政治ウォッチ!

新たな時代の政治を真摯に見つめるブログです。

「外国企業呼び込め 法人税負担軽減へ」 WBSテキスト化

2010-04-23 18:41:24 | 政治

昨日WBSで放送された、近藤洋介経産省政務官インタビューをテキスト化しました。


日本は07年にはアジアの統括拠点として最も魅力を感じる国とされていたが、ここ2年でその座を中国に奪われ、日本は4位となった。


(近藤)

各国は外国企業が新しい研究拠点や本社を置いてもらった場合、法人税などを大幅に減免するということをやっています。ですから、まだこれからですけども、我々も同様の措置が必要ではないかと考えています。これによって、大胆なインセンティブを与えたいです。あまり悠長に考えていられなくて、来年度何らかのものを実施するのが最短のシナリオだろうと思っています。

韓国などは法人税の減免などで優良な外国企業の誘致に力を入れる。経済産業省も今回、日本に新しくアジア本社や研究開発拠点を設置する外国企業に法人税負担の軽減などを検討している。具体的な税率までは明らかになっていないが、入国手続き面などとの特例とあわせ、総合的に日本進出を促す。


・みずほ総合研究所チーフエコノミスト 中島厚志氏の話

対内直接投資の残高のGDP比をとると、日本というのは198カ国中、194位なんですね。日本より下の名前を挙げると、イラク、ネパール、クウェート、キューバとなんです。ですから、日本は先進国の中では断トツに少ないんですね。

ジェトロがやっている調査を見ると、外資系が日本に進出しにくいのかという理由として、一番大きいのが「人材確保が難しい」で、2番目に「ビジネスコストが高い」と出てくるんです。なので、やはり法人税はなんとかしてもらわなくてはと思います。

(小谷)

他の国と比べましても、日本は外国企業への優遇策が全くないですし、法人税率も高いですからね。

(中島)

そうですね。これでは、日本のマーケットが魅力だとしても、なかなか外資系企業が日本でモノを作ったりとはなりにくいですよね。


文科省政策創造エンジン「熟議カケアイ」スタート

2010-04-17 15:11:50 | 政治

http://jukugi.mext.go.jp/

経済産業省が実施した「アイデアボックス」に次いで、文部科学省が教育に関する政策や課題等について、教育者、保護者、識者、教員が議論できるサイトを立ち上げました。

子どもを持つ親と学校・教育関係者しか参加できないようですが、関係する方で教育政策について何か言いたい!という方は参加してみては如何でしょうか。


高速道路新料金について 馬渕澄夫国交副大臣が語る ワイドスクランブル一部テキスト化

2010-04-14 17:33:49 | 政治

12日放送のワイドスクランブルに馬渕澄夫国交副大臣が登場。高速道路新料金についての話を一部テキスト化しました。



(司会)

無料化というのはどうなったんでしょうか?

(馬渕)

本年度については、全路線の18%の部分を無料化する社会実験を行ないます。残りの有料部分については、料金制度を見直す必要があるということから、今回の新たな上限制度をご提示することになりました。
社会実験を行なって、段階的に実施すると申し上げてきました。まず初年度は全路線の18%を無料化いたします。その社会実験の結果を元に段階的に無料化していくということで、そのプロセスをしっかり皆さんに見ていただいて進めていきたいと思っております。

(司会)

前政権が行なった、ETC土日祝日1000円は来年3月に廃止になるわけですよね。これに問題があったということですか?

(馬渕)

皆さんご記憶のように、大渋滞が起こりました。また、ETC限定が不公平だということも言われていました。

私どもとしては、高速道路というのは長距離を短時間で走れる意味があるということで、今回の上限料金というのは混雑や不公平の問題を解決するものとしてご提示させていただきました。

(司会)

実際、どのくらいの方が恩恵を受けるかというと、約8割が上限未満の距離しか利用していなくて(詳細データ不明)、その8割は恩恵を受けないということで、つまり実質値上げの人が多い、負担が増えるのではないかと思うんですが、いかがでしょうか?

(馬渕)

今のETC割引は休日のみですから、渋滞が発生しやすいです。今回は分け隔てなく平準化しているので、渋滞の緩和が充分に見込まれます。料金ということだけではなく、本来の高速道路が持っている機能を充分に享受していただける形になると思っています。

(なかにし礼)

今回の事で分からないのは、実質的に8割の方が損をするという値上げ感、そしてコンクリートから人へといっていたのに、まだ高速道路を建設するということも聞きました。そこはどうでしょうか?

(馬渕)

損をされるのは、ETC休日割引の恩恵を受けていた方で、それ以外の方は対距離でお支払い頂いております。それを平準化することによって、恩恵を被る方が確実にいらっしゃいますし、渋滞緩和のために新たな上限制度は効果的なものと思っております。

それから、高速道路は必要なところはつくるべきだとこれまで申し上げてきました。東京外環道、名古屋二幹については昨年の国幹会議で私達も賛成し決まったものですが、この整備に前政権は新たに税金を投入してやろうとしていました。これは我々は駄目だと申し上げてきたので、利便増進の枠の中でやることを考えました。今後、これら2本以外の高速道路建設はしません。

それ以外については、無料道路として国が直轄としてやります。また、新たな道路整備については、国会で審議し、都道府県の意見も聞いて、更には社会資本整備審議会でしっかりと審議するという3重のスクリーニングを作りましたので、無駄な道路がつくられるということは決してありません。


補足情報:前原大臣発言(高速道路の再検証の結果と新たな上限制の導入を含めた料金制について)


【告知】4月6日19時頃~「民主党Ustream 双方向ライブチャンネル(テスト放送)」

2010-04-05 19:15:04 | 政治

http://www.dpj.or.jp/news/?num=17982

テーマ

マニフェストの検証、日本とアメリカの議会運営の違い、政党の広報戦略や双方向ライブチャンネルの意義(予定)

出演

石井登志郎衆議院議員(アンカーマン)、辻泰弘広報委員長代理、中林美恵子衆議院議員、高橋昭一衆議院議員


ツイッターを使った意見募集も行う予定とのこと。