「本当にバイリンガル?! VOL.39」
高校卒業後、4年間アメリカに滞在していたが、
日本語も英語も達者な「バイリンガル」は、実は、
一人しか知らない。
しかも、百人以上の知り合いがいる日系人の中で...
ここで、あるエピソードを紹介したい。
ロス・エンジェルスの大学にいた頃、ホームステイ先は
日系三世の宅だったが、彼女は日本語を全く知らない。
日本語の一つや二つ話せると多寡をくくっていた私に
とっては驚きであった。
彼女には、二人の兄がいたが、同様であった。
日本を愛す一世・二世たちは、アメリカで生まれた
我が子に英語と日本語の教育を施す。これは、
ごく当たり前のことではなかろうか。
それでは、三人の子どもたちの父母は、彼らに
一切の日本語教育を施さなかったというのだろうか。
答は、否である。
日本語も英語もどっちつかずであった父母が、偏見・
差別を乗り越えてアメリカで生きていくためにはとの
思いで、英語教育一本で育て上げたのである。
(コレは私の推測であるが、正解であろう)
拙(つたな)い英語で三人の子どもと接しなければならない
現実。じくじたる思いで一杯であったことは容易に察しがつくが、
それと同時に、母国語で立派に表現できる言葉の大切さを
人一倍認識してたに違いない。
さて、彼らの子どもらであるが、奇しくも三人揃って
UCLA・UCバークレイの大学院卒である。
しかも奨学生。一人は、医者。
注)アメリカの奨学生は、学校で常にTOPランクを
意味するので、日本のそれとは比較できない程
優秀を意味する。
無論、小生は、奨学金等には、一切、縁がなかった為、
サンタモニカの「スシバー」で週6の17時~24時まで
働く羽目になり、12単位も落としたことは今となっても
苦い思い出である...
「三人寄れば文殊の知恵」改め、一人でも
菩薩様かぁ。
そう言えば、中学受験でも高校受験でもTOP校に
入学していった我が教え子らは、皆、英語を始めたの
は、中学入学とほぼ同時期であった。
※幼児の英会話をやられていたら、ゴメンナサイ。
メリットは、もちろんありますので、機会があれば
ご紹介します。
東武練馬 北町 塾 受験英語 PREP SCHOOL
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