ぽんしゅう座

優柔不断が理想の無主義主義。遊び相手は映画だけ

■枯れ葉(2023)

2024年01月04日 | ■銀幕酔談・感想篇「今宵もほろ酔い」

解雇、怪我、紛失。身から出た錆か男の不運が続く。解雇、倒産、アル中嫌い。立ち直れそうでいて女の不運も続く。そんな二人の不器用な「出会い」もまた奇跡のように続く。富や金銭で愛は買えないが境遇は自然発生的に愛を育むのだ。アキ・カウリスマキのささやかで上品なプロレタリア映画。

(12月27日/新宿シネマカリテ)

★★★★


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ■2023年、私の好きな映画10本... | トップ | ■ ミカエル (1924) »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

■銀幕酔談・感想篇「今宵もほろ酔い」」カテゴリの最新記事