招きして、子どもを守る防犯セミナー
を小学校と共同で開催したり、そのボディガードの方を伊藤
前市長事件の襲撃現場付近にご案内して、事件現場の状況を
説明し、未然防止の可能性についてご意見を伺ったり致しま
した。また私自身も何度も現場に赴き、事件当時の移動経路
等の警護シュミレーションも実施致しました。

その後も長崎県内の某市役所に招かれ、市役所の市長室、専用
車両の安全対策についてアドバイスをしたり、市役所の要職者
の方々を対象に防犯セミナーを開催したりも致しました。
現在もその市役所とのつながりは継続しております。

諫早市内では、保育所の所長さん方や先生方を対象に特に銃器
を使用された場合の護身術だけに特化したセミナーも開催致し
ました。当時はルネサンス佐世保での散弾銃乱射事件が発生した
後でもあり、拳銃だけではなく散弾銃を使用された場合の護身術
訓練も実施致しました。

事件以降、2度ほど警備強化されたという長崎市市役所や市長室
近辺を視察させて頂く機会もございましたが、詳細は申せませんが
「形式だけの警備」という印象を持ちました。

17日の夜は伊藤前市長のお亡くなりになられた現場を慰霊のために
訪れさせて頂きました。(丁度、ご遺族と裏手の有料駐車場ですれ違い
ました)18日には出島交流会館での護身術セミナーの後でナガサキ
ピースミュージアムも見学させて頂きました。

私達も県民の一人として決してこの事件を忘れることなく、強く心に
刻みこみ、同様の事件の再発防止のために長崎県の防犯ボランティア
グループとして出来る活動を今後も微力ながら続けて参りたいと思い
ます。


 ※冒頭の画像は、伊藤元市長の事件当時着用されていたジャケット
 です。胸部に2箇所、38口径の弾痕が残されています。

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