ぽよん日和

日々の小さなしあわせ・・・

赤ちゃんに逢えた日 2

2010-03-31 09:20:40 | 2人目妊娠生活
3月18日(水)



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産科病棟の受付に着くと助産師さんが待っていてくれて

すぐに入院予定の個室に案内され破水した時間やだいたいの破水の量の確認と

陣痛の痛みの有無を聞かれたけれど...

この時点では、まだお腹の痛みは全くなくて

助産師さんが用意してくれていた病院のパジャマと産褥ショーツに着替えて

アドバイス通りに産褥ナプキンのLサイズにSサイズを重ね付けして破水に対応。


この時点で用意していたカメラを忘れたことに気付くあたし達 


陣痛がまだなのでとりあえずだんな様と息子は、個室に待機して

あたしだけ診察のために分娩室へ案内されることになった。


個室から分娩室へ向かう短い距離の間に何となくお腹の痛みを感じて

助産師さんにも陣痛が始まったかもしれないことを伝え

その間にも何となく身体が前かがみになって動きが鈍くなる 



分娩室に入ったのが0時5分~10分くらいの間で

まず分娩台に上がって寝た状態で助産師さんの内診を受けた。


産道は、5cmくらいでまだ大丈夫そうだということで

だんな様にもその診察結果が伝えられ...

だんな様は、息子を連れて一旦家に戻り忘れてきたカメラを持参することにした。



あたしは、事前に助産師さんに確認して分娩室に持ち込んだ携帯を片手に

そのままNSTを付けて赤ちゃんの心拍数の確認と

お腹の張りを診てもらうことになり...

その状態で今回のお産の流れと必要な詳細の説明を受けた。


まずは、今回破水から始まっているので赤ちゃんへの感染予防のための点滴を打ち

念のために血液検査と産後も感染予防の抗生剤と子宮収縮と胃のお薬を服用すること。


息子のときは、分娩前に浣腸が待っていたのだが

今回は、その指示がなかったので助産師さんに聞いてみると

最後にお通じがあった時間を聞かれ...

お産時に少しばかり出てしまってもそれも自然なことだから

洗えば大丈夫と笑顔で返されて浣腸がないことに何となくホッとした。


でも最後にお通じがあった時間帯が夕方だったので

多分、大丈夫だろうとも言ってもらえて本当に安心できた。


病院や時期が違えばお産っていろいろと違うものなんだと

まだまだ余裕で関心するあたし 



助産師さんからの説明が一通り終わり...

息子のときのお産のことやもうすっかりその痛みも思い出せないことなど

半ば談笑しながら抗生剤の点滴を打つことになり

お産時には、力が入るので利き腕の右手を避けて左手に点滴をということになったが

日頃から血管が細めで特に左手は、その血管が出にくい 


助産師さんにも一応、その旨は伝えたものの

とりあえず左手で試してみようということになり、左手に針を刺すものの

普通の針よりも細くて長いその針は、やっぱりなかなか左手には入らず

何箇所か場所を変えながら試したもののやっぱりダメで

助産師さんが申し訳なさそうに何度も謝りながら

結局、右手に点滴することになった。


ただ、やっぱり肘の内側だとお産時に邪魔になるだろうということで

右手の親指側の手首の側面に針が入れられることになった。

その右手も針を刺して採血して点滴を打つまでかなり出血してしまったようで

助産師さんが慌てて血液が流れ出た手首や床を拭いてくれていた 


大人になった今では、もう滅多にあることではないけれど...

注射や特に点滴のときには、必ずと言っていいほど

血管が出にくくて何度もやり直さなければならないことが常なので

何度も 『 痛いよね~  ゴメンネ  』 

って申し訳なさそうに謝る助産師さんに

すでに慣れっこ状態のあたしの方が申し訳なくなってしまう 



そうこうしているうちにNSTを付けて30分ほど経った頃

赤ちゃんも元気だし、お腹の張りもまだそう頻繁でもないしということで

一旦、NSTは、外され...

助産師さんも時々、様子を見に来るからということで

何かあればナースコールを押すように言われてあたし1人分娩台に残った。


しばらくしてそろそろだんな様と息子も病院に向かっている頃かもと思って

何となく気になり、だんな様の携帯にコールすると

今もうすでに病院に到着したっていうので

『 分娩室2 』 に入っていることを伝えると

ほどなくして息子を抱いただんな様が分娩室にやってきた。


この時点でもお腹の痛みは、まだそう酷くもなくて

様子を見に来てくれていた助産師さんにも

『 まだ赤ちゃんが下りてきてる感じはない  』

って聞かれてもまだまだな感じであたしにも余裕があったし

最初は、ハイテンションだった息子も深夜に向けてかなりオネムな感じになっていたので

だんな様は、用意されていた入院用の個室で息子を寝かしつけることにした。


だんな様と息子がお産に間に合ったこととカメラが間に合ったことにホッとして

分娩台に1人横になっていると...

何だか急にお腹の痛みが増してきた気がした 


とりあえず楽な姿勢を取ろうと横になってみたのだが

ホントにそれまでそうでもなかったお腹の痛みが急に

これが陣痛だ  っていう感じでガマン出来ない感じになってきた 


赤ちゃんが下りてきてるかも 


急激な痛みの変化に直感的にそう思えたので

急いでナースコールを押そうとしたが...

楽な姿勢を取ろうと横になった方向がナースコールとは、反対側で

時折、急激に激しくなる陣痛の合間を縫って

1人痛みにもだえながらやっとのことでナースコールを押すことが出来た 


駆けつけた助産師さんに 『 よく分からないけど赤ちゃんが下りてきてるかもしれない 』

と伝え、早速内診してもらうとやっぱり赤ちゃんが少し下りてきていた。


だんな様と息子が個室に戻って来ていることを伝えると

助産師さんが2人を呼びに行き...

すでに寝そうだった息子とだんな様も慌てて分娩室へ駆けつけてくれた。



さぁ、これで赤ちゃんを迎える準備は、万端 

お兄ちゃんもちゃんと起きているし、家族みんなで出迎えるから

もういつでも産まれて来て良いよ 



息子のお産のときの痛みなどもうすっかり忘れていたあたしは

こんなに痛かったっけ  と何度も思いながらも

これから始まるお腹の赤ちゃんのがんばりを少しでも楽にしてあげられるように

なるべくリラックスしてお産に臨もうと気持ちだけは、そう思っていた。





つづく... 



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