伊勢志摩つれづれ

伊勢志摩の今を楽しんで頂けます
郷里を離れた方に 今の故郷を 
また 伊勢志摩の旅行の前に ご覧ください

栄通・浜郷神社(伊勢市通町)例祭

2014-02-25 09:00:25 | 写真と観光.・伊勢志摩の風景
栄通神社の祭典では 伊勢3座の1つ
能楽勝田流の舞が神社で奉納がされた

この能楽の歴史は古く 室町時代に
能楽師 刈田太夫が始めたもので
勝田家が北畠氏の保護を受けていたが
織田信長に滅ぼされ 戦国時代(約450年余り前)
勝田太夫と云う能楽師一行が通町へ
移り住んだことから始まっている

神殿から翁面が渡され 一礼し
舞い方に 翁面を着ける


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翁舞奉納(栄通・浜郷神社)

2014-02-25 08:59:34 | 写真と観光.・伊勢志摩の風景
翁舞は 翁禊といわれ 勝田が刈田であったころから
家元の秘事され 日の子の刻(午前零時)
神社の井戸で 唯1人一糸纏わず 裸で水をかぶり
心身を清め 人目を避け 護国豊穣民安泰を祈願した
これは 今も受けつがれ 禊翁は720回余りとなる

この禊翁は 家元の八田英巳氏の舞とされているが
高齢となり 耐え難くなったので 
実弟の八田 勇氏が 後継者となり
今回 舞を行った


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通り能公演・仕舞(通町公民館)

2014-02-25 08:56:47 | 写真と観光.・伊勢志摩の風景
今回は 諸般の事情で 能楽は行われなかったが
来年は 安濃猩々が計画され 
新後継者の下で 一番打ちたいとのことだった
今年は 各曲の見せどころを 地謡で舞が行われた

(上) 網の段 家の貧困を救う為 身を売った子を探し求める母
再会を果たす物語

(中) 猩々 高風という親孝行な酒売りがいた
市が立つごとに酒を買って飲む客がいるが
その客は いくら飲んでも顔色が変わらず
不審に思って名を尋ねると
潯陽の海中に住む猩々だと名乗る
 
(下) 船弁慶 平家追討に功績をあげた源義経でしたが
頼朝に疑惑を持たれた 追われの身となる
出発をためらう義経 強引に舟を出す弁慶
すると 船が海上に出るや否や 突然暴風に見舞われ
波の上に 壇ノ浦で滅亡した平家一門の亡霊が姿を現わす


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