次元☆進め単車中年

グランツーリスモ、ハムスター、バイク、科学などについて書いてます

時間の同時性

2011年10月28日 07時44分50秒 | Weblog
ニュートリノの早さを計ったら、光速超えてましたw
というお題がありますが、
私はアイザックを信用していますので、速度の計算に間違いがあるか、
相対性理論に矛盾しない解釈があると思います。

そもそも、ニュートリノの速度を計ること自体が大変なはずです。
直接目では見えませんし、
スタートした時間の決定方法も、ニュートリノが発生する現象を確認したから、ニュートリノはスタートしたはずだ。
というやり方のようです。
ゴールした時間の決定方法は確認していませんので、取り合えず想定誤差の範囲内にあると考えましょう。

問題はスタートした時間を計った計器と、ゴールした時間を計った計器との差を出すために、両者を同じ基準に合わせないといけません。
仮に両者を直接見る事が出来たとしても、それぞれの計器から出た光が目に届くまでの時間を修正しないと正確な時間は計算出来ません。

日常生活には問題なくても、光速度を計るときは大問題です。

例えば、両者の計器に人工衛星から同時に信号を送れば時間の基準になりそうですが、これも修正が必要です。

光の到達する時間は計測する立場によって同時では無いからです。
カーナビに利用されている人工衛星の電波は時間の誤差を修正しないとカーナビに使えないほどずれてしまうのです。

時間を合わせるだけでもこの状態なのですが、
さらに大変なのは距離の正確さです。
地球は自転してますから動いていますが、動いている速度に差があれば、それに合わせて物体の長さも変わるからです。

更に、重力が強い場所は弱い場所に比べて、時間が遅く進みます。

数百km離れた場所の時間と距離を弾き出すために、誤差を打ち消す為には素人の私には想像出来ないほどの、相対性理論に基づいた綿密な計算をしないといけないはずです。

そして、その相対性原理の基本は光の速度が絶対である。
と言うことです。

そして、光の速度が絶対であるためには、時間や長さは相対的でなければならないとなり、そこから導きだされるのが、質量を持っている物体は光速以下でしか運動出来ない。
と言うことです。

もし、今回の測定結果から相対性理論に問題があるという結論になれば、
相対性理論に基づいて導き出されたこの実験の精度が信用出来ないことになるはずです。

と言うことは、今回のニュートリノ超光速事件の結末は、計算間違いか、相対性理論の解釈の違いにしかならない。
と言うのが、素人の考えですw

検証の結果が楽しみです。
(∩_∩)


☆相対性理論の正しさは確認できます。
相対性理論で計算された時間の誤差を修正しているおかげで、カーナビは正しい位置を表示しているのですから。


☆そう言った意味では今回の実験結果を公表するのは勇気がいったのではないかと思います。


☆今日という時間が皆さんにとって、楽しい物で有ることを祈っています。
(祈りが伝わるのにも時間が必要なのだろうか?)


☆そう言えば、重力が働くのにも重力波が伝わる時間が必要なのですが、知ってました?
コメント
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