夢．．．

生理周期２４日目

本日の基礎体温３６．６１度


採卵の翌日から服用しているドオルトンのおかげもあって

なんちゃって高温期に入り体外受精胚盤胞移植後には

昼夜問わず３７度台まで上がるようになって

無事に高温期に突入したと思っていたのですが

胚移植後３日目にあたる周期２２日目の先週土曜日に

３６．２８度と急激に基礎体温が下がってしまいました　


日頃からあまり体温のあまり高くないあたしですが．．．

高温期にこの体温は、やっぱり低すぎです　


低すぎる体温も気にはなっていましたが

だんな様が７月に転勤するかもしれないこともあったので

久しぶりにだんな様の実家に遊びに行くことにして

土曜日の夕方からだんな様の実家で楽しく過ごし２泊して

今朝は、だんな様を実家から職場に送り出して

あたしは、夕方自宅に戻ってきました　



夢を見たのは、だんな様の実家で過ごした日曜日の朝方．．．

ちょっと薄暗い感じでしたが確かにそこはだんな様の実家だったと思います。


だんな様のお母さんに　「poyonちゃん、電話よ。」　と呼ばれ

「誰から！？」　と問うあたし．．．

「お父さんから。」というお母さんの答えで

すぐに亡くなったあたしの父からの電話だと分かりました。

３年近くも前に亡くなった父からの電話など有り得ないのに

何故かそのときは、何の違和感もなく父からだと思ったのです。

そして電話口に出て．．．

「何！？どうしたと！？」　と問いかけるあたし。


その声は．．．

『赤ちゃんが死んだ』　とはっきりと耳元で聞こえました。


「えッ！？誰の赤ちゃんが死んだと！？」　訳が分からず問い返すあたし。


そこでハッとして目が覚めました．．．

目が覚めてなんとなくあたしのお腹の中の

赤ちゃんの卵ちゃんたちのことだと思ったあたし　


そのときは、冷静に時計で時間を見て５時３０分近くだったし

毎朝６時に検温しているからもうお手洗いに行けるように測ろうと思って

基礎体温を測りましたが昨日に引き続き３６．３３度とかなり低め　　


さっきの夢は、一体何だったんだろうと思いながらも

お手洗いに行って寝室に戻り．．．

横で寝ているだんな様の顔を見た途端にさっきの夢が鮮明によみがえって

思わずだんな様を起こすあたし．．．　　


「お父さんから電話があった．．．　赤ちゃんが死んだって言われた～　」


だんな様にさっき見た夢の話しをしながら泣き出してしまいました　　


急に起こされただんな様も．．．

お父さんから電話があったという言葉であたしの話しを分かってくれて

泣き出したあたしをぎゅうっと抱きしめてくれました。


「まだ、ちゃんと結果が分かった訳じゃないし．．．　泣かんでも大丈夫。

　それがもし、ホントにそうだったとしても気にしなさんな。

　もし、そうだったときは、もうそれは確率の問題だけなんよ。

　そうやろう、確率から言ってもそれはしょうがないことなんよ。
　でも、まだ決まった訳じゃないんやから泣かんでもいいよ　」


だんな様の腕の中でただただ悲しくて泣きじゃくっていたあたしでしたが

ひとしきり泣いてしばらくするとだんだんと気持ちも落ち着いてきて


「もし、ホントにダメでもお父さんがちゃんと見守ってくれようってことよね　」


とやっと言葉にすることが出来ました．．．


「そうやね、それに３人の赤ちゃんのうちの１人がダメやっただけかもしれんし
　ホントにまだはっきり決まった訳やないんやから泣かんでもいいよ　」


あたしは、さっき見たばかりの夢を何度も何度も思い出そうとして

頭の中で夢の中の光景を思い描いていましたが．．．

だんだんとその鮮明だった光景もぼやけていって

耳元ではっきり聞こえた　『赤ちゃんが死んだ』　という声だけが耳に残っていました　


夢の中で受けた電話は、確かに父からのものでしたが．．．

『赤ちゃんが死んだ』　と言ったその声は

その言葉の意味をただ伝えているだけような何の感情の起伏も感じられない

とても穏やかでやさしくて心に響く声でしたが

父の声では、ありませんでした。



初めてあたしのお腹の中で赤ちゃんが育ってくれているかもしれないという大きな期待と

その半面にある今回もダメかもしれないという大きな不安と葛藤が

夢と言う形になって現れただけかもしれません　



でも父が亡くなってからあたしの元に現れたのはコレで２回目．．．

最初は、亡くなってから１年近く経った頃だったでしょうか

父が亡くなったショックもあって少しうつ状態で自分を責めてみたり

感情の起伏も激しくて普通に会話も出来ないような感じになってしまった母に

『なぜ、自分のためにもあたし達のためにももっと前向きに強くいられないのか』

と腹が立ちギクシャクした感じになってしまっていた頃に

夢で父に諭されたのが最初で．．．

声こそ、父のものではありませんでしたが今回が２回目　


ただの夢だったのかホントに父からの知らせだったのか

今もよく分かりません　



でもあたしは、７月１日の妊娠判定が楽しみだったというばかりじゃなくて

あたしもホントは恐かったんだということは、はっきり自覚できました　

　

心配していた朝の基礎体温も今朝は、３６．６１度と低いながらも

３日ぶりに高温期の域に達していましたが．．．

明日からどうなるのかも心配になってしまいます　


あたしがいくら心配していてもどうにも出来ないし

７月１日には、結果をはっきり知ることになるんだから

それまでは、なるべくホントになるべく心配しないで最善を尽くそう

無理せずのんびり構えていよう．．．


少しずつだけどやっとそんな気持ちも芽生えてきました。


今日は、あたしの中の不安を打ち消すためにも

夢のことをあえて記事にしよう．．．

記事にすることで気を楽にしよう　

そう思って気持ちを整理しながらこの記事を書いています。



もう少しの間、結果が分かるそのときまで

あたしたちの卵ちゃんががんばっていることを祈りながら

また穏やかな日々を過ごしたいと思っています　





最後まで付き合ってくださってホントにありがとうございました