ぽんちょ君のお気楽日記

日々の日常をだらだら、のほほんと、更新したいと思いまするぅぅぅ。

姑獲鳥の夏

2006年06月17日 20時37分06秒 | Weblog
のちのち

京極夏彦先生の『姑獲鳥の夏』を再度読了いたしました。

京極先生の本を読む度に思うのは、
自分の気持ちをどのように相手に伝えるのか。
その手段や方法を間違えると
こんな悲しくも、切ないことになってしまうんだなって。

長い付き合いだからわかってくれるだろうとか。
言葉にしなくても、キットきづいてくれるだろうとか。
自分の常識=万人の常識

そんな風に考えてしまうって
ちょっと危ないななんて思うのでした。

私の目が認識しているものと。
他の人の目が認識しているものが
同じものかどうか。

それを確認する手段は言葉でしかなくて。
本当に同じものを見ているかどうかさえ
あやふやであり。

伝え合う手段は『言葉』だけなんだなって。

同じ日本語でも
その言葉の意味を共通に認識していないと
会話って成り立たないんだなって。

どんなに中のよい人でも。
たとえ家族でも
分かってもらおう何て思うのは
こちらの傲慢?怠慢な事なのかもしれない。

自分の気持ちを伝えるには
何にも飾らない素直な言葉が大切なのかな?
なんて、読むたびに思うのでした。

『姑獲鳥の夏』

読めば読むほどいろいろと気づかされる点が多いです。

す~は~。

滅茶苦茶の感動を有難う<(_ _)>

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