ネコと王様と私。

3匹のネコ(♀)と王様(夫)と暮らす私の、たわいない日常の話。

あまロス、どっかいっちゃった。

2013年10月02日 | 日記
昨日より今日、今日より明日、だんだんと気持ちが落ち着いていく。

少しずつ、ゆっくりでいいから、悲しみが薄れていく。

昨日、ブログを書いていた時は、そう思っていたのだけれど。

現実は簡単にはいかないもので。

夜、寝室の灯りを消して眠りにつこうとしたけれど、ダメだった。

あの日、静かな暗闇の中、聞こえてきたモモの鳴き声。

苦しんでいるはずだけど、叫んでいるというよりは、少し甘えたような、でも、それはとても大きくて、今までに聞いたことも無くて。

苦しいの?助けてと言っているの?私たちを呼んでいるの?何て言いたいの?何てないているの?

私たちにわかるわけもなくて、いまだにわからなくて、わかる人がいるなら、教えて欲しいけれど、多分、それは永遠に無理な話で。

側にいきたかったけれど、近づくと嫌がってよけいになくし、何をどうすることもできなくて、部屋を暗くして、落ち着かせることしかできなかった。

ギュッと抱きしめていられたら、どんなにか楽だっただろう。

声が聞こえている間は、かわいそうで辛くて苦しくてたまらなくて、なきやんで静かになると、ホッとする反面、もしかしたら…という不安で心配でしかたなくて、また声が聞こえ始めると、一瞬は安心して、でも何もできない自分がたまらなくなって、最期の時が来るまで、何時間もその繰り返しだった。

あんなに長い間、モモの声を聞いたのは、最初で最後のこと。

前の日は、悲しかったけれど、疲れていたせいか、そんなことをあまり考えることも無く、浅い眠りではあるけれど、それでも眠ることができた。

それなのに、昨日の夜は、暗く静かな寝室で、まるでタイムマシンで戻ったみたいに、あの夜のことが鮮明によみがえって、今にもモモの声が聞こえてきそうで、暗闇と静けさが怖いというか不安というか、なんともいえない感情が、胸の奥から沸き上がってきて、結局、一睡もできなかった。

朝になり、さすがに眠くはなったけれど、悲しみは昨日よりも増した感ような気がする。

昨日の朝よりもたくさん涙が溢れてしまって、王様も、相変わらずあまり眠れなかったようで、また朝から二人とも泣いてしまった。

だって、まだ2日だもんね。

なんだかもう、1週間か10日くらい、体感としては、たっているような気がしているけれど。

今なら明るいから、静かでも眠ることができるかな。

私は働いていないから、いつでも好きな時に寝ることができるけど、王様は仕事があるから、心配だな…。

「モモは私たちが具合が悪くなることを望んではいないよね!モモに心配させたらいけないよね!だから、無理しないように、頑張って乗り越えようね!」

二人で何度もそう繰り返しては、泣いて、だけど、一人じゃないから、きっといつか、この悲しみが和らぐ時がやってくるはず。

眠れなかったりするのが続くと、だんだんと焦りが出てきてしまって、よけいに苦しいから、「ゆっくりでいいんだ」って、自分に言い聞かせて。

少し眠ることができたら、また気分も軽くなるはず。

まだ2日、だけど、もう2日。
焦らず頑張ろう。
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