防犯ボランティアグループ PRO-ACTIVE SECURITY 活動日記

ストーカー被害者の支援,体験型親子向け防犯セミナー,護身術セミナーなどを開催している長崎県の防犯ボランティアグループです

『子ども110番の家』から『子ども110番の人』へ

2006年06月16日 | 子供の防犯


昨日の長崎新聞からの記事です。

長崎市の『子ども110番の家』の数が合併編入で約2000軒
近くにのぼることがこのほど、市内で開かれた「小学校区子ども
を守るネットワーク」代表者会で報告された。

長崎市の『子ども110番の家』は、1997年にスタート。
子どもたちが不審者に遭遇したり、ケガをした時に逃げ込める
ようになっている。

『子ども110番の家』に参加するには、自宅等が通学路上に
あることや、登下校時に在宅している事が条件。
5月の調査では、不審者に声を掛けられた1年生数人が駆け込
んだという報告や、自宅の鍵を忘れた児童を保護したという報
告があった。

こども未来課の集計では、2005年と06年の全体数から合
併編入した地域分を差し引くと、それぞれ1617軒と165
5軒になり、実質微増。全体では04年が1639軒、05年
が1788軒、06年が1977軒となっている。

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私も地域の『防犯連絡所長』と『子ども110番の家』を
させて頂いております。始めてからもう6年位になりますが
、幸運にも今まで一度も子どもが自宅に逃げ込んで来た事例
はありませんでした。私的意見ですが、このような活動は子
どもが逃げ込むのを待つ受身的な防犯活動と言えると思いま
す。『子ども110番の家』自体が【ハウルの動く城】の様
に足を生やして市内を動き回って、直接子どもを守る訳では
ない、あくまで固定された場所ですから、どうしても形骸化
しやすい危険性があります。

私も最近はずっと自家用車に「防犯パトロール」のマグネッ
トシートを貼り付けて会社への出退勤時にパトロールを実施
しています。自分自身も「防犯パトロール」のシートを車に
付けていると自覚が芽生えますし変な運転も出来ません。
また歩行者や他のドライバーの方々からもよく凝視される事
も多くなりました。単純に車両で回るだけで実質的な効果が
不明ですが、私自身や周囲の方々相互の「意識的な効果」は
あるように感じられます。

これからは『子ども110番の家』も「ただ待つ」だけでな
く、より積極的な活動がなければいけないなぁーと思います。
私が防犯ボランティアを開始したのも、このような「待ちの
活動」に疑問を持ったのがきっかけです。

例えば『子ども110番の家』の人たちが児童の登下校の時
間帯に家から表に出て、挨拶や掃除などの5分間の立哨を行
なうというような活動も負担が少なく、直ぐに出来る活動です。

『子ども110番の家』から『子ども110番の人』へ

私も地域の皆さんとともに『変化』していきたいと思います。




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1 コメント

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Unknown (かな)
2015-05-16 11:04:51
これは、去年の6月の新聞ですか?
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