伊勢志摩つれづれ

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伊勢宮川堤の人柱

2019-04-04 07:00:01 | 写真と観光.・伊勢志摩の風景
宮川は 大台山系を源とする 100㎞ほどの川
大雨が降ると 荒れる川で たびたび決壊していた

寛永十年(1633) 大雨のたびに洪水となる惨状をみて
人柱でも入れない限り堤防は完全にならないだろうという
人の話を聞いた山田の松井孫右衛門は
自らすすんで人柱になることを決意
身を清め 神仏に祈って 仏具の鐘を携えて入棺
棺内より堤上まで竹筒を通し 食物などを入れて
代わる代わる通夜をしたが 
ついに 三日目には聞こえなくなった


寛永十年八月二十五日 人々はそこに供養の石像を安置した
今年386年の命日です



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