あんにょん☆Diary

2009年11月生まれの長男の育児や、ソーイング、韓国、Sing-Oさんなど私「ぷぅ」の日常をつづった日記です。

予防接種

2010-06-01 13:57:22 | 育児
今日はポリオの予防接種を受けに行ってきました。
混むだろうなと思って、30分前に出発。

駐車場も混むだろうと思い、徒歩5分だし、お天気もいいし抱っこ紐で抱っこしていくことに。
13時半からって書いてあったのに駐車場はいっぱい。よかった、歩いていってとおもいつつ会場に入ると、
もう結構並んでるし、終わった人もちらほら。
あれ??何時からやってるんだ??
とりあえず、並んで、受付して診察。
聴診器されるとうちの息子は号泣
いつから、病院にいくと、聴診器当てられると泣くようになりました。
きっと、いつも聴診器の後に注射されるのをどうやら覚えた様子。
これも成長ね

今朝、歯で舌をかんだのか、血が出ていたのでポリオ飲んでもいいのか確認。
のどの奥のほうに入れるから大丈夫でしょうとのこと。
あっという間に接種は自体は終了。
並ぶのが長かったな・・・。といっても会場にいたのは30分足らず。
ひとまずさっと終わってよかった

3ヶ月になってから予防接種が始まりましたが、
親になってみて初めて子供がいないときには知らなかったいろんなことがわかりました。

まず、日本は先進国にもかかわらず、予防接種が世界の他国にくらべてすごく遅れてるんです。
去年からやっと始まったHibワクチン。
これも今は任意接種なので、自己負担がかなりかかります。
うちは1回7000円。
全4回打たなくてはいけないから、28000円なり。
そして今年2月から始まった小児肺炎球菌。
これも任意接種のため、自己負担。うちは1回10000円。
これも全4回うつので、40000円なり。

日本以外の国ではほとんどの国で定期接種になっていて、
みんなが当たり前に打てるワクチンなのに、
日本はどうしてこんなに対応が遅いのでしょう?

細菌性髄膜炎とは、細菌が脳に感染する重症の感染症で、
わが国では、年間約千人の子どもが罹かり、約5%の方が亡くなり
約25%に重い後遺症が残ってしまう病気です。
それを引き起こす主な菌が、インフルエンザ菌のb型菌と肺炎球菌などです。
このうち、インフルエンザ菌のb型菌は、その頭文字を取ってHib=ヒブと呼ばれます。
子どもの細菌性髄膜炎の原因菌は約6割がヒブです。
ヒブが起こす病気は進行が早く、早期診断が難しく、とても怖い病気だそうです。
ワクチンで完全に予防ができるんです。
うちの子はかからないから大丈夫なんて確信ないですよね。
それならみんなが打ったほうがいい!!

以前特集が放送されてから、問い合わせが多くなり、
ワクチンの供給もたりなくて、数ヶ月まちの状態がつづいています。
そろそろ供給が安定してきて希望者が接種できるようになるともききました。
うちは運よく生後1ヶ月で予約して1年待ちだといわれたんですけど
3ヶ月の頃からうつことができました。
ちょうど、小児肺炎球菌もうてるようになったため、両方とも接種しています。


私が出産した産婦人科では小児科の先生の講和があり、
予防接種についてどれは受けたほうがいいとか病気の怖さ、
うける順番などを教えていただきました。
そこではじめていろいろと知ったのです。
日本が予防接種に関しては遅れていることも知りました。
フィリピンとかでもヒブは定期接種に入ってるんです。
病気の怖さを知らずに受けてないお子さんもたくさんいるはず。

ポリオも日本は生ワクチン。
他の国は安全な不活性化ワクチンを使っている・・・。
ヒブも、導入にかなりの時間がかかったみたいですが、日本はホントお役所仕事すぎますね。

しかし、子育て家計にとって両方接種で約7万円とはかなりの出費です。
うちも接種をどうするか悩みましたが、言い方は悪いですが、うちは安全をお金で買うことにしました。
後から後悔はしたくない。
子供にできるかぎりのことはしてあげたい。

今日から始まった子供手当て。
子育て支援というならばもっと国が使い道を考えたほうがいい。
私は予防接種をみんなが無料で受けれるようにそのお金にあてたらいいと思います。
後は給食費の未納問題もありますよね、給食費にあてて、給食を無料にするとか。

親になって始めてわかったことはまだまだたくさんあります。
もっともっと多くの人に知ってほしいです。