さて、このシリーズ(苦笑)も、3回目ですが、鍋、シチューときて、今回は「おでん」。最終回です。
実は、この「おでん」が、鍋やシチューに比べ、一番時間がかかるんですよねぇ・・・。
なんたって、下ごしらえが多い!大根、こんにゃく、厚揚げ、巾着、切るだけじゃないっすからね!
おでんを作るときは、まず、その日がご飯を炊く日か、炊かない日かが、重要な問題となってきます。
そう。大根を米のとぎ汁でゆでるからです。残りご飯があるということは、とぎ汁が無いということ。
なので、どうしてもご飯がたくさんあまっている場合、お米を少し入れたりして、大根のした茹でをします。
なぜ?という質問は受け付けません。だって、もう理由なんか忘れちまったから(わーっはっはっ)←556?
たしか、味が染み込みやすいとか、そんなんだったかな?とにかく、そうしたほうが、良いんです。たしか。
そんなことにはこだわる私ですが、大根の面取りをしたり、隠し包丁を入れたりなんてことはしません。(威張るな)
ピーラーで皮を向いて、適当な大きさに切るだけです。そんなに型崩れとかしないし、したとしても食えますし。
そして、こんにゃく。最近は、おでん用のこんにゃくも売っているので、それを使うこともありますが、普通のを
買った場合、まず、長方形のこんにゃくを半分に切ります。そして、それをさらに半分に切ります。たいていは
三角に切りますが、たまに四角に切ったりもします。そのときの気分しだいです。それに、裏表、そして真ん中に
切り目を入れます。飾り切りとかじゃなく、ざくっと思いっきり包丁をぶっさす感じで(苦笑)。それから茹でます。
厚揚げも、三角か四角かに切って、茹でます。お湯でサッと・・・では、私の気がすまないので、茹でるんです。
この時点で、ザルと鍋を何度使うか。でも、まだ鍋が要ります。そう!卵を茹でるから!味の染み込みにくい、
こんにゃく、大根、卵だけは、とにくか時間がかかるから、初めに用意しなければならないのです。厚揚げより
卵が先なのに、なぜかいつも卵を忘れてしまう私です。ブログを書いていても、忘れていたとは・・・。許せ、卵。
あ、あと、最近は、骨付きの鶏肉を入れるようになりました。なんとなく、出汁が出ておいしそうだと思ったから。
鶏肉も、なんかアクが出そうなんで、茹でてみます。茹でると、出汁までなくなりそうですが、なんとなく茹でます。
とりあえず、下ごしらえが済んだら、あとは出汁の中に入れて、煮込むだけです。ただし、沸騰させてはいかん
のです。沸騰させると、おでんのおつゆがにごってしまうのです。いつだったか、はなまるでやってて、驚きました。
私は、いつも、ぐつぐつと煮立てていたので、いつもおつゆは白濁していて、なんとなくドロドロって感じでした。
なので、透明なおつゆのおでんが作りたくて、沸騰させないように、やってみるのですが、IHでの火加減がちょっと
難しく、一番小さな温度に設定しても、沸騰してしまったり・・・。しかも、はっきりいって、なかなか味が染み込まず、
時間がものすごくかかるようになってしまい、もうおつゆなんか、どうでもいいや!っていう気分になりつつあります。
そんなこんなで、大根やこんにゃくなどを煮込んで、最後に練り物系です。王様はごぼう天が好きなので、それを
多めに(ちなみに私はひら天派)いれます。山口県で練り物といえば、おでんの具といえば、「やっぱぁ~藤光やの」
ということになりますね。(今回、違うメーカーのしか売ってなかったので、しかたなくそれを使ったら、イマイチでした)
で、とどめにもち巾着です。もちろん、茹でます(しつこい^^;)。これも、メーカーによっては、そんなに煮込んでいない
のに、もちが巾着からびろーんと出てきたり、とんでもないヤツがあるので、要注意です。(藤光なら心配無用です)
たまに、肉団子を入れたりしますが、基本的に材料は「大根、卵、こんにゃく、厚揚げ、天ぷら」ってとこですかね。
よく、コンビニに「餃子まき」とか「ウインナーまき」とか、変化球練り物がありますが、うちでは入れません。入れても
三色の団子(練り物)か、がんもどき程度ですかね。関東の「ちくわぶ」なんかは、初めて食べたときは、ちょっと衝撃
でした。アレ、人気あるんですよね?そう聞いたから、食べてみたんですけど、私的には、なんじゃこりゃ~?でした。
そんなこんなで、いつもながら、鍋もシチューもおでんも「売りに行くほど」作ります。昨日の夜からいつまでおでんが
続くのか、それは私と王様の食欲と、私が起きているか、寝ているかで決まります。食べに来ても良いですよ?(苦笑)