巻頭写真 : 『Cérémonie du Passage J.O. Tokyo à Paris à Jardin du Trocadéro』
開催が大いに疑問視された『東京五輪2020』の閉幕式が行われた8月8日
同時進行で
パリ「トロカデロの庭園」での受け渡しセレモニーが行われた
設営準備中の会場
パリのトロカデロ広場に立つ「シャイヨー宮」のセーヌ河側
一段低くなる斜面にある大噴水の池に蓋をして
中央特設ステージとそれにつながるキャットウォーク
中央ステージ背後と左右にオーロラヴィジョン3機
水の噴霧器を兼ねた巨大スピーカー10機ほど
などをしつらえて
東京での閉会式の開始直前に
Photo by Ⓒleprogres.fr
背後のエッフェル塔の上部から
旗として世界最大の「パリ五輪旗」をたなびかせるはzyだったが
当日の今日はか座があり急遽中断
テレビ画面には咲く術のリハーサル時の映像が流された
『Drapeau des Jeux Orimpiques de Paris 2024』
フランス語で「町」は「Ville ヴィル」と言い女性名詞
パリを思わせる女性の顔と五輪の炎と両方をイメージさせる
「パリ五輪2024の旗」
東京で五輪旗がパリ市長「アニー・イダルゴ」に手渡されるとき
「東京2020➡️パリ2024』の表示が現れ
『パリ2024』に変わると
パリ五輪組織委会長『トニー・エスタンゲ』
男子カヌー・スラローム選手
2000年シドニー
04年アテネ
12年ロンドンで金メダル
それに居並ぶ
『フィリップ・カンデローロ』
男子フィギュア・スケート選手
1994年リラハンメル
98年長野で銅メダル
『マリー・ジョー・ペレック』
女子陸上選手
1992年バルセロナで400m金
96年アトランタで200mと400mとで金
『ローラ・フェッセル・クロピク』
現スポーツ大臣
女子フェンシング
金3+銀1+銅2
『アラン・クリア』
男子フィギュア・スケート選手
1964年インスブルックで銀
などの組織委関係者が居並び
まだ東京にいるフランス人メダリストたちに
テレビがインタヴューしている映像がリアルタイムで流れる
すでに帰仏した東京2020のメダリストたちが
中央のキャット・ウォークを通って
ステージへ
100mほどのキャット・ウォークを
進んだり振り向いたり立ち止まったり大変な騒ぎでステージを目指す
柔道男女複合団体で金メダルを獲得した
男子100kg超級のリネカーが通る時は熱気が最高潮に盛り上がった
さすがは
日本以上の柔道人口を誇る柔道大国フランスだけのことはある
東京での閉会式が終わった後
ステージのメダリストたちが姿を消した後は
ジャズロックのバンドのコンサートで熱気は去らない
会場の全体的な風景はこんな感じに成る
一番高い位置の「シャイヨー宮」のテラスに行ければ
会場の中央ステージを正面にみおろせる
しかし
混乱を避けるために警察が見張っていて
テラスには入れない
「シャイヨー宮」の横からすり抜けて下って行くことになる
実は会場自体は茅のゴザ様のもので塀を作ってあり
自由に出入りできなくしてあるのです
ここは元来
東京五輪期間中オーロラヴィジョンで(フランスの)テレビ中継を
大勢で楽しもうと作られた会場
そして
入場するには「ワクチン接種証明書(日本でいうワクチンパスポート)」と
証明書の本人かどうかを確認する身分証明書を提示する必要がある
枠外から入り口ゲートを見る
ゲートは二箇所
これは接種証明書の確認を済ませてくる人たち
1番ゲートです
今はロックジャズのコンサート中
スクリーンは正面ステージ背後とその左右に離れて計3基
すごい人ですが
全員予防注射を2回接種済みの人たちだけなのです
テレビのクルーは
朝から中継をやっている
巨大なスピーカー・システムを収めた櫓は水の噴霧器にもなっていた
例の「キャット・ウォーク」はこれ
歌っていたヴォーカリストが「ウォーク」に出てきているらしい
キャップをかぶった白いブルゾンの髭のお兄さんがヴォーカル
実はこのバンド『Woodkid』という結構有名なジャズロックのグループで
スクリーンにグループのロゴだ映し出された
ヴォーカリスト
中心から外れると
「パリ2024五輪旗」と一緒にこんなポーズで写真撮ってる人もいたり
一番背後の「五輪マーク記念碑」で写真撮る人も多い
噴霧器は4〜5分くらい働くと同じくらいの時間休憩します
一人のおじさんが各国の小旗を配ってました
日の丸はなかった(笑)
もう「パリ2024」ですからね
フランスの「トリコロール」もらいました
テレビのクレーン・カメラのポールと
エッフェル塔と
トリコロールを
三本並べてスリーショット
会場を出てセーヌ河から振り返ってみる
ちょうど観光客を乗せた赤いテュフテュフが走ってきました
会場を背に橋を渡ると
コンサートの大音響に誘われて多くの人たちがこちらに向かってくる
会場の方向を河越しにもう一度振り返る
橋の上は人が数珠つなぎで向こうに歩いているのが見えました
3年後のパリではコロナは収まっているのでしょうか
個人的には
東京は中止するべきだったと今でも信じて疑いません
選手たちの活躍は喜ばしいことですし
開催されるかどうか不安だった世界中の選手たちが
大変な状況下で強引にでも開催してもらえて
自分たちの人生をかけた努力の結果を示せたことの嬉しさも理系できます
各国選手たちの「ありがとう」の声は率直に「よかったね」と思います
でも
開催するべきではなかった
次回からは『コルシカ島』の探訪に戻ります
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