PONの☆観戦日記☆

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岡田監督講演会に行ってきました!(長文・・(^_^;))

2010-01-13 | オリックス・バファローズ
今日は大阪商工会議所主催 大商プロフェッショナルセミナー
オリックス・バファローズ 岡田彰布監督講演会に行ってきました



テーマは「育てながら勝つ!」~若手を延ばす育成法と勝機を掴む決断力~です
インタビュアーは岡田監督と親交のある読売テレビアナウンサーの小澤アナウンサーです

行くかどうしようか最初迷ったのですが、「育成法」というキーワードに仕事に使えそうなネタを拾うべく、一人で参加しました


開始15分前ぐらいに到着席は自由席でしたが、一番前に空いてる席を発見
岡田監督の眼の前の席に陣取りました

受講者は150名ぐらいでしょうか?
大商主催ということもあり、スーツ姿の男性(新聞によると、会長、社長・部長クラスが多かったとのこと)がほとんどで、
女性やラフな格好をした方は数名でした(私ももちろんスーツで参加

いつもの野球イベントとは全く違う雰囲気です



内容は、「育成」がキーワードだったこともあり、指揮官・指導者としての今までの経験談を主にお話いただきました

その中から印象に残った話をいくつかご紹介
(頑張ってメモりましたよ~ 長文ですがお許しを


★★★★

「若い選手(2軍)には、まず技術から教える!こんなことができるから1軍選手であるとか、目標(興味)を持たせることが大事」
「勝つことを知ると3、4の実力の選手でも、6、7の力を出せる」

現ヤクルトの萩原投手のオリックス野手時代だった頃のエピソードや、上園選手を最初に勝てそうな試合で登板させたことを交えながら紹介。
(若手をローテの谷間で相手のエースにぶつけようとする首脳陣がいるがそれは自信を喪失させるだけとのこと)

★★★★

「グラウンドでは選手に声はかけない。選手はすごく敏感。贔屓しているとか好かれているとかいう感情は和を乱す元になる。(ただどっかから見ているぞということはわかるようにしている)」

確かに、練習中の岡田監督は、じっと見てるけど声はかけてるのはほとんど見たことない
某監督は練習見ずにキャッチボールしたり、ある選手だけずっと指導してたような・・確かにやる気なくすかも

★★★★

「組織の中には、反発してくる人間(コーチとか)も必要。意見を言い合えないと話し合いにならない。YESマンは×。生え抜きばかりのコーチ陣も×。」
「意見を言われて腹立たしいこともある。即答できることもある。でも明日まで考える。と言って翌日伝えるようにしている。(考えるふりも大事。そうでないと何を言っても無駄と思われる)」

一般企業にも通じることですよねちなみにミーティングは、勝ち試合後にするとのこと。その方が相手も聴く姿勢ができるそうです。
(負け試合で自分もわかってるミスを、指摘されるのは誰でもイヤなものあら探しは勝ち試合でなるほど

★★★★

「指導者はキツイことを言いながらも、信頼されるようにならないと。チームが勝つために何をすべきかを真剣に考えやっている人間は認められるようになる。」

やっているように見せかけるパフォーマンスはすぐばれるとのことで、ある練習嫌いの選手のエピソードがあったのですがその選手(現役ではありません)は、夜バッティング練習をしているように見せかけるため、バッティングマシンを動かし、あたかも打ったようにボールをばらまいていたとのことそりゃ信頼されません・・

★★★★

そしてジーンときたエピソードはオリックスの2軍助監督(コーチ?)時代のこと・・

当時オリックスの2軍には、地方から出てきたバットの握り方から教えないといけないような選手がたくさんいて、その中の2人の選手の話。
(確か北海道と新潟だったかな?どちらもその高校(地域)初のプロ野球選手で地方の期待は高いけど実際には1軍にあがることもない選手だった。)

その選手達にはできないとわかっていても、辞めた後で地方に帰った後、地域の子供達に教えることができるように、1軍のすごい技術を教えるようにしていたそうです
また、センターを守る選手にカメラを持たせ、バックスクリーンの自分の名前を撮影させ、その写真と手紙を実家の両親に送るように言われたそうです。(その試合では3番4番に入れたとか?)
送られた両親はすごく喜び、お礼の手紙を送ってこられたそうで、監督もすごく嬉しかったそうです

普段からは想像できないですが、岡田監督の人情というか優しさを感じるエピソードでした

★★★★

講演の終盤には質問コーナーがあり、皆さんあまり手を挙げないようだったので思い切って「はいっ」と手を挙げて質問しました

ここまでの話でほんと選手のことをよく観てるな~と思ったので「観察する際のポイント」を聴いてみたところ・・

「基本的に、人が何を考えているのかが好きなので、例えば打てなかった翌日、どんなことを考えながら練習しているのかとか、あっここを修正しようと思ったんやなとか、選手の心の動きを想像しながら練習風景を観ている。(自分が考えていたことと)選手の考えが同じだったらすごく嬉しいし、選手も(同じ思いを監督が共有してくれてることで)、嬉しいと思ってくれるようだ・・・」といったことを丁寧に答えていただきました


著書の「オリの中の虎」で紹介されていたこともありましたが、ここでは書けないような、興味深いエピソードもいろいろ聴くことができ、
あっという間の1時間30分で楽しかったです
(岡田監督ってこんなに話すの好きな方だったのねって感じです。小澤アナウンサーはほとんど話してないかも

終了後は監督のサイン入りグローブなどのサイン入りグッズを20数名とオリックスグッズが50名に当たる抽選会があったのですが、
今回も見事はずれました(参加者の半分が当たるのに・・あ~今年もくじ運なさそうです



-------

終わった後、岡田監督と親交のある、甲子園口の居酒屋KENPEIのマスターに連絡したら、
「これから、監督来るで。」とのこと
迷ったのですが、ストーカーに思われそうなのとダーリンのお迎えに行かなきゃいけなかったので止めておきました

あ~行けばいろいろ話聞けたかな・・もったいないことしたかも
まっまた機会はあるでしょう
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