次元☆進め単車中年

グランツーリスモ、ハムスター、バイク、科学などについて書いてます

エアコンの仕組み

2009年12月24日 10時17分45秒 | Weblog
皆さんはエアコンがどうして冷房や暖房を出来るのか知ってますか?

説明出来るかやってみたいと思います

まず冷房です

おおざっぱに言うと
夏の室内にたまった熱を外に汲み出しているんです

でも夏は外も暑いですよね
どうややって外にくみ出すんでしょう?

ここが分かりにくいと思いますが
簡単に言うと室内に打ち水するんです

暑いときに外に打ち水すると少し温度が下がりますよね

それをエアコンの中でやっているんです

でも水ではたいして温度は下がらないので
冷媒と言うガスを使います

今までは冷媒ガスの代表はフロンでしたが
オゾン層を破壊するので
現在は代替フロンと言うのが開発されました
(フロンに比べて1.5倍の値段がします)

このガスを液化させて室内機のパイプの中で打ち水みたいにまくと
冷媒ガスが気化熱を空気から奪うので空気の温度が下がります

テレビで時々見る液体窒素が物を凍らせながら
気化していくのとイメージ的には近いです

それからガス化して熱を奪った冷媒は
室外機のコンプレッサー(圧縮機)で圧縮されます

昔物理で習ったと思いますが(私は覚えてませんが)
圧縮されると温度が上昇するので外の気温よりはるかに暑くなります

その熱くなった冷媒ガスが通るパイプに
風を当てて放熱させて冷やすとまた冷媒ガスが液化して
室内の打ち水に行くわけです

上手く説明出来たかな?


これが夏場の冷房の仕組みですが
冬場の暖房はどうやるのでしょう?


冬場は冷媒ガスの流れの方向を夏と逆転させます

圧縮して熱くなったガスは冬は室内機に送られ
室内で放熱して液化します


それを室外機で打ち水して
気化熱を奪って
外の冷たい空気を更に冷やして
また圧縮して高温のガスになります

つまり冬場は外の空気を冷房している訳です


以上
エアコンの作動原理の説明でした
(∩_∩)y-~
コメント
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