ぽんしゅう座

優柔不断が理想の無主義主義。遊び相手は映画だけ

■ ゆれる人魚 (2015)

2018年02月28日 | ■銀幕酔談・感想篇「今宵もほろ酔い」
ナイトクラブの絢爛だが薄っぺらい虚飾性と、人魚姉妹の生々しい肢体造形が“見世物小屋”的好奇心をそそり、ミュージカルとしても、ホラーとしても、ファンタジーとして舌足らずなのに最後まで飽きさせない。おおよそ洗練にはほど遠いが、あか抜けない猥雑さに捨てがたい魅力がある。

(2月23日/シネマカリテ)

★★★

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ■ ロープ/戦場の生命線 (2015) | トップ | ■ 犬猿 (2017) »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

■銀幕酔談・感想篇「今宵もほろ酔い」」カテゴリの最新記事